キョカラ
※無理矢理描写
「お、キョウヤやん。どしたん?昨日も会ったのに、またオレに会いに来たんか?」
事務所で書類に目を通していると、気付けば目の前にキョウヤが立っていた。
カラスバさん、懐かれとるからな。可愛えヤツやで、ほんに。
「……」
「ん?具合でも悪いん?」
返事がない。いつもなら人懐っこい笑顔でカラスバさーんなんて名前を呼んで甘えてくるのに。書類を置いて、とりあえずソファに座らせようと近付けば、そのまま手首を掴まれてソファに押し倒された。
「なっ!?」
「……」
どうも様子がおかしい。踠いて逃れようとするが、力が強くて押し返しすら出来ない。
「き、キョウヤ?ここカメラあんねん。くっつきたいんなら休憩室いこ?な?」
だって、組のもんにバレたら困る。いや、まあジプソにはバレとるけども。と言うかなんで喋らんのや。怒らせるようなこと、したか?
昨日だって普通に一緒に過ごして、それでその、夜は抱かれて……あかん、なんも思い当たる節がない。
「キョウヤ」
「……カラスバさん」
その声は酷く冷たくて。まるでキョウヤじゃないみたいだった。虚ろな目に、オレが映る。
唇にちゅっとキスを落とされて、確信した。ちゃんとキョウヤや。オレが間違うはずがない。
じゃあ、なんで?
「キョウヤくーん?服ん中手突っ込まんといて」
返事は返ってこない。それどころか、ボタンをぶちぶちと引きちぎる始末で。
「ちょ、この服高いんやで?せや、舐めたげるからそれで許してや。オレまだお仕事中やねん」
それでも、キョウヤはまるで聞こえていないように無視を決め込むもんやから。どうしようもなくてため息をつく。
あかん。これはあかん。
何よりも、昨日の感じが残っていて。簡単に火をつけられ、じわじわと気持ちよさが上ってきている。抵抗が出来ない。それはキョウヤやからやけど。
服をまさぐっていた手が、胸の突起を捉える。
「んんぅ、ふっ……」
甘い痺れが走って、身体がびくんと跳ねた。
こんなところで乳首弄られて、感じてまう。こんなとこ、誰にも見せられへん。幸い、画角的にはキョウヤの身体でオレがどうなってるかはカメラに映ってないはず。
「っ、はぁ……キョウヤ、堪忍してや?」
スイッチが入ったら嫌がってもやめてくれないのはいつもと一緒だけども。軽口がない分、こんなにも不安になるものなのか。
どうしたら良いかわからなくって、いや、ポケモン出したり叫んだりして助けを呼べば良いのだろうけど。そうしたら、オレたちの関係はどうなってしまうのか。
「キョウヤ、なんでなんも言ってくれんの?」
「……」
相変わらず、キョウヤは一言も喋らない。何を考えているのか、皆目見当もつかない。
ちゅっと唇に噛み付くようにキスを落とされて、そのまま口を開けるよう促される。薄く口を開けば舌が差し込まれて、怯えも何も、かっさらっていく。
思考が滲んで、上手く頭が回らない。はふ、と熱い息を吐いて、うつろな瞳を覗き込んだ。
瞬間、指の腹で突起を押し潰されて、びくんと身体が跳ねる。
「あ、ぅ!」
触り方はやっぱりキョウヤで。昨日散々抱かれた身体はそれだけで喜んでしまってダメだった。
「んんっ、やだ……んあっ」
媚びた声が漏れる。恥ずかしくて、ぎゅっと目を瞑り早く過ぎ去るのを祈った。感じたくない。でも、気持ち良くって触れられる度にびくびくと身体を跳ねさせる。
「キョウヤっ、」
首筋にじゅっと吸い付かれて、跡を残された。気持ちいいけど、これ以上はダメな気がして。もぞもぞと力の抜けかけた身体を動かして、何とか逃れようとする。が、そんなの抵抗にすらならなくって。
「嫌やっ、これ以上は堪忍して……?」
ダメ元で話しかけてみるが、返事はない。胸の突起を苛めていた手がするすると下に伸ばされて、あっと思った時にはズボンを剥かれていた。
「キョウヤ、やだっ……」
生娘じゃあるまいし。オレの中の誰かが笑う。そりゃそうだ。別にキョウヤがハジメテの男ではないし、生きるためにさんざ抱かれてきた身体だ。合意でないのだって慣れてるはずなのに、どうしてこんなに心が痛いのか。
慣らしもなく後孔に陰茎を押し当てられて、思わず身体が硬直する。
「ちょおっ、流石にそれはむりぃっ!あ゛っ!」
めりめりと音を立てて陰茎が挿入りこんで来て。痛みに裂けたんじゃないかと心配するが、昨日あれだけヤっていたおかげか裂けてはいないようで……。良かった、いや良かったのかそれは。
「こんのガキ……っ!」
咄嗟に顔面を殴ろうと腕を振り上げる。ごっと嫌な音がして、キョウヤの鼻から血が流れる。それでも彼が止まることはなく、腰を掴まれてそのまま腰を打ち付けられる。潤滑油もなく無理矢理される行為に快感などなく、なんと言うかプライドをへし折られるには十分だった。
「ぅ、くっ……!」
辛い、正直早く終わってほしい。気持ち良くないのは向こうも同じようで、うつろな瞳のままのキョウヤは首をかしげている。
「あほだら、っ……ローション使えってあれほど!」
せめてでも代わりになればと、ポケットからハンドクリームを取り出しキョウヤの陰茎に塗りたくる。ハンドクリームを馴染ませるようにゆるゆると動かれて、少し滑りが良くなったのかキョウヤが笑った。
「っ!」
そうしてそのまま腰を打ち付けられる。やっぱりオレ、キョウヤの笑う顔が好きなんや。かあっと熱くなった身体が、少しずつ快感を拾い始める。
「あっ、♡」
目の前が涙で歪む。ぽたぽたと流れ落ちる血に少し心配になるが、キョウヤは全く気にする様子もなく目の前の肉を貪るのに夢中なようだった。
ごりごり音を立てて前立腺を抉られ、目の前がチカチカ明滅する。
「いっ!♡あ゛ん゛っ!♡♡キョウヤぁ、そこぉ!♡♡」
カメラのことも忘れて悦に入る。と言うかなんで誰も助けに来んねん。オマエらの大事なボス、ガキに襲われとるんやけど!
「ぐっ♡♡あ!♡♡やだっ!キョウヤぁ!♡♡」
「……っ!」
嫌だって言っているのに、身体が勝手に悦んでしまって、ぐにぐにと陰茎を締め付ける。そうしてキョウヤが息を荒げて、そのまま奥にびゅくびゅくと精を吐き出された。
「っ、あっつ……♡」
なんや、大切なもん失った気がする。
いやまぁそんなもんとっくに無いんやけど。
そうして、終わったかと思われた行為が、硬さを取り戻した陰茎で奥を捏ねられてまだ終わりでないと知る。
「うっ、あ♡♡元気すぎへん?」
昨日の今日で気だるい身体を動かして逃げようとするが、簡単に逃がしてくれるわけもなく。そのままずるずると腰を動かされて、息が上がる。
「さすがにそろそろっ、はぁ……♡カラスバさんキツいんやけど、っ!♡」
急にキョウヤが動いたかと思うと、両手で首を絞められて息が詰まる。苦しい、息が出来ない!バタバタと手足を動かして逃げようと踠くが上にのし掛かられている状態ではどうしようも出来ず、はくはくと口を開いて必死に酸素を求める。
「かはっ!ぐぅ……!」
がりがりと首を締める手を引っ掻くが、びくともしない。そうしてそのまま腰を動かされて、快感と酸欠で頭がぐしゃぐしゃになっていく。
気持ちいい、苦しい、あれ、オレ今どうなってる?
「はぁ!♡♡ひゅーっ♡♡~~~っ♡♡」
イってる?あれ、このままオレ殺されるんか?目の前が白くなっていく。苦しくて苦しくてしかたないのに、与えられる快感と一緒になって、己を焼き焦がしていく。
あ、このままじゃ落ちる。そう思った瞬間、かくんとキョウヤの身体から力が抜けた。
「……はー!はー!げほっ、げほっ!」
瞬間、止められていた血流が流れ出すのを感じて、薄れかけていた思考が一気に戻ってくる。必死に息を吸って吸って、噎せながら身体を起こせば、キョウヤは意識を失っているようだった。
「……はぁ?」
数時間後。
場所は休憩室に移る。
「はっ!ここは!?」
「お、目ぇ覚めたんかぁ?この犯罪者」
ソファの上で飛び起きたキョウヤは、なんも覚えていませんと言う顔でこちらを見ていた。
「あれ!?カラスバさん!俺、さっきまでワイルドゾーンでオヤブン相手にしてて!」
「おうおう、それで?」
「あやしいひかりを浴びて……」
「なる程なぁ、それでオレを強姦した、と」
「へぇ!?」
驚いたあと、さあっと顔を青くするキョウヤを、満面の笑みで眺める。このくらいしてええやろ。そんくらいのことはされたし。
「その状態でオレんとこ戻ってきたんは褒めたる。でもなぁ、強姦は犯罪よなぁ♡」
「そんな……!いやでもほっぺ痛いし……マジですか?」
「カラスバさん、昨日だってバッチバチに抱かれとるんに身体ダルくてしゃあないわ。あー、誰か代わりに仕事してくれんかなぁ」
ちらちらとわざとらしくキョウヤを見る。首元の、手のひらの模様を見せればもっと青くなった。
「えっ、なんですかそれっ!」
「なんやろなぁ……いやほんと、死ぬか思ったで」
「俺!カラスバさんに暴力した!?」
「ほんに、オマエにそんな欲求があったなんて知らんかったわぁ……怖い怖い」
「すみませーん!!全面的に俺が悪いんでなんだって手伝います!」
近付いてきたキョウヤの首根っこを掴んで、そのままキスをする。仕事なんて、とっくに終わらせとるわ。
「んじゃ、うわがきして?♡」
「お、キョウヤやん。どしたん?昨日も会ったのに、またオレに会いに来たんか?」
事務所で書類に目を通していると、気付けば目の前にキョウヤが立っていた。
カラスバさん、懐かれとるからな。可愛えヤツやで、ほんに。
「……」
「ん?具合でも悪いん?」
返事がない。いつもなら人懐っこい笑顔でカラスバさーんなんて名前を呼んで甘えてくるのに。書類を置いて、とりあえずソファに座らせようと近付けば、そのまま手首を掴まれてソファに押し倒された。
「なっ!?」
「……」
どうも様子がおかしい。踠いて逃れようとするが、力が強くて押し返しすら出来ない。
「き、キョウヤ?ここカメラあんねん。くっつきたいんなら休憩室いこ?な?」
だって、組のもんにバレたら困る。いや、まあジプソにはバレとるけども。と言うかなんで喋らんのや。怒らせるようなこと、したか?
昨日だって普通に一緒に過ごして、それでその、夜は抱かれて……あかん、なんも思い当たる節がない。
「キョウヤ」
「……カラスバさん」
その声は酷く冷たくて。まるでキョウヤじゃないみたいだった。虚ろな目に、オレが映る。
唇にちゅっとキスを落とされて、確信した。ちゃんとキョウヤや。オレが間違うはずがない。
じゃあ、なんで?
「キョウヤくーん?服ん中手突っ込まんといて」
返事は返ってこない。それどころか、ボタンをぶちぶちと引きちぎる始末で。
「ちょ、この服高いんやで?せや、舐めたげるからそれで許してや。オレまだお仕事中やねん」
それでも、キョウヤはまるで聞こえていないように無視を決め込むもんやから。どうしようもなくてため息をつく。
あかん。これはあかん。
何よりも、昨日の感じが残っていて。簡単に火をつけられ、じわじわと気持ちよさが上ってきている。抵抗が出来ない。それはキョウヤやからやけど。
服をまさぐっていた手が、胸の突起を捉える。
「んんぅ、ふっ……」
甘い痺れが走って、身体がびくんと跳ねた。
こんなところで乳首弄られて、感じてまう。こんなとこ、誰にも見せられへん。幸い、画角的にはキョウヤの身体でオレがどうなってるかはカメラに映ってないはず。
「っ、はぁ……キョウヤ、堪忍してや?」
スイッチが入ったら嫌がってもやめてくれないのはいつもと一緒だけども。軽口がない分、こんなにも不安になるものなのか。
どうしたら良いかわからなくって、いや、ポケモン出したり叫んだりして助けを呼べば良いのだろうけど。そうしたら、オレたちの関係はどうなってしまうのか。
「キョウヤ、なんでなんも言ってくれんの?」
「……」
相変わらず、キョウヤは一言も喋らない。何を考えているのか、皆目見当もつかない。
ちゅっと唇に噛み付くようにキスを落とされて、そのまま口を開けるよう促される。薄く口を開けば舌が差し込まれて、怯えも何も、かっさらっていく。
思考が滲んで、上手く頭が回らない。はふ、と熱い息を吐いて、うつろな瞳を覗き込んだ。
瞬間、指の腹で突起を押し潰されて、びくんと身体が跳ねる。
「あ、ぅ!」
触り方はやっぱりキョウヤで。昨日散々抱かれた身体はそれだけで喜んでしまってダメだった。
「んんっ、やだ……んあっ」
媚びた声が漏れる。恥ずかしくて、ぎゅっと目を瞑り早く過ぎ去るのを祈った。感じたくない。でも、気持ち良くって触れられる度にびくびくと身体を跳ねさせる。
「キョウヤっ、」
首筋にじゅっと吸い付かれて、跡を残された。気持ちいいけど、これ以上はダメな気がして。もぞもぞと力の抜けかけた身体を動かして、何とか逃れようとする。が、そんなの抵抗にすらならなくって。
「嫌やっ、これ以上は堪忍して……?」
ダメ元で話しかけてみるが、返事はない。胸の突起を苛めていた手がするすると下に伸ばされて、あっと思った時にはズボンを剥かれていた。
「キョウヤ、やだっ……」
生娘じゃあるまいし。オレの中の誰かが笑う。そりゃそうだ。別にキョウヤがハジメテの男ではないし、生きるためにさんざ抱かれてきた身体だ。合意でないのだって慣れてるはずなのに、どうしてこんなに心が痛いのか。
慣らしもなく後孔に陰茎を押し当てられて、思わず身体が硬直する。
「ちょおっ、流石にそれはむりぃっ!あ゛っ!」
めりめりと音を立てて陰茎が挿入りこんで来て。痛みに裂けたんじゃないかと心配するが、昨日あれだけヤっていたおかげか裂けてはいないようで……。良かった、いや良かったのかそれは。
「こんのガキ……っ!」
咄嗟に顔面を殴ろうと腕を振り上げる。ごっと嫌な音がして、キョウヤの鼻から血が流れる。それでも彼が止まることはなく、腰を掴まれてそのまま腰を打ち付けられる。潤滑油もなく無理矢理される行為に快感などなく、なんと言うかプライドをへし折られるには十分だった。
「ぅ、くっ……!」
辛い、正直早く終わってほしい。気持ち良くないのは向こうも同じようで、うつろな瞳のままのキョウヤは首をかしげている。
「あほだら、っ……ローション使えってあれほど!」
せめてでも代わりになればと、ポケットからハンドクリームを取り出しキョウヤの陰茎に塗りたくる。ハンドクリームを馴染ませるようにゆるゆると動かれて、少し滑りが良くなったのかキョウヤが笑った。
「っ!」
そうしてそのまま腰を打ち付けられる。やっぱりオレ、キョウヤの笑う顔が好きなんや。かあっと熱くなった身体が、少しずつ快感を拾い始める。
「あっ、♡」
目の前が涙で歪む。ぽたぽたと流れ落ちる血に少し心配になるが、キョウヤは全く気にする様子もなく目の前の肉を貪るのに夢中なようだった。
ごりごり音を立てて前立腺を抉られ、目の前がチカチカ明滅する。
「いっ!♡あ゛ん゛っ!♡♡キョウヤぁ、そこぉ!♡♡」
カメラのことも忘れて悦に入る。と言うかなんで誰も助けに来んねん。オマエらの大事なボス、ガキに襲われとるんやけど!
「ぐっ♡♡あ!♡♡やだっ!キョウヤぁ!♡♡」
「……っ!」
嫌だって言っているのに、身体が勝手に悦んでしまって、ぐにぐにと陰茎を締め付ける。そうしてキョウヤが息を荒げて、そのまま奥にびゅくびゅくと精を吐き出された。
「っ、あっつ……♡」
なんや、大切なもん失った気がする。
いやまぁそんなもんとっくに無いんやけど。
そうして、終わったかと思われた行為が、硬さを取り戻した陰茎で奥を捏ねられてまだ終わりでないと知る。
「うっ、あ♡♡元気すぎへん?」
昨日の今日で気だるい身体を動かして逃げようとするが、簡単に逃がしてくれるわけもなく。そのままずるずると腰を動かされて、息が上がる。
「さすがにそろそろっ、はぁ……♡カラスバさんキツいんやけど、っ!♡」
急にキョウヤが動いたかと思うと、両手で首を絞められて息が詰まる。苦しい、息が出来ない!バタバタと手足を動かして逃げようと踠くが上にのし掛かられている状態ではどうしようも出来ず、はくはくと口を開いて必死に酸素を求める。
「かはっ!ぐぅ……!」
がりがりと首を締める手を引っ掻くが、びくともしない。そうしてそのまま腰を動かされて、快感と酸欠で頭がぐしゃぐしゃになっていく。
気持ちいい、苦しい、あれ、オレ今どうなってる?
「はぁ!♡♡ひゅーっ♡♡~~~っ♡♡」
イってる?あれ、このままオレ殺されるんか?目の前が白くなっていく。苦しくて苦しくてしかたないのに、与えられる快感と一緒になって、己を焼き焦がしていく。
あ、このままじゃ落ちる。そう思った瞬間、かくんとキョウヤの身体から力が抜けた。
「……はー!はー!げほっ、げほっ!」
瞬間、止められていた血流が流れ出すのを感じて、薄れかけていた思考が一気に戻ってくる。必死に息を吸って吸って、噎せながら身体を起こせば、キョウヤは意識を失っているようだった。
「……はぁ?」
数時間後。
場所は休憩室に移る。
「はっ!ここは!?」
「お、目ぇ覚めたんかぁ?この犯罪者」
ソファの上で飛び起きたキョウヤは、なんも覚えていませんと言う顔でこちらを見ていた。
「あれ!?カラスバさん!俺、さっきまでワイルドゾーンでオヤブン相手にしてて!」
「おうおう、それで?」
「あやしいひかりを浴びて……」
「なる程なぁ、それでオレを強姦した、と」
「へぇ!?」
驚いたあと、さあっと顔を青くするキョウヤを、満面の笑みで眺める。このくらいしてええやろ。そんくらいのことはされたし。
「その状態でオレんとこ戻ってきたんは褒めたる。でもなぁ、強姦は犯罪よなぁ♡」
「そんな……!いやでもほっぺ痛いし……マジですか?」
「カラスバさん、昨日だってバッチバチに抱かれとるんに身体ダルくてしゃあないわ。あー、誰か代わりに仕事してくれんかなぁ」
ちらちらとわざとらしくキョウヤを見る。首元の、手のひらの模様を見せればもっと青くなった。
「えっ、なんですかそれっ!」
「なんやろなぁ……いやほんと、死ぬか思ったで」
「俺!カラスバさんに暴力した!?」
「ほんに、オマエにそんな欲求があったなんて知らんかったわぁ……怖い怖い」
「すみませーん!!全面的に俺が悪いんでなんだって手伝います!」
近付いてきたキョウヤの首根っこを掴んで、そのままキスをする。仕事なんて、とっくに終わらせとるわ。
「んじゃ、うわがきして?♡」