キョカラ

ワンライで書いたのを少し膨らませたやつ
来年もよろしくお願いします



「あは、もうすぐ年越しですね」
 最中、ふと時計を見たキョウヤが言う。それどころではないのに、動きを止められてきゅうきゅうナカを締め付けながらなんとか息をする。
「あえ、♡キョウヤ、やめへんで♡」
「ふふ、かわい。そんなに気持ちいい?」
 誘うように腰をかくかく動かしながら、キスを強請る。もう思考は完全に蕩けきっていて、気持ちのいいこと以外考えられそうになかった。
「きょうやぁ♡」
「ね、今年はいろんなことがありましたね」
 ちゅ、っと頬にキスを落としながら耳元で囁かれ、思わず身震いをする。キョウヤがなんと言っているのかわからなくって、頭の上にクエスチョンマークを浮かべていると、腰をとちゅっ♡と動かされて息を飲む。
「はぁっ♡♡あぁっ!♡♡」
「カラスバさんとセックスするようになったのも今年からだね」
「あぐっ、!♡♡キョウヤぁ、いきたいっ♡♡」
 ナカを蹂躙するそれを締め付けながら、辛くて苦しくてつい懇願してしまう。難しいことなんか考えられなくて、自分からキョウヤの唇に吸い付いた。
 舌を出してぺろりと舐めれば、我慢ならないとばかりに舌を絡め取られて、身体がかっと熱を持つ。粘膜を擦られて、ぞくぞくと快感がかけ上ってきた。
「んんぅ!♡♡フーッ♡♡んぐっ、ちゅう♡♡」
 溶けて一緒くたになってしまったように錯覚しながら、絶頂の気配に身体を震わせる。
 腰を両手で掴まれて奥をがつがつと穿たれて、目の前に星が散った。
「ぷはっ、ああ、んっ!♡♡それだめっ♡♡いっちゃうからぁ♡♡」
「うん、イっていいよ♡」
「あ゛あ゛っ!♡♡」
 腹の奥に熱いものが吐きかけられて、頭が焼ききれそうなくらいの快楽を貪る。訳がわからなくて、キョウヤの背中にがりがりと爪を立てながら絶頂すると、背をしならせた。
「っ~~~~!♡♡♡」
 中々絶頂から降りてこられない。ずっとイっているような感覚にぼろぼろ涙をこぼしながら首を振る。気持ちいい、こんなのおかしくなってしまう。
 己の陰茎からは精が吐き出されず、メスイキを決めたのだと気付いてしまった。
「はっ、はっ♡♡」
 なんとか息をしながら、キョウヤを見る。ああ、カッコいい。好きで好きでしょうがなくて、ぎゅっと抱き締める。
「ナカすごいうねってる。そんなに良かった?」
 こくりと頷く。良すぎて殺されるかと思った、と途切れ途切れに言えば、キョウヤは笑った。
「かわいー!ねぇ、そんなの逆効果なの知ってる癖に」
「っ、誘っとんねんあほっ」
「ふふ、まだ足りないんだ」
 瞬間、外で花火が上がる。年が明ける瞬間もこうやって繋がっていたのが嬉しくて、でもほんのちょっぴり恥ずかしくて黙り込むと、キョウヤが口を開いた。
「カウントダウン、しそびれちゃいましたね」
「花火、見たかった」
「う、それはごめんなさい」
 オレの上にのしかかってきたキョウヤが笑う。そのまま見詰め合いながら、どちらからともなく唇を重ねる。
「今年もよろしくお願いします」
「ん、よろしゅう」
「たくさん愛し合いましょうね」
「……あほ」
 そんなやりとりをしながら、ナカにはいったままのそれをきゅうっと食い絞める。
 堪らずうっ、と呻いたキョウヤに満足しながらすりよれば、硬さを取り戻したそれに奥を穿たれて目の前がチカチカと明滅した。
「お゛っ♡♡」
「ふふ、仕返し♡」
 とたんに、引きかけていた熱が戻ってくる。気持ちいいが頭を支配して、何も考えられなくなった。
 苦し紛れにキョウヤの背中をがりがりと引っ掻く。加減など考えている余裕なんてなくて、キョウヤが小さく呻く。
 その間も腰を打ち付けられ、どうにかなりそうだった。
「お゛~っ!♡♡おへぇっ♡♡あ゛、あぐっ♡♡」
 醜い声が勝手に口からこぼれていく。ばちばちと脳を焼く快感が辛くて、でも気持ちよくて舌を付き出して感じ入ればキョウヤが笑った。
 その顔が好きなん、知っとるんかな。
「ふふ、すっごい気持ち良さそう。はぁっ、可愛い。ねえ、結腸入らせて?」
「あ、あんっ!♡♡ええよっ、はよ頂戴?♡♡」
 搾り取ったるさかい、そうやって辛うじて残った意識をなんとか寄せ集めてやっとこさ口を開く。余裕のあったキョウヤの表情が歪んで、よりぎらついた目になった。
 それを満足げに眺めながらキスを強請る。
「もー!そんなふうに言われたらまた抱き潰しちゃうじゃん」
 そうやって悔しそうに吠えると、そのまま差し出された舌を絡め取られる。必死になって舌を動かしていると、身体の中でぐぷっ♡と聞こえてはいけない音がした。
「~~~~~っ、!♡♡♡」
 結腸を抜かれたのだと遅れて気付いた。その瞬間、焼き尽くすような快感に頭を殴られる。出そうとした悲鳴は全部食べられてしまって、酸欠と快楽で目の前がちかちか明滅する。
 苦しいけど、それがまた気持ちがよくっておかしくなりそうだ。
「ふーっ!♡♡♡ぅ、!♡♡~~~~っ!♡♡」
 意識が飛びそうになって、でも次の律動で起こされてを繰り返す。腰を打ち付ける速度が上がって、終わりが近いことを察してしまう。いやだ、もっと繋がっていたい。ほとんど無意識に足を絡めながら、揺さぶられる。
「はーっ、あ゛あ゛っ!♡♡お゛っ、♡♡きょうやぁ、♡♡」
「カラスバさん、愛してます」
 耳元で囁くように呟かれ、じんわりと胸が熱くなる。意味のない言葉の羅列を吐く口をなんとか動かして、オレもとだけ答えればキョウヤが笑った。
「奥、出すねっ」
「う、ん♡♡ん゛あっ♡♡はぁっ、ああっ!♡♡」
 じゅわっと何かが漏れ出たような感覚がして、慌てて下半身を見れば、陰茎から透明な液体が吹き出ていた。どうやら潮を吹いてしまったらしい。よかった、漏らしたわけではなくて。
 そうして、止めと言わんばかりに奥に腰を打ち付けられて、頭が真っ白になった。
 びゅくびゅくと腹の奥に精を吐きかけられている感覚にすら感じる始末で。気付かれたくなくってベッドに顔を埋める。
「~~~~っ!♡♡♡」
 はぁはぁとお互い肩で息をしながら身体を擦りあわせる。暖かい。こんなに幸せでいいのだろうか。……いや、いいんだろう。
「はぁっ、気持ちよかった?」
 へっへっと情けなく息をして、なんとか酸素を取り込む。答えるだけの余裕はまだなくて、余韻に酔いしれる。
「はは、見ればわかるか。よいしょ、お風呂作ってきますね」
 そうして出ていってしまった熱を求めて身体が疼きだす。もっと欲しい、なんて。
 うまく動かない手でなんとかキョウヤの腕を捕まえて、そのままベッドに引き倒した。
「なっ!?」
「キョウヤ、もっと欲しい♡」
 へにゃりとした陰茎に触れ、自分のナカに挿入されていたことも忘れて頬擦りをすればあっという間に硬さを取り戻したそれにうっそり笑う。
「からすばさ、」
 そのまま覆い被さって、ぽっかり穴の空いてしまった後孔に押し付ける。容易く飲み込まれていく陰茎で、前立腺を押し潰した。
「あ~~~っ♡♡きょおやぁっ♡♡」
「っ!」
 今更恥もなにもあったものではない。自分で腰を動かして、気持ちいいところへ押し当てれば目の前に星が飛び散った。
「おっ、お~~~っ♡♡♡」
「もー!せっかく気遣ったのに!」
 腰をがっと掴まれて、そのまま揺さぶられる。自分でするのとは違う、容赦のない快感に頭がばかになってしまったみたいだった。
 気持ちよくて、口の端しから唾液がこぼれ落ちていく。
「~~~~っ!♡♡♡」
「誘ったのはそっちだからね?後で文句言わないでよ?」
 こくこくと頷きながら、快感に酔いしれる。気持ちいい、気持ちよくてだめになる。だらだらと流れ落ちていく白濁すら気持ちよくて、好き勝手に揺さぶられながらキョウヤの首に吸い付いた。
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