ルクエド

ご都合展開でショタになったルーク✕エド
アナルフィストあります



 チャイムが鳴らされたので玄関の扉を開ければ、そこには知らない子供がいた。いや、正確には写真で見たことはあるか。
「……ルーク?」
「良くわかったな」
 ずいぶん前に写真を見せてもらっていたな、なんて思いながら恐る恐る名前を呼べば、本当にそうだったらしく、いつものとは違う子供らしい少し高い声の返事が返ってきた。
「なんでそんな……」
「わからない。けど朝起きたらこうなってたんだよ」
 そんなわけあるか。いやでも自分の様な事例もあるし、何よりも実際目の前には本人がいる訳で……。面倒くさい事に巻き込まれそうな気配に頭を抱えれば、あいつが上目遣いで顔を覗き込んできた。
「なぁ、とりあえず部屋上げてくれないか?」
「まぁ立ち話もなんだしな……」
 よし、と子供らしく喜ぶのを、微笑ましいななんて思いながら眺める。それどころではないのは頭ではわかっているが、とことこと歩く仕草に、なんというかつい和んでしまう。
「何笑ってんだよ」
「いや、何でもねぇ」
「ほんとに困ってんだぞー?ガキの頃の服は残ってないからブカブカなのなんとか着てるし、動き難いったらない」
「あー……それは気持ちわかるな」
 俺もそうだったし、なんて少し懐かしく思いながら部屋に入ると、あいつは靴を脱ぎ捨ててベッドに飛び乗った。
「エド、おいで」
「っ、」
 いつもと違う声が俺を誘う。何をしに来たかと思ったらいつものかよ。と頭では思いながらも、拒絶が出来ない。とっくに躾けられてしまった身体が、あいつを求めて疼く。でも、そこにいるのはガキのあいつで……。
「エロいこと……しに来たのかよ」
「やってみたいことがあってさ」
 何をされてしまうのだろうか。その言葉にほんの少し期待してしまう自分がいる。靴を脱ぎ、言われた通りベッドに乗ると、そっと押し倒された。サラサラの髪が電気の光を受けきらきらと輝く。綺麗だな、なんてぼんやり眺めていると、唇を重ねられた。
「んんっ、」
「ほら、それにこう言うのってセックスしたら直るって言うじゃん?」
「なんだそれっ、しらねっ……」
 何度も啄むようなキスを落とされ、だんだんと身体が熱くなるのを感じる。小さい手がいつもの様に身体を撫で回し、ぞわぞわと鳥肌が立つ。
 そのままキスの雨を受けていると、唇をべろっと舐められた。
「口、開けろよ」
「っ、んんぅ……」
 自分のより小さい舌が健気に絡みついてくる。いつもと違う感覚なのに、責め方はあいつそのままだから頭がバグる。なんだこれ。困惑していると、胸の突起を優しく撫でられた。
「ふっ、ぅ、……んんっ!」
 カリカリと爪で引っ掻かれ、気持ち良さが弾ける。あいつが触ったところが熱い。すっかり勃ち上がった突起を摘まれると、ビクンと身体が跳ねた。
「ふぁっ、んっ!うぅ、!」
「ちゅっ……はぁ、可愛い。ここだけでこんなに感じるようになったんだな」
「ぅっ、んんっ!くそっ……、んあっ!だ、誰のせいだよっ」
「俺?」
 わかってんじゃねぇか。そうだよ、全部てめぇのせいだ。そう言ってやろうと開いた口からは、嬌声がぼろぼろと溢れ出す。
「やぁっ、あっ!んんぅっ、」
 突起の凹みを指先でかりかりと穿られ、ぎゅっとシーツを掴む。早く下も触ってほしくて、あいつの身体に擦り付けるように腰を揺らせばふふっ、と無邪気に笑われた。
「ちんこ触って欲しい?」
「っ、ぅ!さわってっ!」
「まだ駄目♡」
「クソガキがっ、ひゃっ」
 勃ち上がった突起に舌を這わされ、身体が震える。小さい舌が飴玉でも舐めるように突起をころころ転がしたかと思えば、急にじゅっと吸い付かれ、上擦った声が漏れる。
「んあっ、はぁっ……、あっ」
「気持ち良さそうだな。このままここだけでイけるんじゃね?」
「そんっ、な……むりぃっ!」
 もう片方も摘まれ、びりびりと快感が身体を駆け抜ける。気持ち良い、けど、これだけじゃイけない。足りなくて、半泣きになりながら頼み込む。
「おねがっ、ぃ!るーくぅ……ちんこ、触って」
「……たく、しょうがねぇなぁ。触ってやるよ。ローションまだあったよな?」
「んっ、そこの、引き出しの中っ」
「オーケー、ここな」
 取り出したローションを手に持ちながら、あいつが近付いてくる。もうすでに言うことの聞かない身体を起こし、スキニーを脱ぐと下着に染みができていた。それもずり下げれば、外気に陰茎が触れる。すでに勃ち上がったそれを、あいつはにんまり眺めていた。
「はやくっ、ぅ!」
「そう急かすなよ……。いつもより興奮してる?」
 俺が小さいから?なんて耳元で囁かれたらもう駄目だった。顔が羞恥で真っ赤になるのがわかる。あいつは慣れた手付きでローションを手に広げると、そのまま軽く握り込んできた。陰茎を上下に扱かれ、欲しかった刺激に身体が歓喜する。
「はぁっ!あっ、んうっ!」
「はは、いい声。気持ち良いか?」
 必死で頷きながら、いつもよりも小さいあいつにしがみつく。本気で抵抗したら折れてしまいそうなくらい華奢なのに、眼差しの強さはあいつのままで……。
「るーくっ、らめっ、きもちぃっ……んんっ!」
「舌っ足らずになってら。可愛いなぁ」
 小さな手のひらが、陰茎をゆっくり扱く。自分の実年齢とそう変わらないくらいの歳だろうあいつに好き勝手責められて、自己嫌悪を感じながらも気持ちいいのが止まらない。
「あっ、いくぅ!♡そこ、やっ♡ん〜〜〜〜っ!♡」
 先端をぬるぬるの手で擦られ、俺はそのまま呆気なく果てた。今のあいつの手では受け止めきれない量の精をびゅくびゅく吐き出しながら脱力する。
「たくさん出たな」
 わざわざ口に出して言わなくても良いのにそう囁いてくるあいつを押し退けようとするが、力の差を思い出してどうすればいいかわからなくなってしまった。
「ん?どうした?」
「はぁっ♡エロいことしたら、戻るんじゃねぇのかよっ」
「全然戻らないな」
「っ、他の方法試すとか、なんかあるだろっ」
「でも、こんなもんじゃお前も足りないだろ?」
 耳元で囁かれ、ぎくりとする。そりゃあ、あいつに散々快楽を叩き込まれた身体だ。これくらいじゃ熱は冷めない。でも、これ以上は流石に何かいけないことをしているような気がしてしまう。
「他のやつに聞いて回るとか……」
「今更逃げるのか?ここ、こんなにひくつかせてるのに」
 後孔に一気に3本の指が挿入され、ビクンと身体が跳ねる。いくらいつもより細い指だからって指は指だ。急にその量を挿入れられ驚いていると、あいつがまた口を開いた。
「もう3本も挿入ったのか?凄いな……さて、何処まで挿入るかな」
「あっ♡くそっ、ばかぁ!」
 入口をゆっくり拡げられ、思わず喘ぐ。何処までってなんだよ、なんて思いながらそれを受け入れていると、ローションを継ぎ足された。
「いつもじゃ出来ないこと、しような?」
「???」
 何がしたいのか分からないでいると、指が前立腺を掠めて身体が跳ねた。それを逃さないと言わんばかりに、指で挟み込むように刺激され、目の前がチカチカ明滅する。
「あ゛っ♡ぐぅっ♡いきなりっ♡」
「届いて良かった。エド、ここ好きだもんな」
「はぁっ♡ん゛、んっ♡……うぅあ゛っ!♡」
 手首を回すように孔を拡げられ、ぎゅうっとシーツを掴んだ。追加されたローションが、出し入れする度聞くに堪えない音を立てて、羞恥が煽られる。恥ずかしい。それと同時に、もっと太くて長い物が欲しくなる。
「ああっ、……ん゛っ♡もっ、挿入るからぁ、ナカにちんこ欲しいっ♡」
「まだ駄目♡」
「ん゛ぅ!♡♡やだぁっ♡♡」
 何度も何度も丹念に孔を拡げられ、いつもと違う動きに、つい胸が高鳴る。これから何をされてしまうのだろうか。わからないが、ルークになら何をされてもいいと思えてしまえるのだから、もうとっくに駄目になっているんだろう。
「指、増やすぞ」
 そう言いながら、4本目の指が挿入された。いくら指が細いとはいえ、もうナカはギチギチで苦しい。それでも後孔は裂けることなく指を飲み込んだ。
「ん゛あっ、もうっ♡なか、やべぇっ!♡」
「ゆっくり拡げてこうな」
 まだ拡げんのかよ、そう思うと同時に、なんとなくあいつが何をしようとしているのかわかってしまった。
「てめぇっ、ん゛っ♡拳挿入る気だろっ」
「よくわかったなぁ、もう少しで挿入るからな?」
 そう楽しそうに言われ、絶望した。そんなの、無理だ。ケツが壊れる。そう思うと同時に、そんなことされてしまったらどうなるんだろう、と興味が湧くが、頭の隅に追いやって抵抗した。
「やだっ、やめろっ!」
「普段から俺の咥えてんだろ?そんな大きさ変わらねぇよ」
「っ、う、うっせぇっ!抜けよぉ」
「でも、興味あるだろ?今の体格差なら、本気で蹴り飛ばすなりなんなり抵抗出来るじゃん?」
 何でもお見通しなんだ、こいつは。くそ、ばぁか。心の中で拙い罵倒を浴びせながら、押し黙る。
「ふふ、そう言うエロい事に興味津々なとこ、好きだぜ?」
 耳元でそう囁かれ、思わず後孔を締め付けながらぎゅっと目を瞑る。
 それからしばらくの間、指4本で後孔を刺激され続け意識が朦朧としだした頃、あいつが言った。
「そろそろイケそうかも。良すぎて飛ぶなよ?」
「へぇっ♡へぇっ♡」
 すでに息も絶え絶えな俺は、返事もできずただ舌を突き出していた。ぞくぞくと鳥肌が立って、陰茎からはとろとろと精が勢いもなく零れ落ちていく。慣らすだけでこれなのに、拳なんて挿入れられたら本当にヤバいかもしれない。
 しかし、時すでに遅しだ。
 あいつは、指の隙間から後孔に零れ落ちるくらいローションを流し入れると、ゆっくり手を挿入していく。
「んぎぃっ♡♡あ゛♡♡がぁっ♡♡」
「すっげぇ、ホントに挿入りそう」
 これ以上は無理ってくらいケツが拡がっているのがわかる。ぐちゅぐちゅと聞くに堪えない音を出しながら後孔は一番太いところを飲み込んだ。
「〜〜〜〜っ♡♡」
 それと同時に、甘い痺れに襲われる。精を出さずにイッちまったみたいだった。くそ、気持ちいい。抗えない快感に思わずぼろぼろと涙を零す。
「エド、大丈夫か?」
 拳を突っ込んたのはあいつなのに、今更心配されても遅ぇよっと思うが、思うように声が出ない。出るのは媚びきった嬌声だけで、それはあいつを喜ばせるだけだった。
「はへぇ♡♡ん゛っ、あ゛♡♡まって、休憩させて♡♡」
「はは、可愛い。俺は手、動かしてねえよ?」
「じゃあ、抜いてっ♡これほんとにだめになっちゃう♡♡」
「俺が責任取るからさ、駄目になっちゃえよ」
 ゆっくり引き抜かれ、ナカの肉がごりごり刺激される。そのまま前立腺を掴まれぎゅむぎゅむと握り潰され思わず反り返った。
「んぎぃ〜〜〜〜っ!!♡♡♡」
 もはや悲鳴にも近い叫び声が口から飛び出していく。これだめだ、頭溶ける。本当に駄目になる。白目を剥いて意識が飛びかけるが、そのまま奥に手を突っ込まれ衝撃で起こされた。
「すげぇ……肘まで入ってる。これで奥も刺激してやれるな」
「〜〜〜〜っ!♡♡♡らめ、っ!♡♡おくぅ、♡♡」
「ぎゅうぎゅう締め付けてくる……。ほら、おれのちんこだと思ってさ」
 確かに太さは変わらないかもしれない。が、いつもと違う形に、ほとんど無意識にきゅうきゅうと肉壁が絡みつく。思いっきり手首まで引き抜かれ、バチバチと電気でも流れているかのような刺激に、思考がついてこない。気持ちいい、こんなの、壊れる。
「いぎゅっ♡♡いって゛る゛から♡♡ま゛って゛っ!♡♡」
「気持ちいいだろ?」
 全然話を聞いていないあいつは、中で拳を握るとぐぽぐぽと激しく出し入れを始めた。
 話を聞け!なんて思うけどそれもすぐにどっかに飛んでいってしまう。もう、気持ちいいとしか考えられない。陰茎からは壊れたように潮が吹き出し、あいつを濡らしていた。
「ぎぃっ♡♡あ゛あ゛〜〜〜〜っ!!♡♡う゛っ、こわれりゅっ♡♡♡しん、じゃうっ!!♡♡♡」
「そんなやわじゃないだろ?まだまだいけるよな?」
「や゛ぁ♡♡っがぁ〜〜〜〜っ!!♡♡」
 嗚呼、これ、飛ぶ。そう思った時にはぶつっと意識が途切れ、そのまま気を失った。



 次に目覚めた時、隣にいたのはいつものあいつだった。片付けをしてくれたのか、シーツは湿ってないし、布団を掛けられている。
「目、覚めたか?」
「おう」
 あれだけ叫んだからか、喉がガラガラだ。咳払いをしていると、ミネラルウォーターのボトルを手渡された。
「冷蔵庫、勝手に漁ったからな」
「別に、そのくらいいい」
 ごくごくと音を立てながらそれを飲み下す。乾いた身体にじわじわと水分が広がっていくのがわかった。
「戻ったんだな」
「おう、お前が意識を飛ばした後すぐにな」
 それならよかった。なんて思いながらペットボトルの蓋を閉める。
「無理させたな……ごめんな」
「別に……。……で、てめぇはよかったのかよ」
 イッてねぇだろ。そう続ければ「流石にこれ以上は無理させれない」と返ってきたので腹を立てる。
 そういうとこ、律儀なんだかなんなんだか分かんねぇな、なんて思いながら、半裸のあいつににじり寄ると、勝手にズボンを下ろし、すでに萎えかけている陰茎に頬ずりをしてやる。
「なっ!エドっ?」
「しかえし」
 そう、絞り出すように声を吐き出し、素直に芯を持ち始めるそれを口に含んだ。
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