キョカラ
Webオンリー用にワンライで書いたものを加筆しました。
カラスバさんは毒だと思う。たちの悪い、じわじわと身体を蝕んでいくタイプの猛毒だ。
「あっ、ん♡」
わざとらしい嬌声が彼の口から発せられる。抱かれることすら慣れた様子の彼は、最中でさえ余裕を崩すことがなかった。
他の男の影がちらつくなんて、嫌でしょうがないけれど、それも含めカラスバさんなのだから仕方ない。仕方ないけど!それはそれとして余裕がないのも見てみたい!
そこでネットの海を彷徨った結果見付けた秘密兵器をなんとか取り寄せたのだった。
「カラスバさん、これ、飲んで?」
「?」
ベッドサイドに手を伸ばして、小瓶を取る。なんでも、いろんな果物だの漢方だのを抽出したらしいそれの名前はメロメロエキス。
本当は薄めるらしいんだけど、多分カラスバさんには効かないだろうから、今回は原液を飲んでもらう。うん、しょうがないよね。
疑うことなく開かれた口にフタを開けた小瓶を突っ込むと、彼は眉間に皺を寄せて噎せこんだ。
「なんっ、これ、にっが!」
「やっぱり苦いんだ。なんか漢方らしいんでしょうがないですね。水いります?」
ベッドサイドに置かれた水のボトルを手に取って、フタを緩める。
「オマエっなんちゅうもん飲ますねん。雰囲気台無しや」
「混ぜたら警戒して飲んでくれないでしょ?」
そう言って水を口に含むと、キスを落とす。こくこくと上下する喉。舌を絡めれば、確かに苦くて。何度もそうして水を飲ませれば、カラスバさんの機嫌は少し直ったようだった。
「それにしてもなんなん?」
「ん、ただの元気になるお薬ですよ♡ちゃーんと合法なんで安心してください」
まだ規制されてないだけだけど、と心の中で呟きながら、カラスバさんの白い肌を撫でる。
「んんっ」
びくり、とカラスバさんが身体を跳ねさせる。どうやら、いつもより感度が上がっているようで……。
ぴんと勃っている二つのピンク色に舌を這わせる。舌先で弾きながら顔を見上げれば、顔が真っ赤で。今までにない表情に、下半身に熱が集まるのを感じた。
「きょ、やっ、これなんか、へん!」
「ああ、良かった。効かないかと思いましたよ」
まあ原液で与えてるし、高かったんだから多少は効いてくれないと困る。
「あ、ぅっ!♡」
鳥肌の立っている肌を撫でまわしながら、じゅっと突起に吸い付けば、カラスバさんの口から余裕のない声が漏れだした。
本当に効いてるんだ……。半信半疑だったけど、買って良かった。
「すごい鳥肌。カラスバさん、どーお?」
「わからんっ、わからんけどっ……んんっ♡」
「ふふ、かわいー」
可愛らしい突起をぐにぐにと食みながら、もう片方も可愛がる。カラスバさんは何がおこっているのかわからないと言わんばかりに困惑しながら口に手を当てて感じ入っていて、可愛くって口角が上がった。
「あっ、くぅ……きょうや、これ変や」
「顔も真っ赤。ねぇこれで最後までしちゃったらどうなっちゃうのかな」
ふっと笑って股間に手を伸ばせば、下着の上からでもわかるくらいぐちゃぐちゃになっていて、ゆっくりと下着を脱がせれば、勃ちきった陰茎がぼろりとこぼれた。
「わあ、すごいぐちゃぐちゃ」
「あぐっ、きょうやっ……いま扱かんといてっ」
「気持ち良くない?」
「ちゃうねんっ、んっ、あ゛あ゛っ♡」
ちょっと扱いただけで、カラスバさんはあっという間に果てた。びゅくびゅくと白濁が吹き出して、カラスバさんの腹を汚していく。
「あは、もうイっちゃったんだ?」
「っ、くそがきっ」
全然余裕がないカラスバさんが珍しくて、可愛くて仕方ない。首筋に赤い吸い跡を残しながら、先端をくちゅくちゅと弄れば、カラスバさんが焦りだす。
「あ、ぁっ!きょうやぁっ、それきついっ♡」
「可愛いね。ほら、もっと気持ち良くなろ?」
「い゛っ、く♡も、むりぃ!♡」
カラスバさんが俺の手を止めようと手を伸ばしてくるが、全然力が入ってなくて。そのまま敏感な先端を弄れば、ぷしゃっと潮を吹いてしまった。
「あ゛ぁ~~~~っ!♡♡♡」
「ふふ、気持ちいいね♡」
ちゅっと唇にキスを落として、ベッドサイドのローションを取ると手に広げる。
ひくひくと動く後孔に指を押し付けてゆっくりナカに侵入していけば、カラスバさんがびくりと身体を跳ねさせた。
ナカがいつもより熱い。このナカに挿入したら、きっと気持ちいいだろうな。
「あ゛、っ♡きょうやぁっ、からだ熱いねん♡たすけてや♡」
カラスバさんがすがり付いてくる。可愛くて眼福だな、と思った。
「そんなにつらい?」
こくこくとカラスバさんが頷く。まあ、原液だし相当しんどいのだろう。強請られるがままキスをして、差し出された舌にしゃぶりつく。
すっかり膨らんだ前立腺を苛めながら、ぐちゃぐちゃと指を出し入れさせる。
「はあっ、♡んあっ♡ふっ……♡んんっ~~~っ!♡♡」
また陰茎からびゅくりと白濁が溢れて、身体がびくびくと震える。服を掴む手に力が籠って、口の端から唾液がこぼれ落ちた。
「ちゅっ、あは、カラスバさん可愛いね♡ここ、柔らかいけど自分で弄った?」
指を増やして拡げれば、ナカの赤にくらりと眩暈がした。視界の暴力すぎる。なにそれ、えっちでしかたない。
「んんっ、昼間、きょうやとしたくて♡♡がまんできへんくてっ♡♡」
「んー、可愛い。カラスバさんだーいすき♡」
指を引き抜いて、くぱくぱと開閉するそこに陰茎を押し当てる。吸い付いて離さないそこは蕩けるくらい熱くて、思わず息を吐いた。
はくはくと口を開けてなんとか息をしている彼の舌を絡め取って、優しく食む。とろんとした瞳から涙がこぼれ落ちて、思わず口角が上がった。
キスに夢中になってる彼を特等席で眺めながら、腰を押し進める。
「っ、ぅ!♡♡」
媚びるように揺れる腰を掴んで、カリ首で前立腺を抉れば悲鳴が口の中に消えていく。搾り取るように動く腸壁が気持ち良くて、でもそんな挿入れてすぐに出すわけにもいかないからとなんとか耐えた。俺、偉いなぁ。
「おっ、ぐぅ♡♡きょ、やぁ♡♡」
「なぁに?」
薬のせいでぐずぐずになっている彼は、鼻を啜りながら俺の名前を呼ぶ。その声に興奮して、首筋に齧りつきながら腰を打ち付けた。
「ーーーっ!♡♡♡♡」
びくびくと彼の身体がのたうって、快楽から逃れようとシーツの海を踠く。そんなの、逃がすわけないのにね。全部全部、俺に委ねてくれればいいのに。そう思いながら、汗で貼り付いた前髪をかき上げてうねる腸壁をぐりぐりと苛め抜く。
彼の陰茎から、勢いのない精がとろとろと流れ落ちていく。何度もメスイキをしているのか、首を横に振って喘ぐ彼が愛おしくて仕方ない。
「カラスバさん、きもちいーね」
「あ、あ゛っ!♡♡もっ、いっとるからっ♡♡」
「知ってる。ナカすごいうねってるよ。かわいいね」
ぽこりと膨らんだ腹を手で押して、彼の弱いところを外とナカのどちらからも刺激してやれば、一際大きな声が上がった。かわいそうに、俺に見付かってしまったばっかりに彼はもう立派なそれを使うことはないのだ。力なく揺れる陰茎を悪戯に扱けば、彼は首を横に振って許しを請う。
「あぐ、っ!きょうや、それあかんって♡♡ゆるして♡♡♡」
「えー?だってカラスバさん、凄く気持ち良さそうなのに」
「つらいから、あぁっ!♡♡も、やらっ♡♡」
「あは、やらだって。かわいい」
ちょっとぐらい激しい方が好みなのくらい、お見通しだった。普段はSっ気のある彼だが、ベッドの上ではそれは反転する。辛いくらい攻められて、シーツの上で踠く彼の表情が全てを物語っていた。
「ほら、もうちょっと頑張って」
「あ゛ぁっ!♡♡♡まって、出てまうからっ、♡♡♡」
「いいよ、出して?」
「ちがっ、やらっ♡♡♡もらしてまうっ♡♡」
「ふふ、俺、カラスバさんが気持ち良くて漏らしちゃうとこ、見たいなぁ」
だから、ほら。耳もとで甘く囁いて、追いたてるように腰を打ち付ける。嫌々と首を振る彼だったが、ぐっと腹を押せば堪らないと言わんばかりに小さく呻いて、びくんと身体を跳ねさせた。
遅れて、しょろしょろと色の付いた液体が陰茎から流れ落ちていく。
ただでさえ赤い彼の顔がもっと赤くなって、耐えられないと言わんばかりに枕を掴むとそのまま顔を隠してしまった。
「オマエっ、ほんまに!」
「気持ち良すぎて漏らしちゃったの、かわいいね」
勢いがないからか、その液体はなかなか止まらない。ぎゅーっとナカがうねって、もっていかれそうになって思わず奥歯を噛み締める。きっと小刻みにイっているんだろう。ぶるぶると震える身体を抱き締めてぐりぐりと奥を苛める。
「っ、う~~~~っ♡♡♡」
「はぁ、カラスバさん、出すね」
吐息混じりに呟いて、ラストスパートと言わんばかりに腰を打ち付けるとゴム越しに精を吐き出した。
ぎくりと彼の身体が硬直して、声にならない声が枕に吸い込まれていく。
もっと乱れているところが見たい。俺なしじゃ生きられないくらい、俺に狂ってほしい。ずるりと陰茎を引き抜いて、ゴムを取る。口を結んで放り投げ、彼を見た。ぽっかり開いた後孔が可哀想だ。これはもう一回埋めてやらなければならない。
「カラスバさん、もっかいしよ」
それでも、一応確認せねば。辛うじて残った良心で声を掛ければ、ずるずると鼻を啜る音の後、小さく声がした。
「誰かさんのせいで身体熱くてしゃあないねん」
「そうでしょうね」
「……責任取ってや」
望んだ通りの答えに、思わずほくそ笑む。
「ええ、勿論」
まだまだ夜は長い。こんなんじゃ、終われないよね。替えのゴムを手に取って、未だ強く握られた枕ごと彼を抱き締めたのだった。
カラスバさんは毒だと思う。たちの悪い、じわじわと身体を蝕んでいくタイプの猛毒だ。
「あっ、ん♡」
わざとらしい嬌声が彼の口から発せられる。抱かれることすら慣れた様子の彼は、最中でさえ余裕を崩すことがなかった。
他の男の影がちらつくなんて、嫌でしょうがないけれど、それも含めカラスバさんなのだから仕方ない。仕方ないけど!それはそれとして余裕がないのも見てみたい!
そこでネットの海を彷徨った結果見付けた秘密兵器をなんとか取り寄せたのだった。
「カラスバさん、これ、飲んで?」
「?」
ベッドサイドに手を伸ばして、小瓶を取る。なんでも、いろんな果物だの漢方だのを抽出したらしいそれの名前はメロメロエキス。
本当は薄めるらしいんだけど、多分カラスバさんには効かないだろうから、今回は原液を飲んでもらう。うん、しょうがないよね。
疑うことなく開かれた口にフタを開けた小瓶を突っ込むと、彼は眉間に皺を寄せて噎せこんだ。
「なんっ、これ、にっが!」
「やっぱり苦いんだ。なんか漢方らしいんでしょうがないですね。水いります?」
ベッドサイドに置かれた水のボトルを手に取って、フタを緩める。
「オマエっなんちゅうもん飲ますねん。雰囲気台無しや」
「混ぜたら警戒して飲んでくれないでしょ?」
そう言って水を口に含むと、キスを落とす。こくこくと上下する喉。舌を絡めれば、確かに苦くて。何度もそうして水を飲ませれば、カラスバさんの機嫌は少し直ったようだった。
「それにしてもなんなん?」
「ん、ただの元気になるお薬ですよ♡ちゃーんと合法なんで安心してください」
まだ規制されてないだけだけど、と心の中で呟きながら、カラスバさんの白い肌を撫でる。
「んんっ」
びくり、とカラスバさんが身体を跳ねさせる。どうやら、いつもより感度が上がっているようで……。
ぴんと勃っている二つのピンク色に舌を這わせる。舌先で弾きながら顔を見上げれば、顔が真っ赤で。今までにない表情に、下半身に熱が集まるのを感じた。
「きょ、やっ、これなんか、へん!」
「ああ、良かった。効かないかと思いましたよ」
まあ原液で与えてるし、高かったんだから多少は効いてくれないと困る。
「あ、ぅっ!♡」
鳥肌の立っている肌を撫でまわしながら、じゅっと突起に吸い付けば、カラスバさんの口から余裕のない声が漏れだした。
本当に効いてるんだ……。半信半疑だったけど、買って良かった。
「すごい鳥肌。カラスバさん、どーお?」
「わからんっ、わからんけどっ……んんっ♡」
「ふふ、かわいー」
可愛らしい突起をぐにぐにと食みながら、もう片方も可愛がる。カラスバさんは何がおこっているのかわからないと言わんばかりに困惑しながら口に手を当てて感じ入っていて、可愛くって口角が上がった。
「あっ、くぅ……きょうや、これ変や」
「顔も真っ赤。ねぇこれで最後までしちゃったらどうなっちゃうのかな」
ふっと笑って股間に手を伸ばせば、下着の上からでもわかるくらいぐちゃぐちゃになっていて、ゆっくりと下着を脱がせれば、勃ちきった陰茎がぼろりとこぼれた。
「わあ、すごいぐちゃぐちゃ」
「あぐっ、きょうやっ……いま扱かんといてっ」
「気持ち良くない?」
「ちゃうねんっ、んっ、あ゛あ゛っ♡」
ちょっと扱いただけで、カラスバさんはあっという間に果てた。びゅくびゅくと白濁が吹き出して、カラスバさんの腹を汚していく。
「あは、もうイっちゃったんだ?」
「っ、くそがきっ」
全然余裕がないカラスバさんが珍しくて、可愛くて仕方ない。首筋に赤い吸い跡を残しながら、先端をくちゅくちゅと弄れば、カラスバさんが焦りだす。
「あ、ぁっ!きょうやぁっ、それきついっ♡」
「可愛いね。ほら、もっと気持ち良くなろ?」
「い゛っ、く♡も、むりぃ!♡」
カラスバさんが俺の手を止めようと手を伸ばしてくるが、全然力が入ってなくて。そのまま敏感な先端を弄れば、ぷしゃっと潮を吹いてしまった。
「あ゛ぁ~~~~っ!♡♡♡」
「ふふ、気持ちいいね♡」
ちゅっと唇にキスを落として、ベッドサイドのローションを取ると手に広げる。
ひくひくと動く後孔に指を押し付けてゆっくりナカに侵入していけば、カラスバさんがびくりと身体を跳ねさせた。
ナカがいつもより熱い。このナカに挿入したら、きっと気持ちいいだろうな。
「あ゛、っ♡きょうやぁっ、からだ熱いねん♡たすけてや♡」
カラスバさんがすがり付いてくる。可愛くて眼福だな、と思った。
「そんなにつらい?」
こくこくとカラスバさんが頷く。まあ、原液だし相当しんどいのだろう。強請られるがままキスをして、差し出された舌にしゃぶりつく。
すっかり膨らんだ前立腺を苛めながら、ぐちゃぐちゃと指を出し入れさせる。
「はあっ、♡んあっ♡ふっ……♡んんっ~~~っ!♡♡」
また陰茎からびゅくりと白濁が溢れて、身体がびくびくと震える。服を掴む手に力が籠って、口の端から唾液がこぼれ落ちた。
「ちゅっ、あは、カラスバさん可愛いね♡ここ、柔らかいけど自分で弄った?」
指を増やして拡げれば、ナカの赤にくらりと眩暈がした。視界の暴力すぎる。なにそれ、えっちでしかたない。
「んんっ、昼間、きょうやとしたくて♡♡がまんできへんくてっ♡♡」
「んー、可愛い。カラスバさんだーいすき♡」
指を引き抜いて、くぱくぱと開閉するそこに陰茎を押し当てる。吸い付いて離さないそこは蕩けるくらい熱くて、思わず息を吐いた。
はくはくと口を開けてなんとか息をしている彼の舌を絡め取って、優しく食む。とろんとした瞳から涙がこぼれ落ちて、思わず口角が上がった。
キスに夢中になってる彼を特等席で眺めながら、腰を押し進める。
「っ、ぅ!♡♡」
媚びるように揺れる腰を掴んで、カリ首で前立腺を抉れば悲鳴が口の中に消えていく。搾り取るように動く腸壁が気持ち良くて、でもそんな挿入れてすぐに出すわけにもいかないからとなんとか耐えた。俺、偉いなぁ。
「おっ、ぐぅ♡♡きょ、やぁ♡♡」
「なぁに?」
薬のせいでぐずぐずになっている彼は、鼻を啜りながら俺の名前を呼ぶ。その声に興奮して、首筋に齧りつきながら腰を打ち付けた。
「ーーーっ!♡♡♡♡」
びくびくと彼の身体がのたうって、快楽から逃れようとシーツの海を踠く。そんなの、逃がすわけないのにね。全部全部、俺に委ねてくれればいいのに。そう思いながら、汗で貼り付いた前髪をかき上げてうねる腸壁をぐりぐりと苛め抜く。
彼の陰茎から、勢いのない精がとろとろと流れ落ちていく。何度もメスイキをしているのか、首を横に振って喘ぐ彼が愛おしくて仕方ない。
「カラスバさん、きもちいーね」
「あ、あ゛っ!♡♡もっ、いっとるからっ♡♡」
「知ってる。ナカすごいうねってるよ。かわいいね」
ぽこりと膨らんだ腹を手で押して、彼の弱いところを外とナカのどちらからも刺激してやれば、一際大きな声が上がった。かわいそうに、俺に見付かってしまったばっかりに彼はもう立派なそれを使うことはないのだ。力なく揺れる陰茎を悪戯に扱けば、彼は首を横に振って許しを請う。
「あぐ、っ!きょうや、それあかんって♡♡ゆるして♡♡♡」
「えー?だってカラスバさん、凄く気持ち良さそうなのに」
「つらいから、あぁっ!♡♡も、やらっ♡♡」
「あは、やらだって。かわいい」
ちょっとぐらい激しい方が好みなのくらい、お見通しだった。普段はSっ気のある彼だが、ベッドの上ではそれは反転する。辛いくらい攻められて、シーツの上で踠く彼の表情が全てを物語っていた。
「ほら、もうちょっと頑張って」
「あ゛ぁっ!♡♡♡まって、出てまうからっ、♡♡♡」
「いいよ、出して?」
「ちがっ、やらっ♡♡♡もらしてまうっ♡♡」
「ふふ、俺、カラスバさんが気持ち良くて漏らしちゃうとこ、見たいなぁ」
だから、ほら。耳もとで甘く囁いて、追いたてるように腰を打ち付ける。嫌々と首を振る彼だったが、ぐっと腹を押せば堪らないと言わんばかりに小さく呻いて、びくんと身体を跳ねさせた。
遅れて、しょろしょろと色の付いた液体が陰茎から流れ落ちていく。
ただでさえ赤い彼の顔がもっと赤くなって、耐えられないと言わんばかりに枕を掴むとそのまま顔を隠してしまった。
「オマエっ、ほんまに!」
「気持ち良すぎて漏らしちゃったの、かわいいね」
勢いがないからか、その液体はなかなか止まらない。ぎゅーっとナカがうねって、もっていかれそうになって思わず奥歯を噛み締める。きっと小刻みにイっているんだろう。ぶるぶると震える身体を抱き締めてぐりぐりと奥を苛める。
「っ、う~~~~っ♡♡♡」
「はぁ、カラスバさん、出すね」
吐息混じりに呟いて、ラストスパートと言わんばかりに腰を打ち付けるとゴム越しに精を吐き出した。
ぎくりと彼の身体が硬直して、声にならない声が枕に吸い込まれていく。
もっと乱れているところが見たい。俺なしじゃ生きられないくらい、俺に狂ってほしい。ずるりと陰茎を引き抜いて、ゴムを取る。口を結んで放り投げ、彼を見た。ぽっかり開いた後孔が可哀想だ。これはもう一回埋めてやらなければならない。
「カラスバさん、もっかいしよ」
それでも、一応確認せねば。辛うじて残った良心で声を掛ければ、ずるずると鼻を啜る音の後、小さく声がした。
「誰かさんのせいで身体熱くてしゃあないねん」
「そうでしょうね」
「……責任取ってや」
望んだ通りの答えに、思わずほくそ笑む。
「ええ、勿論」
まだまだ夜は長い。こんなんじゃ、終われないよね。替えのゴムを手に取って、未だ強く握られた枕ごと彼を抱き締めたのだった。
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