湊町メディアの住民

ルカとアヴァンは何者?



シロン「そういえばさぁ…ルカさんって、獣人なの?」

ルカ「僕?僕は竜人だよ」

シロン「は!?竜人!?」

クロン「なんで竜人がこんなところでギルド立ち上げてんだよ…」

ルカ「えへへ、僕は元々孤児でね。
 アヴァンの親が僕を拾ってくれて、それから一緒に住んでいたんだ。
 今は家を出て、ここで夢だったギルドを開いているって訳」

クロン「へー、そうなのか」

シロン「んー?なんだか、ここまで来るまでに色々あったっぽい感じがいたしますなぁー?」

クロン「シロン、それはまだ早い」

シロン「おっと、そうだった。
 …じゃあ、アヴァンとも長い付き合いなんだね、幼馴染って言ってたし」

ルカ「うん!いつも周りを引っ張ってくれるリーダーシップのある人でしょ?
 僕は彼の補佐ができたらいいなって、それで付いてきたんだ」

シロン「とか言ってー?
 ホントはアヴァンさんにほの字じゃないんですかー?」

ルカ「なっ!?」

クロン「シロンはしゃぎすぎうるさい」

シロン「ぎゃうっ!?
 だからって殴らなくってもいいじゃないかー!」

ルカ「あは、あはは…」

クロン(…これ、マジみたいだな)

シロン(アヴァンもそんな感じの空気出してたし、これは両想いじゃないかなー?)

ルカ「もー!この話終わり!
 二人とも、お使い行ってきてくれないかな!?」

シロン「えーめんどく──」

クロン「分かった行ってくる」

シロン「クロンさん!?」

クロン「だがもう一つ、聞きたいことがある。
 いいか?」

ルカ「ん?なぁに?」

クロン「アヴァンは、人間か?」

ルカ「…と、いうと?」

クロン「あいつと対峙した時、強さの片鱗、のようなものを見せられたんだが…
 もっと何か、異常な力の片鱗を見た気がするんだ…」

シロン「はっ!そういうことか!
 そうなんだよ!あの火炎斬、結構初歩的な技なのに火力やばすぎでしょ!!
 クロンちゃんがアクアバリアー掛けてくれなかったら、どうなってたことか…」

ルカ「えー、アヴァンはちゃんと手を抜ける人だから、そこまで本気でやってないと思うよ?」

クロン「それは、それ以上の力を持っているということだな?」

ルカ「・・・それを知って、どうしたいの?」

クロン「いや、リーダー様の戦力が知りたかっただけ、他意は無い。
 シロン、行こう」

シロン「はーい!
 …じゃ、お使い行ってきまーす」


と、シロンとクロンはギルドを出てお使いに行く。


ルカ「っ……
 あの子達も、結構強かな子だなぁ…
 アヴァンのこと、うまく誤魔化せたから、いいけど…
 やっと、ここまで立ち直ったんだもの、僕が彼のことを守ってあげなきゃ…」
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