第一章:真紅の暴君

・暴君の黒い魔法石
グリム「ふんふん…コレは…みーつけたっ!」


先程からずーっと何かを探していたらしいグリム。
やっとのこさと何かを拾い上げる。


ジュゼ「ん、なにそれ?」

ジェード「えー?…あ、黒い魔法石!
 ちょ、まてそれ食べるな!」

グリム「一度食べたら忘れられないあのお味!いっただきまーす!
 はぐ!はわぁ〜……!こってりとした甘みがありながらほんのりとビターな香ばしさを感じさせるお味!
 この間のやつとは、また違った旨味がある石なんだゾ!」

ジェード「まーた食べたー!」

ジュゼ「食べた?また?……臭い…
 悪臭の発生源はこれか?」

ジェード「悪臭?
 ジュゼちゃん、変な臭いでも感じるの?」

ジュゼ「ん?リドルと対峙してた時に感じなかった?」

ジェード「いえ全く?」

ジュゼ「え?」


リドルと対峙していた時の感覚が、ジェードとズレている?
あの強烈な甘ったるい悪臭を、ここに居た誰もが気づいていない可能性…?


ジュゼ「…ごめん、これ以上は考えをまとめてから話すよ」

ジェード「うん…どうしたんだろ、ジュゼ」



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