小話

・小さい頃

アキラ「言われたとおり、小さい頃のアルバム送ってもらいましたよ」

ショウタ「わーい!」

ユウキ「お二人が小さい頃のアルバムですか?見たいです!!」

アキラ「おっと思わぬ副産物が…」

ツカサ「全員いる談話室で、それを持ち出すのが悪い」

アキラ「はいはい、私のせいですね」

ショウタ「見せて!見せて!!」

ユウキ「ジーッ…」

アキラ「ツカサさん、この二人引き剥がしてくれませんか、座れません!!」

ツカサ「二人ともーそいつ困ってるから離れてあげてー」

ショウタ「はっ!そうだった!」

ユウキ「あはは、ショウくんの真似してたら怒られちゃった…」


アキラ「これ、兄さんが小学校入学の写真ですね」

ユウキ「このお隣のお子さんがアキラくんですか?」

ツカサ「…お前も小さい頃とかあったんだ」

アキラ「私、人間ですけど?」

ショウタ「かわいいな〜アキラ。
 今も十分かわいいけど」

アキラ「今ものすごく部屋で見せればよかったと後悔している…」

ツカサ「ざまぁ」


・トマト嫌い

ショウタ「カプレーゼ最高!何個でもいける!」

ユウキ「この食堂、イタリア料理も出るんですね」

ショウタ「今は亡き古のレシピ、トマトとチーズをふんだんに使ったインサラータ・カプレーゼ!
 ま、長いからカプレーゼで通るんだけども!
 イタリア料理人が来る時はいつもこれ頼んでるよ!」

ユウキ「食事の必要はないと聞いてますけど、でも食べたくなるなぁ〜」

ショウタ「食べたいなら食べるがいいよ!
 食べるのは精神にもいいしね!」


アキラ「っ……」

ツカサ「…アキラにとって、イタリア料理人の日は地獄?」

アキラ「トマトまじ多い…
 ケチャップとかトマトソースはギリ許容範囲内だけど、まんまトマトまじ多い…」

ツカサ「ミートパスタでも食っとけ。
 つか、お前はトマト苦手なのにショウタは平気なんだね」

アキラ「多分、ショウタは忘れてると思うんですけど…
 トマト嫌いの原因、実はショウタにあるんですよね…」

ツカサ「へー意外。無限に食わされでもした?」

アキラ「…母さんが、トマトを買い置きしてて、それを腐らせたんです。
 それを私がうっかり食べてしまって、エグさでトマトが全般的にだめに…」

ツカサ「それは…ご愁傷さま」

アキラ「でも、あのショウタはそのことをすっかり忘れているでしょうね」
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