その他
初夜失敗しなかった
そんな雰囲気になって、シーツの海に押し倒す。あいつは驚いたように目を見開いた後、口を開いた。
「ちょ、俺達にはまだ早いって」
「あ?十分待ったろ。いい加減腹くくれよ」
言葉では否定するくせに、押し倒されたままのあいつはうんうん唸った後、普段の声量が嘘みたいに小さい声で「やさしくしてね?」なんて言いやがったので思わず頭を抱える。
不安そうな顔しやがって。俺に抱かれるのがそんなに不安なのかよ。口に出かけた言葉を飲み込み、あいつの露出された腹を撫でる。
どうするかはわかってる。携帯で方法を調べたし、何度も考えた。そのくらい、俺はこいつに……ラシードに惚れている。
「エド……?」
「いや、なんでもねぇよ」
実際その時にならないとわからないもんだ。こんな緊張するなんて思わなかった。らしくないと言われればその通りだが、初めてなんてそんなもんだろ。と開き直る。
「ね、キスしてよ」
どうするかと固まっていると、痺れを切らしたあいつが抱きついてきた。お強請り通り、ちゅっと音を立てて唇に吸い付く。薄く開かれた口に舌を割り込ませ、侵入する。未知の感触に感動を覚えながら、舌を絡ませた。ゆっくりゆっくり、長い時間をかけてそうしていると息苦しくなって、名残惜しいが離れた。
「はぁっ、」
「ふふ、顔真っ赤だよ」
「うるせぇな、黙ってろ」
深いキスだって初めてなんだぜ?それにしては上出来だろ。早鐘の様な心臓を押さえ、自分に落ち着くよう言い聞かせる。
大丈夫だ。大丈夫。
もう一度なんて言わず、何度も唇を重ねる。その度、あいつが上擦った声を上げる物だから色気に驚く。
首筋に噛みつきながら、そっと胸の突起に触れる。輪郭を優しく撫でていると、あいつが吹き出した。
「っはは、擽ったいってば」
「擽ったいだけか?」
「うん、でも……」
なんかえっちだね。はにかむように笑いながら、そんな風に続けられて爆ぜるかと思った。余裕ぶりやがって、畜生。
悔しくて、ほんの少し勃ち上がったそこを舌で舐る。もう片方もくるくる円を描くように刺激し続けてやれば、次第にあいつの息が荒くなった。
「んんっ、はぁ……、っ」
「良さそうだな」
「っ、」
ぶわっと耳まで赤くして、布で顔を隠してしまったラシードに思わず口角が上がる。嗚呼、可愛い奴。
止められないのをいいことにそのまま可愛らしい突起を苛める。カリカリと指の先で引っ掻くように刺激すると、あいつは艶のある声を上げた。
「んぁっ!うぅっ……、」
「恥ずかしがんなよ」
熱っぽく耳元で囁いてやれば、余裕のなさそうな声で「ちょっと、思ったより恥ずかしい」なんて言い始めたので、想像してたのかと嬉しくなった。
胸に吸い跡を残しながら、ベルトを外しズボンを脱がせようと手を掛ける。
「待って、」
「もう待てねぇよ」
「そうじゃなくって、その……口でシてもいい?」
「はぁ!?」
思ってもみなかった申し出に驚きながらも、起き上がったあいつの顔を見る。いいかと聞かれれば、そりゃしてほしいくらいだけども。
長い事考えた末に頷けば、あいつは嬉しそうに微笑むと、伏し目がちにチャックを下ろした。中からごそごそと既に勃ち上がった陰茎を取り出すと、あいつの褐色の手が絡みつく。
「やられっぱなしは性に合わないんだよねぇ」
「っ、」
「ふふ、びくびくしてる♡」
あいつはうっとりしながらそう呟くと、先端にしゃぶりついた。唾液を絡めながら全体を扱かれ、危うくすぐにイキかける。流石に勿体なさすぎるだろ、と奥歯を噛み締めなんとか耐えた。
「ちゅっ、あはっ……おっきくなった」
くそ、なんでちょっと上手いんだよ!なんて腹を立てながらシーツを掴む。ざらついた舌が敏感な先端を磨きあげるように行き来して、口内の温度も相まってとろけてしまいそうだった。
「くっ、」
「きもちいい?」
口を離し首を傾げながら問われ、思わずこくこくと頷く。情けないが、こんなの耐えられるわけがない。軽く扱かれ、我慢の限界が来た。
びゅくびゅくと勢いよく陰茎から精を吐き出す。口を離していたせいで、あいつの顔に白い体液が掛かってしまった。その色のコントラストに、思わず釘付けになる。
「……あっ、悪ぃ」
「っ、ん、大丈夫……ははっ、もう勃ってる……元気だね」
傍にあったティッシュを差し出し顔を拭く。なんとなく、ラシードを汚してしまったみたいで申し訳なくなると同時に、確かに興奮を覚えた。
もう、これ以上は我慢の限界だ。
力任せにベッドへ押し倒すと、自分のモノを咥えていた口なのも忘れて唇を重ねる。
「んんっ、」
「はぁっ、なぁ……抱いてもいいんだよな?」
「んっ、うん……エドにならいいよ」
改めて、ズボンと下着を脱がせば先走りにてらてら濡れた、形の良い陰茎が現れた。
嗚呼そうだと思い出し、サイドチェストへ手を伸ばすと、中から新品のローションを取り出す。それを掌に出し陰茎に塗りたくると、上下に扱いた。
「あぁっ!んっ、う……それがあるってことは……いつか、俺を抱くつもりだったの?」
「ちっ、そうだよ、悪いか」
「んうっ、ちがっ……嬉しくて」
真っ赤な顔を両手で隠しながら蚊の鳴くような声でラシードは呟いた。こっちも嬉しくなって、見えているところにキスを落とす。その度にびくびくと身体を跳ねさせるのが愛らしい。
ローションやら先走りやらでぬるぬるの指を、後孔に這わせる。ゆっくり時間を掛けてナカに埋めていくと、流石に異物感が気になるのかあいつは唇を噛んでいた。血が滲むほど噛み締められた唇をそっと舐めれば、慣れ親しんだ血の味がする。
嗚呼、彼も生きているんだ。
「唇、噛むなよ」
舌先で唇をつつき、開かせるとそのまま口内に舌を割り込ませる。おずおずと差し出された舌を絡め取り、まだ微かに香る鉄臭さを共有する。
「っ……、んんっ」
それがよかったのか、ラシードの身体から力が抜けた。次はどうするんだっけかと、何回も何回も読んだサイトに書いてあった事を思い出す。
そうだ、尻んナカに気持ちいい所があるんだ。ゆっくり縁を拡げながら、その場所を探すように拓いていく。
「はっ、ぁっ……、う?」
少し膨らんだ場所を触った時、あいつの声色が変わった。ここか、としこりを撫で回す。
「っ!まって、そこ……駄目だっ!」
「ん?どうしたんだよ」
「まって、まって!あ゛あっ!」
素知らぬ顔で見つけたそこを押し潰した。瞬間、嬌声が漏れ出してつい口角が上がる。
可愛い恋人にもっと乱れて欲しくて、孔を拡げながらそこを重点的につつけば、首を横に振りながら感じ続けた。
「あぁっ!、う、あ……ぅ、っんん、」
「気持ちいいか?」
「はぁ、あっ、ぅ!あ゛ぁ……わからな、いっ!」
声が止まらなくなっているのが可愛くて、思わずぎゅっと抱き締めた。このまま誰にも渡したくない。俺にだけ見せてほしい、そんな思いを抱きながら後孔を解していく。
2本目が挿入る頃には、あいつはすっかり余裕がなくなったようにベッドに寝転んでいた。
「ねっ、はやく……一緒になりたい」
「もう少し拡げねえと、辛いのはてめぇだぞ」
「やだっ、ああっ!このままじゃおかしくなるっ!んんっ、」
「いいじゃねえか、なっちまえよ」
「あ゛あんっ!♡」
正直煽られるのはこっちもキツイ。でも、このまま挿入れてもし痛かったらなんて思うとすぐにでも挿入れるなんてとてもじゃないが出来なかった。
どのくらい解せばいいんだ……そう言えば見ていたサイトにそれは書かれていなかったな、なんて思い出して、どうせ書くなら詳しく書けよ!と腹を立てる。
「も、大丈夫だから!ほら、俺の指だって挿入るから……あ゛っ!♡」
ナカが見えるように孔を拡げたあいつの首筋に、思わず噛み付く。そんなえっちに強請られたら歯止めが効かなくなるだろ。
「いいんだな?」
「うん♡いいよ……来て?♡」
辛うじて保っていた理性が、音を立てて千切れた。
先走りに濡れた陰茎に更にローションをかけ、万全の状態でふやけきった後孔に陰茎を埋め込む。
褐色の肌に自分の色味の薄い陰茎が飲み込まれていく、暴力的なくらいエロい光景に、ぐっと奥歯を噛み締め耐える。
切れないかと心配したが、そこは引っかかることなく奥まで陰茎を飲み込んだ。
温かい粘膜が蠢き、精を搾り取ろうとする。
「あ゛ぁっ!♡♡はぁっ、あ゛っ!♡♡」
「っ、はあっ!ナカすげえうねってんな……気持ちいいか?」
「きもちい、♡♡きもちいいからぁ!♡♡あ゛っ♡♡」
繋がったところから溶けてしまいそうだった。すぐ出そうになるのをぐっと我慢して腰を打ちつける。
部屋に、肌と肌のぶつかる音がこだましていた。
俺だって余裕なんてものはとっくにない。あいつももう何が何だかわかってないだろう。でも、それでいい。
むき身で求め合うのがこんなに気持ちいいなんておもってもなかった。
「あ゛♡♡そこ、びりびりする♡♡はあっ♡♡あ゛あんっ!♡♡」
しこりを押し潰す様に腰を打ちつけると、ラシードは俺の背中に爪を立てながら、反り返った。
それさえ可愛いのだから、もうラシードだったら何でもいいのかもしれない。
「うあ゛!♡♡♡エドっ!エドぉ、おれ、もうイッちゃう♡♡」
「くっ、ラシード……!」
「あぁ〜〜〜〜っ!!♡♡♡」
ぎゅっと後孔が精を搾り取るように収縮して、耐えきれずあいつの腹のナカにぶち撒けた。
そんな雰囲気になって、シーツの海に押し倒す。あいつは驚いたように目を見開いた後、口を開いた。
「ちょ、俺達にはまだ早いって」
「あ?十分待ったろ。いい加減腹くくれよ」
言葉では否定するくせに、押し倒されたままのあいつはうんうん唸った後、普段の声量が嘘みたいに小さい声で「やさしくしてね?」なんて言いやがったので思わず頭を抱える。
不安そうな顔しやがって。俺に抱かれるのがそんなに不安なのかよ。口に出かけた言葉を飲み込み、あいつの露出された腹を撫でる。
どうするかはわかってる。携帯で方法を調べたし、何度も考えた。そのくらい、俺はこいつに……ラシードに惚れている。
「エド……?」
「いや、なんでもねぇよ」
実際その時にならないとわからないもんだ。こんな緊張するなんて思わなかった。らしくないと言われればその通りだが、初めてなんてそんなもんだろ。と開き直る。
「ね、キスしてよ」
どうするかと固まっていると、痺れを切らしたあいつが抱きついてきた。お強請り通り、ちゅっと音を立てて唇に吸い付く。薄く開かれた口に舌を割り込ませ、侵入する。未知の感触に感動を覚えながら、舌を絡ませた。ゆっくりゆっくり、長い時間をかけてそうしていると息苦しくなって、名残惜しいが離れた。
「はぁっ、」
「ふふ、顔真っ赤だよ」
「うるせぇな、黙ってろ」
深いキスだって初めてなんだぜ?それにしては上出来だろ。早鐘の様な心臓を押さえ、自分に落ち着くよう言い聞かせる。
大丈夫だ。大丈夫。
もう一度なんて言わず、何度も唇を重ねる。その度、あいつが上擦った声を上げる物だから色気に驚く。
首筋に噛みつきながら、そっと胸の突起に触れる。輪郭を優しく撫でていると、あいつが吹き出した。
「っはは、擽ったいってば」
「擽ったいだけか?」
「うん、でも……」
なんかえっちだね。はにかむように笑いながら、そんな風に続けられて爆ぜるかと思った。余裕ぶりやがって、畜生。
悔しくて、ほんの少し勃ち上がったそこを舌で舐る。もう片方もくるくる円を描くように刺激し続けてやれば、次第にあいつの息が荒くなった。
「んんっ、はぁ……、っ」
「良さそうだな」
「っ、」
ぶわっと耳まで赤くして、布で顔を隠してしまったラシードに思わず口角が上がる。嗚呼、可愛い奴。
止められないのをいいことにそのまま可愛らしい突起を苛める。カリカリと指の先で引っ掻くように刺激すると、あいつは艶のある声を上げた。
「んぁっ!うぅっ……、」
「恥ずかしがんなよ」
熱っぽく耳元で囁いてやれば、余裕のなさそうな声で「ちょっと、思ったより恥ずかしい」なんて言い始めたので、想像してたのかと嬉しくなった。
胸に吸い跡を残しながら、ベルトを外しズボンを脱がせようと手を掛ける。
「待って、」
「もう待てねぇよ」
「そうじゃなくって、その……口でシてもいい?」
「はぁ!?」
思ってもみなかった申し出に驚きながらも、起き上がったあいつの顔を見る。いいかと聞かれれば、そりゃしてほしいくらいだけども。
長い事考えた末に頷けば、あいつは嬉しそうに微笑むと、伏し目がちにチャックを下ろした。中からごそごそと既に勃ち上がった陰茎を取り出すと、あいつの褐色の手が絡みつく。
「やられっぱなしは性に合わないんだよねぇ」
「っ、」
「ふふ、びくびくしてる♡」
あいつはうっとりしながらそう呟くと、先端にしゃぶりついた。唾液を絡めながら全体を扱かれ、危うくすぐにイキかける。流石に勿体なさすぎるだろ、と奥歯を噛み締めなんとか耐えた。
「ちゅっ、あはっ……おっきくなった」
くそ、なんでちょっと上手いんだよ!なんて腹を立てながらシーツを掴む。ざらついた舌が敏感な先端を磨きあげるように行き来して、口内の温度も相まってとろけてしまいそうだった。
「くっ、」
「きもちいい?」
口を離し首を傾げながら問われ、思わずこくこくと頷く。情けないが、こんなの耐えられるわけがない。軽く扱かれ、我慢の限界が来た。
びゅくびゅくと勢いよく陰茎から精を吐き出す。口を離していたせいで、あいつの顔に白い体液が掛かってしまった。その色のコントラストに、思わず釘付けになる。
「……あっ、悪ぃ」
「っ、ん、大丈夫……ははっ、もう勃ってる……元気だね」
傍にあったティッシュを差し出し顔を拭く。なんとなく、ラシードを汚してしまったみたいで申し訳なくなると同時に、確かに興奮を覚えた。
もう、これ以上は我慢の限界だ。
力任せにベッドへ押し倒すと、自分のモノを咥えていた口なのも忘れて唇を重ねる。
「んんっ、」
「はぁっ、なぁ……抱いてもいいんだよな?」
「んっ、うん……エドにならいいよ」
改めて、ズボンと下着を脱がせば先走りにてらてら濡れた、形の良い陰茎が現れた。
嗚呼そうだと思い出し、サイドチェストへ手を伸ばすと、中から新品のローションを取り出す。それを掌に出し陰茎に塗りたくると、上下に扱いた。
「あぁっ!んっ、う……それがあるってことは……いつか、俺を抱くつもりだったの?」
「ちっ、そうだよ、悪いか」
「んうっ、ちがっ……嬉しくて」
真っ赤な顔を両手で隠しながら蚊の鳴くような声でラシードは呟いた。こっちも嬉しくなって、見えているところにキスを落とす。その度にびくびくと身体を跳ねさせるのが愛らしい。
ローションやら先走りやらでぬるぬるの指を、後孔に這わせる。ゆっくり時間を掛けてナカに埋めていくと、流石に異物感が気になるのかあいつは唇を噛んでいた。血が滲むほど噛み締められた唇をそっと舐めれば、慣れ親しんだ血の味がする。
嗚呼、彼も生きているんだ。
「唇、噛むなよ」
舌先で唇をつつき、開かせるとそのまま口内に舌を割り込ませる。おずおずと差し出された舌を絡め取り、まだ微かに香る鉄臭さを共有する。
「っ……、んんっ」
それがよかったのか、ラシードの身体から力が抜けた。次はどうするんだっけかと、何回も何回も読んだサイトに書いてあった事を思い出す。
そうだ、尻んナカに気持ちいい所があるんだ。ゆっくり縁を拡げながら、その場所を探すように拓いていく。
「はっ、ぁっ……、う?」
少し膨らんだ場所を触った時、あいつの声色が変わった。ここか、としこりを撫で回す。
「っ!まって、そこ……駄目だっ!」
「ん?どうしたんだよ」
「まって、まって!あ゛あっ!」
素知らぬ顔で見つけたそこを押し潰した。瞬間、嬌声が漏れ出してつい口角が上がる。
可愛い恋人にもっと乱れて欲しくて、孔を拡げながらそこを重点的につつけば、首を横に振りながら感じ続けた。
「あぁっ!、う、あ……ぅ、っんん、」
「気持ちいいか?」
「はぁ、あっ、ぅ!あ゛ぁ……わからな、いっ!」
声が止まらなくなっているのが可愛くて、思わずぎゅっと抱き締めた。このまま誰にも渡したくない。俺にだけ見せてほしい、そんな思いを抱きながら後孔を解していく。
2本目が挿入る頃には、あいつはすっかり余裕がなくなったようにベッドに寝転んでいた。
「ねっ、はやく……一緒になりたい」
「もう少し拡げねえと、辛いのはてめぇだぞ」
「やだっ、ああっ!このままじゃおかしくなるっ!んんっ、」
「いいじゃねえか、なっちまえよ」
「あ゛あんっ!♡」
正直煽られるのはこっちもキツイ。でも、このまま挿入れてもし痛かったらなんて思うとすぐにでも挿入れるなんてとてもじゃないが出来なかった。
どのくらい解せばいいんだ……そう言えば見ていたサイトにそれは書かれていなかったな、なんて思い出して、どうせ書くなら詳しく書けよ!と腹を立てる。
「も、大丈夫だから!ほら、俺の指だって挿入るから……あ゛っ!♡」
ナカが見えるように孔を拡げたあいつの首筋に、思わず噛み付く。そんなえっちに強請られたら歯止めが効かなくなるだろ。
「いいんだな?」
「うん♡いいよ……来て?♡」
辛うじて保っていた理性が、音を立てて千切れた。
先走りに濡れた陰茎に更にローションをかけ、万全の状態でふやけきった後孔に陰茎を埋め込む。
褐色の肌に自分の色味の薄い陰茎が飲み込まれていく、暴力的なくらいエロい光景に、ぐっと奥歯を噛み締め耐える。
切れないかと心配したが、そこは引っかかることなく奥まで陰茎を飲み込んだ。
温かい粘膜が蠢き、精を搾り取ろうとする。
「あ゛ぁっ!♡♡はぁっ、あ゛っ!♡♡」
「っ、はあっ!ナカすげえうねってんな……気持ちいいか?」
「きもちい、♡♡きもちいいからぁ!♡♡あ゛っ♡♡」
繋がったところから溶けてしまいそうだった。すぐ出そうになるのをぐっと我慢して腰を打ちつける。
部屋に、肌と肌のぶつかる音がこだましていた。
俺だって余裕なんてものはとっくにない。あいつももう何が何だかわかってないだろう。でも、それでいい。
むき身で求め合うのがこんなに気持ちいいなんておもってもなかった。
「あ゛♡♡そこ、びりびりする♡♡はあっ♡♡あ゛あんっ!♡♡」
しこりを押し潰す様に腰を打ちつけると、ラシードは俺の背中に爪を立てながら、反り返った。
それさえ可愛いのだから、もうラシードだったら何でもいいのかもしれない。
「うあ゛!♡♡♡エドっ!エドぉ、おれ、もうイッちゃう♡♡」
「くっ、ラシード……!」
「あぁ〜〜〜〜っ!!♡♡♡」
ぎゅっと後孔が精を搾り取るように収縮して、耐えきれずあいつの腹のナカにぶち撒けた。
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