小話 プロローグ≫第一章

・まだつづけるのかぁ〜?
グリム「ふな…教室と廊下の掃き掃除に拭き掃除、そして庭の剪定…
 一体どこまでやる気なんだゾ…?」

ジェード「えー?学校内全部」

グリム「どんだけ広い学校だと思ってんだ!!」

ジェード「いやいやこのペースなら全部回れるって、それにまだまだ下見程度だよこんなの。
 おれが本気でやったらワックスがけ、窓磨き、壁掃除、それと…」

グリム「まだやるつもりなのか!?
 さっさと掃除終わらせて図書館で勉強すればいいのに…」

ジェード「何事もコツコツだよ。
 それにちゃんと図書館で勉強する時間も考えてあるから。
 あとは、グリムが足を引っ張らなかったらね!
 そこ、拭きが甘いよ!」

グリム「ふな!?
 もーいやなんだゾォ〜…」


グリム「や、やっと…終わった…」

ジェード「ほら、終われるって言ったでしょ?」

グリム「にしたってハイペース過ぎるんだゾ!
 はぁ…勉強する気も起きねー…
 オレ様は寝るんだゾ…」

ジェード「掃除初心者にはきつすぎたか…?
 ま、まだお仕置きの窓拭きもあるわけだし、寝かせとくか。
 それにしても…
 この蔵書!ちらっと見ただけでも心が踊る!
 ここにはおれの知らない知識の宝と物語の宝石が落ちているんだ…!
 さて、放課後まで1時間、ざっと見て読みたい本の選定をするぞぉ〜!」

グリム「んん…むにゃむにゃ……」



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