救出後!
オリマー「ポメくん」
ポメ「…なんですか、オリマーさん」
オリマー「君は、ルーイくんの過去を知っているのかい?」
ポメ「…そういや、オリマーさんの部下でしたっけ、あいつ」
オリマー「直属というわけではないが、後輩であることには間違いないね」
ポメ「…おれ、…私、あの子と同じ学校に通ってたことがありまして、まぁまぁ話す仲だったんです。
昔っから腹すかせてて、恨めしそうに私の弁当見てはちょっとあげたら、全部持ってくくらいには畜生なやつでした」
オリマー「わぁ…それはすごいね…」
ポメ「一応親?保護者に行きなさいって言われてたみたいで学校には来てたんですけど、あいつ大抵ボーッとしてて、よく先生に怒られてました。
他の生徒からも結構はぐれ者にされてましたね」
オリマー「それでも、君は彼を見ていたんだね」
ポメ「…まぁ、自分に似てたから」
オリマー「似ていた?」
ポメ「…窮屈そうだなって。
あいつは誰にも合わせられなくて苦労するんだろうなって」
オリマー「…それは、自分に思い当たることがあるのかい?」
ポメ「…おれも、本来は人に合わせるのなんてゴメンなんですよ。
本当は冒険がしたい。未開の地に行って開拓なんて、まさにおれの描いた理想の夢!
…でも、両親は「人の役に立つ仕事をしなさい。金にもならない、人の役にも立たない仕事なんてするな」って言われてまして…
…で、ちょっとの反抗心とともに、この職業についたわけなんですけど」
オリマー「そうだったのか」
ポメ「実際、この現場が初めてですけど、救助するのは楽しいです。
でも、おれはこの星をもっと自由に探索したい。
もっとこの星を知りたいって、思ってしまってるんです」
オリマー「…そうか」
ポメ「でも、ここの遭難者を助けてしまったら?
ルーイを捕まえたら?オッチンを治す方法が見つかったら?
…きっと、私はこの星から離れなければならない…
…やだなぁって思ってしまってる自分がいるんですよね」
オリマー「…」
ポメ「さっきルーイに会った時、「それ、お前の自由?」って言われたんです。
んなわけないだろ。妥協に決まってんだろ。
いや、宇宙犬に一目惚れもしたし、シェパード隊長もレスキュー隊のみんなも凄くいい人ばかりだ。
でも、これはおれの自由じゃない!やりたいこととは違う!
…でも、私は…」
オリマー「…それを打ち明けるのは私ではないね」
シェパード「ポメ隊員」
ポメ「!?
…シェパード隊長…」
シェパード「君は、そんな思いを持って、この隊に来たんだな」
ポメ「……いつから…」
オリマー「すまない。コリーくんが、君の様子がおかしいと声をかけてきてね。
きっと、ルーイくん絡みだろうと私が聞き出そうと思ったんだが…」
シェパード「ポメ隊員、先程からの話は全て聞かせてもらったよ」
ポメ「……」
シェパード「素晴らしい夢だ!
いいじゃないか、ロマンあふれる冒険!
私も昔はよくサバイバルをして遭難したものさ。オッチンの先代には、何度お世話になったことかわからないくらいにはな!」
ポメ「え…」
シェパード「君は冒険を続けるべきだ。
この星の神秘は、今ある目標を達成したとて限りなく多いと思う!
君ならこの星の秘密を見つけられる!そんな気がするよ!」
ポメ「でも…冒険って、一言で言ってもかなり大変なんですよ!
私がいくらサバイバル能力が優秀でも、金銭面が…」
シェパード「それなら私が出そう!」
ポメ「はぁ!?」
シェパード「君ならこの星で役に立つもの、オタカラを手に入れることができるだろう!
なんせ、ピクミンを使役する力があるからな!」
オリマー「たしかに、君のピクミンを操る力は私が見ても目を見張るものがある。
ダンドリ力もあり、自身も探索に余念がない。
君なら、この星の開拓者になれそうだ」
ポメ「…はぁ、簡単に言ってくれますね…
私が諦めた夢を拾うなんて、正気ですか?」
シェパード「正気に決まってる!
君にはもっと、ふさわしい職業があるんじゃないかと、君の働きっぷりを見ていて思っていたんだ。
確かに!君の救助する力も惜しいくらいに素晴らしい!
でもそれ以上に、君は自由であるべきだ」
ポメ「…」
オッチン「わんわん!」
ポメ「わ、オッチン…?」
シェパード「ふふ、オッチンもお前に付いていきたいらしいな。
お前も、救助より冒険か?」
オッチン「くぅん…」
シェパード「救助犬はウチにもたくさんいるし、子どもたちもいる!
お前一匹が道を外れたところで、どうにかなることはないさ」
ポメ「…でも、その前にオッチンのしっぽは治さないと。
この星に居座るにしろ、脱出するにしろ、それは必要です」
シェパード「そうだな。
そうだ、救助した人たちに声をかけておけ。
お前の支援をしてくれる者がいるかもしれんぞ?」
ポメ「うぅ…どうしてそこまで乗り気なんですか…」
オリマー「よかったね、ポメくん」
ポメ「…はい!」
─────────────────────
・ポメ(ポメ・リヤ)
シェパード救助隊の新入隊員
本来はまだ研修の身だったが、救助隊の面々が未知の惑星で二次遭難に遭った為に出動することになった。
淡々と任務をこなす反面、生物が好きでピクミンを宇宙船に連れ込んではシェパード隊長に怒られている。
一人称は「私」だが、ふとした時に「おれ」ということがある。
本当は冒険に憧れを持った少女。
しかし、家は人を助ける仕事に就けと言われ、仕方なくレスキュー隊に入った(これでも僅かな反逆心)。
実は人を助けることにあまり興味はなく、ただ目の前にある興味と好奇心唆る原生生物やダンジョン、世界の色鮮やかさに心を奪われているだけ。
人を助けるのはついででしかなく、誰かと話をするのだって、ただのこれまで培った仮面故。
本当はピクミンやオッチンと一緒にいる方が好き。人と話したくない。
でも、シェパード隊長やレスキュー隊のみんなには信頼を寄せているようだ。
ポメ「…なんですか、オリマーさん」
オリマー「君は、ルーイくんの過去を知っているのかい?」
ポメ「…そういや、オリマーさんの部下でしたっけ、あいつ」
オリマー「直属というわけではないが、後輩であることには間違いないね」
ポメ「…おれ、…私、あの子と同じ学校に通ってたことがありまして、まぁまぁ話す仲だったんです。
昔っから腹すかせてて、恨めしそうに私の弁当見てはちょっとあげたら、全部持ってくくらいには畜生なやつでした」
オリマー「わぁ…それはすごいね…」
ポメ「一応親?保護者に行きなさいって言われてたみたいで学校には来てたんですけど、あいつ大抵ボーッとしてて、よく先生に怒られてました。
他の生徒からも結構はぐれ者にされてましたね」
オリマー「それでも、君は彼を見ていたんだね」
ポメ「…まぁ、自分に似てたから」
オリマー「似ていた?」
ポメ「…窮屈そうだなって。
あいつは誰にも合わせられなくて苦労するんだろうなって」
オリマー「…それは、自分に思い当たることがあるのかい?」
ポメ「…おれも、本来は人に合わせるのなんてゴメンなんですよ。
本当は冒険がしたい。未開の地に行って開拓なんて、まさにおれの描いた理想の夢!
…でも、両親は「人の役に立つ仕事をしなさい。金にもならない、人の役にも立たない仕事なんてするな」って言われてまして…
…で、ちょっとの反抗心とともに、この職業についたわけなんですけど」
オリマー「そうだったのか」
ポメ「実際、この現場が初めてですけど、救助するのは楽しいです。
でも、おれはこの星をもっと自由に探索したい。
もっとこの星を知りたいって、思ってしまってるんです」
オリマー「…そうか」
ポメ「でも、ここの遭難者を助けてしまったら?
ルーイを捕まえたら?オッチンを治す方法が見つかったら?
…きっと、私はこの星から離れなければならない…
…やだなぁって思ってしまってる自分がいるんですよね」
オリマー「…」
ポメ「さっきルーイに会った時、「それ、お前の自由?」って言われたんです。
んなわけないだろ。妥協に決まってんだろ。
いや、宇宙犬に一目惚れもしたし、シェパード隊長もレスキュー隊のみんなも凄くいい人ばかりだ。
でも、これはおれの自由じゃない!やりたいこととは違う!
…でも、私は…」
オリマー「…それを打ち明けるのは私ではないね」
シェパード「ポメ隊員」
ポメ「!?
…シェパード隊長…」
シェパード「君は、そんな思いを持って、この隊に来たんだな」
ポメ「……いつから…」
オリマー「すまない。コリーくんが、君の様子がおかしいと声をかけてきてね。
きっと、ルーイくん絡みだろうと私が聞き出そうと思ったんだが…」
シェパード「ポメ隊員、先程からの話は全て聞かせてもらったよ」
ポメ「……」
シェパード「素晴らしい夢だ!
いいじゃないか、ロマンあふれる冒険!
私も昔はよくサバイバルをして遭難したものさ。オッチンの先代には、何度お世話になったことかわからないくらいにはな!」
ポメ「え…」
シェパード「君は冒険を続けるべきだ。
この星の神秘は、今ある目標を達成したとて限りなく多いと思う!
君ならこの星の秘密を見つけられる!そんな気がするよ!」
ポメ「でも…冒険って、一言で言ってもかなり大変なんですよ!
私がいくらサバイバル能力が優秀でも、金銭面が…」
シェパード「それなら私が出そう!」
ポメ「はぁ!?」
シェパード「君ならこの星で役に立つもの、オタカラを手に入れることができるだろう!
なんせ、ピクミンを使役する力があるからな!」
オリマー「たしかに、君のピクミンを操る力は私が見ても目を見張るものがある。
ダンドリ力もあり、自身も探索に余念がない。
君なら、この星の開拓者になれそうだ」
ポメ「…はぁ、簡単に言ってくれますね…
私が諦めた夢を拾うなんて、正気ですか?」
シェパード「正気に決まってる!
君にはもっと、ふさわしい職業があるんじゃないかと、君の働きっぷりを見ていて思っていたんだ。
確かに!君の救助する力も惜しいくらいに素晴らしい!
でもそれ以上に、君は自由であるべきだ」
ポメ「…」
オッチン「わんわん!」
ポメ「わ、オッチン…?」
シェパード「ふふ、オッチンもお前に付いていきたいらしいな。
お前も、救助より冒険か?」
オッチン「くぅん…」
シェパード「救助犬はウチにもたくさんいるし、子どもたちもいる!
お前一匹が道を外れたところで、どうにかなることはないさ」
ポメ「…でも、その前にオッチンのしっぽは治さないと。
この星に居座るにしろ、脱出するにしろ、それは必要です」
シェパード「そうだな。
そうだ、救助した人たちに声をかけておけ。
お前の支援をしてくれる者がいるかもしれんぞ?」
ポメ「うぅ…どうしてそこまで乗り気なんですか…」
オリマー「よかったね、ポメくん」
ポメ「…はい!」
─────────────────────
・ポメ(ポメ・リヤ)
シェパード救助隊の新入隊員
本来はまだ研修の身だったが、救助隊の面々が未知の惑星で二次遭難に遭った為に出動することになった。
淡々と任務をこなす反面、生物が好きでピクミンを宇宙船に連れ込んではシェパード隊長に怒られている。
一人称は「私」だが、ふとした時に「おれ」ということがある。
本当は冒険に憧れを持った少女。
しかし、家は人を助ける仕事に就けと言われ、仕方なくレスキュー隊に入った(これでも僅かな反逆心)。
実は人を助けることにあまり興味はなく、ただ目の前にある興味と好奇心唆る原生生物やダンジョン、世界の色鮮やかさに心を奪われているだけ。
人を助けるのはついででしかなく、誰かと話をするのだって、ただのこれまで培った仮面故。
本当はピクミンやオッチンと一緒にいる方が好き。人と話したくない。
でも、シェパード隊長やレスキュー隊のみんなには信頼を寄せているようだ。
