プロローグ
・ゴーストハント?
一時的にジュゼと別れ、クロウリーとの事務的な会話の後、おんぼろな寮──さながら、オンボロ寮だ──に入る。
ジェード「ジュゼくんが来る前に掃除しよう…
とりあえず、談話室と廊下と個人部屋…
ふふふ、掃除のしがいがあるなぁ」
と、談話室に入り、物を片付けていると…外で雨音がし始める。
ジェード「ぅ…やだなぁ…
雷とか鳴らないでくれよ…?
って、雨漏りしてるじゃん!どこだよ!
このおれが直々に直してしんぜようじゃないか!」
がたっ…。
ジェード「あ?ねずみか?」
「ふなーっ!!」
ジェード「何だ猫か…
って!?てめぇ、なんでここにいやがる!!」
グリム「それはこっちのセリフなんだゾ!
でもちょうどいいや、雨降ってきてて雨宿りがしたかったからなぁ〜!」
ジェード「くっ、おれとジュゼの愛の巣(予定地)に…
ま、まぁいい…猫くらい入れてやるか…」
グリム「に゙ゃっ!冷たっ!雨漏りしてるんだゾ!
さっさとこれ止めるんだゾ!」
ジェード「うるせぇ黙ってろペットの分際が」
グリム「はぁ!?オレ様はペットじゃないんだゾ!」
ジェード「いーや、ここに住むってことは、お前は今日からおれのペットだ!
ここの家主はおれとジュゼだからな!
…まぁ、学園のモノなのは変わりないと思うけど…
あ、こうしちゃいられない!
雨漏りもそうだけど、ジュゼくん迎える準備しないと!掃除、掃除〜」
と、廊下を出ると、ふと気配に気づいて足が止まる。
グリム「む、どうしたんだゾ?」
ジェード「…この気配…これは…」
ゆらりと冷気を感じる、ひんやりとした空気が廊下を走る。
刹那、ピシャーンッ!!と、音と共に白い浮遊体が現れる。
「みぃ〜た〜なぁ〜?」
グリム「ぎゃー!!おばけー!!」
ジェード「ぎゃー!!かみなりー!!!」
「くくく驚いてるおどろ…え?かみなり?」
ジェード「ムリムリムリムリかみなりやだこわいうぇえええええんジュゼぇえええええ!!!!」
グリム「お、おばけより、雷にビビり散らかしてるんだゾ…」
「…あのー…おれたちは?怖くないのか?」
ジェード「は?幽霊?
おめぇらなんか元の世界で何万体駆除して成仏させたと思ってんだこちとらスペシャリストだぞ!
消えたくないなら失せろやボケカスオバケ」
「な、なんだとぉ〜!」
グリム「幽霊のスペシャリスト!お前そんな肩書があったのか!
じゃ、このゴーストぱぱっとやっつけれるのか?」
ジェード「当然だろ!
このジェード様にかかればこんな──」
ピシャーンッ!!!
ジェード「あ、やっぱムリ。
雷こわいよぉおお…」
グリム「だめじゃねーか!!」
ゴーストにビビるどころか、雷にビビり散らすジェード。
汚いシーツにも構いもせずに被り、丸くなって泣いている。
ジェード「ひぃんひぃん…ジュゼぇええ…
早く来てよぉおお…」
「なんだ、おれ達に驚いてくれないのか…」
「…帰るか」
「そうじゃな…」
ゴースト達はそう口々に言うと姿を消していく。
グリム「やったーゴースト達が消えてくんだゾ!
大方、こいつの態度が面白くなかったんだろうけど…」
すると、コンコンと玄関からノックの音。
見ると、学園長クロウリーとジュゼがいた。
クロウリー「ジェードくーん、夕食のついでにジュゼくんを連れてまいりましたよ〜。
あぁ私なんて優「ジュゼぇええええ!!!!」
汚いシーツを蹴り飛ばして、ジュゼの胸に飛び込むジェード。
こうなることが分かっていたらしく、ジュゼは抱きしめて迎え入れる。
ジュゼ「おっと、よしよし…
今頃、雷で泣いてるだろうとは思ってたけど…」
ジェード「うぇえええこわいよぉおおおかみなりやだぁあああ!!!」
すんすんジュゼの胸の中で泣くへっぴり腰のジェード。
それを横からそ~っとクロウリーが覗く。
クロウリー「あのー…聞いてます?」
ジュゼ「すみません…ジェード、かなりの雷嫌いでして…
こうなると、マトモに会話できなくなるんですよ…」
ジェード「うぅ……ぐすぐす…」
クロウリー「おやおや…これは随分可愛らしい一面もお有りで…
では、天候を変えると致しましょう、私優しいので…ほいっ!」
ぱちんとクロウリーが指を鳴らすと、ざぁざぁと降っていた雨がピタリと止む。
ジェード「っ、止んだ…
え、雷止ませれるんですか…?神かな???」
クロウリー「おや、今、私、学園長どころか神に昇格しましたね」
ジェード「ジュゼ、ねぇすごいよ、雷止ませたよ!神様いるよ!」
ジュゼ「ジェードー戻ってこーい…」
キラキラした目で、クロウリーを崇め始めるジェードを止めるジュゼであった。
一時的にジュゼと別れ、クロウリーとの事務的な会話の後、おんぼろな寮──さながら、オンボロ寮だ──に入る。
ジェード「ジュゼくんが来る前に掃除しよう…
とりあえず、談話室と廊下と個人部屋…
ふふふ、掃除のしがいがあるなぁ」
と、談話室に入り、物を片付けていると…外で雨音がし始める。
ジェード「ぅ…やだなぁ…
雷とか鳴らないでくれよ…?
って、雨漏りしてるじゃん!どこだよ!
このおれが直々に直してしんぜようじゃないか!」
がたっ…。
ジェード「あ?ねずみか?」
「ふなーっ!!」
ジェード「何だ猫か…
って!?てめぇ、なんでここにいやがる!!」
グリム「それはこっちのセリフなんだゾ!
でもちょうどいいや、雨降ってきてて雨宿りがしたかったからなぁ〜!」
ジェード「くっ、おれとジュゼの愛の巣(予定地)に…
ま、まぁいい…猫くらい入れてやるか…」
グリム「に゙ゃっ!冷たっ!雨漏りしてるんだゾ!
さっさとこれ止めるんだゾ!」
ジェード「うるせぇ黙ってろペットの分際が」
グリム「はぁ!?オレ様はペットじゃないんだゾ!」
ジェード「いーや、ここに住むってことは、お前は今日からおれのペットだ!
ここの家主はおれとジュゼだからな!
…まぁ、学園のモノなのは変わりないと思うけど…
あ、こうしちゃいられない!
雨漏りもそうだけど、ジュゼくん迎える準備しないと!掃除、掃除〜」
と、廊下を出ると、ふと気配に気づいて足が止まる。
グリム「む、どうしたんだゾ?」
ジェード「…この気配…これは…」
ゆらりと冷気を感じる、ひんやりとした空気が廊下を走る。
刹那、ピシャーンッ!!と、音と共に白い浮遊体が現れる。
「みぃ〜た〜なぁ〜?」
グリム「ぎゃー!!おばけー!!」
ジェード「ぎゃー!!かみなりー!!!」
「くくく驚いてるおどろ…え?かみなり?」
ジェード「ムリムリムリムリかみなりやだこわいうぇえええええんジュゼぇえええええ!!!!」
グリム「お、おばけより、雷にビビり散らかしてるんだゾ…」
「…あのー…おれたちは?怖くないのか?」
ジェード「は?幽霊?
おめぇらなんか元の世界で何万体駆除して成仏させたと思ってんだこちとらスペシャリストだぞ!
消えたくないなら失せろやボケカスオバケ」
「な、なんだとぉ〜!」
グリム「幽霊のスペシャリスト!お前そんな肩書があったのか!
じゃ、このゴーストぱぱっとやっつけれるのか?」
ジェード「当然だろ!
このジェード様にかかればこんな──」
ピシャーンッ!!!
ジェード「あ、やっぱムリ。
雷こわいよぉおお…」
グリム「だめじゃねーか!!」
ゴーストにビビるどころか、雷にビビり散らすジェード。
汚いシーツにも構いもせずに被り、丸くなって泣いている。
ジェード「ひぃんひぃん…ジュゼぇええ…
早く来てよぉおお…」
「なんだ、おれ達に驚いてくれないのか…」
「…帰るか」
「そうじゃな…」
ゴースト達はそう口々に言うと姿を消していく。
グリム「やったーゴースト達が消えてくんだゾ!
大方、こいつの態度が面白くなかったんだろうけど…」
すると、コンコンと玄関からノックの音。
見ると、学園長クロウリーとジュゼがいた。
クロウリー「ジェードくーん、夕食のついでにジュゼくんを連れてまいりましたよ〜。
あぁ私なんて優「ジュゼぇええええ!!!!」
汚いシーツを蹴り飛ばして、ジュゼの胸に飛び込むジェード。
こうなることが分かっていたらしく、ジュゼは抱きしめて迎え入れる。
ジュゼ「おっと、よしよし…
今頃、雷で泣いてるだろうとは思ってたけど…」
ジェード「うぇえええこわいよぉおおおかみなりやだぁあああ!!!」
すんすんジュゼの胸の中で泣くへっぴり腰のジェード。
それを横からそ~っとクロウリーが覗く。
クロウリー「あのー…聞いてます?」
ジュゼ「すみません…ジェード、かなりの雷嫌いでして…
こうなると、マトモに会話できなくなるんですよ…」
ジェード「うぅ……ぐすぐす…」
クロウリー「おやおや…これは随分可愛らしい一面もお有りで…
では、天候を変えると致しましょう、私優しいので…ほいっ!」
ぱちんとクロウリーが指を鳴らすと、ざぁざぁと降っていた雨がピタリと止む。
ジェード「っ、止んだ…
え、雷止ませれるんですか…?神かな???」
クロウリー「おや、今、私、学園長どころか神に昇格しましたね」
ジェード「ジュゼ、ねぇすごいよ、雷止ませたよ!神様いるよ!」
ジュゼ「ジェードー戻ってこーい…」
キラキラした目で、クロウリーを崇め始めるジェードを止めるジュゼであった。
