エド受け
スマホに通知が届く。嗚呼、いつもの時間だ。すぐにパソコンを付け、ヘッドホンをセットすると画面を開いた。
「おう、お前ら元気にしてたか?」
いつも通り、画面越しに彼が話しかけてきている。可愛らしい顔――黒マスクで隠れているけれども。の彼は、人気の配信者だ。まぁ、配信者と言っても人には言えない部類のだが。
「今日もコメントすげぇな。テメェら暇なのか?」
気怠そうに言う彼だが、ふと違和感を覚えた。なんか、いつもより緊張してないか?
「まぁいいか。今日使うのはこのディルド。ガラス製なんだってよ」
気のせいか。そう思いながら画面を食い入るように見つめる。つるりとしたそれは、玉が連なるような見た目をしており、向こう側が透けて見えるくらい透明だ。
「今日は慣らしてねぇから、慣らすとこからするわ」
そう言いつつも服の上から胸の突起を刺激している彼に思わずにやける。乳首苛めるの好きだもんな。なんて思ってみたりして、ちょっと後悔した。彼氏面みたいじゃないか、なんて思いつつ、画面に意識を戻す。
「はぁっ、……乳首良いっ、んんっ」
彼は眉間に皺を寄せながら、服の上からでも分かるくらい膨らんだそこを摘む。今日も気持ち良さそうだ。
「あっ、乳首で感じてるとこ、見てっ」
既に蕩けた表情の彼は、大胆なことを言いながらタンクトップをたくしあげる。ピンク色の突起はぴんと勃ち上がっており、とても美味しそうだった。
くるくると輪郭をなぞるように刺激しながらくぐもった声をあげる彼に、すでに息子は臨戦態勢である。
「んんっ、う゛っ、……っ!」
きゅっと摘み上げると、ぐにぐにと押し潰される2つのピンクから目が離せない。腰をかくかく揺らしながら突起を苛める姿に、思わず口からエロすぎるだろ、と漏れた。
「ふーっ、んっ!うあ゛っ、♡」
蕩けた表情でそこを刺激していると、彼は何かを思い出したのかいそいそとハーフパンツと下着を脱ぎだした。
「はぁっ、全部見て欲しいっ、」
吐息まじりにそう言う彼に、いつもよりサービスが良いななんて思う。他のリスナーも気付いたのか、コメント欄も大盛況だ。
「んんっ、♡あっ、……きもちいっ♡」
きゅうきゅうと抓るように刺激する度、陰茎から先走りが滲む。道具を使いながらそこでイクことはあれど、指だけでイク所はまだ見たことがない。やっぱりもどかしいのか、もじもしと脚を擦り合わせる姿に興奮する。
「あぁっ♡う、いけないっ、♡イキたいっ」
ぐずるようにそう言う彼は、ふるふると腰を震わせながら、後孔に手を伸ばす。M字開脚になり、縦に割れた孔が画面に見えるようにすると、ローションを右手に絡め、指を2本ゆっくり押し入れた。
「っ、フーッ♡乳首とここ一緒にするのすきぃっ……♡あ゛っ♡♡」
身体がびくりと震える度、勃ち上がった陰茎がふるふると揺れる。だらだらと垂れる先走りが辺りに飛び散りる。可愛らしい声で喘ぐ彼を見ながら、陰茎に手を伸ばした。
「んあっ♡ぜんりつせ、押し潰すのっ、きもちい♡とけるっ、♡」
彼はどこをどう刺激しているのか口に出しながら感じ入っていた。いつもより興奮してるな。間が空いたからな、なんて思いつつ、とろとろに蕩けた彼を見ながら陰茎を扱いた。
「はぁっ、♡♡あ゛っ!♡んんっ♡」
ぱちゅぱちゅと音を立てて激しく出し入れを繰り返す。いつの間にか3本に増やされた指を、後孔は美味しそうに咥えこんでいた。嗚呼、今すぐそこに己の陰茎をぶち込みたい。
「っ、あ゛ん♡もうちょいで、♡♡いきそ、うっ♡♡あ゛っ、来ちゃうっ!♡♡いくっ、見ててっ♡♡」
瞬間、イったのかびくりと身体を大きく揺らし、びゅくびゅくと勢い良く精を吐き出した。
「はーっ♡はーっ♡あぅっ♡」
余韻でびくびくと身体を震わせる彼が、とろんとした顔でこちらを見ている。息を整えてからゆっくり指を引き抜くと、ガラス製だと言っていた透明なディルドに手を伸ばした。
「はぁ、♡硬ぇな……、やばそう♡」
そう呟くと、彼はディルドにローションを垂らす。見せ付けるように指で扱き、全体に絡めると後孔に押し当てた。
「今日のメインイベント♡」
透明なガラスがゆっくり時間をかけて後孔に飲み込まれていく。向こう側が透けるくらいのそれだ。当たり前だが中の肉壁がガラス越しに見える。蠢くそれがあまりにえろすぎて、思わずティッシュの中に精を吐き出した。
「ひゃっ、冷てえ♡♡あ゛っ、♡♡なか、見えてっか?、う゛♡♡」
少し大きめのそれが引っかかること無く完全に飲み込まれる。後孔が快楽を欲しがってくぱくぱと蠢いていた。
ゆっくり、中に挿入っていたディルドが引き出されていく。抜けるぎりぎりのところまで出すと、彼はそのまま勢いをつけて一気に中に押し込んだ。
「〜〜〜〜っ!!♡♡♡」
ごりごりと前立腺を押し潰すように玉状のディルドが挿入され、彼は陰茎から潮を吹き出させながら二度目の絶頂を迎える。
瞳からぼろぼろと生理的な涙を零しながら果てる彼は美しかった。
「っー!♡はーっ♡♡お゛っ♡♡ん゛お゛っ♡♡♡」
騎乗位のような体勢で、ディルドを出し入れする度に彼は陰茎から潮を吹く。こつこつと、床にガラスのそれが当たる音がして、その度に刺激が来るのか身体を震わせていた。
「またいぐっ♡♡みて、はらんなかまで♡♡ぜんぶっ♡♡」
うわ言のように呟きながら、体勢を変え後ろを向く。四つん這いで尻をこちらに向けるような体勢なため顔が見えないが、代わりに蠢く肉壁が奥までよく見えた。
「ん゛ん゛〜〜〜〜♡♡」
またイッたのか、彼は身体をびくんびくんと跳ねさせて蹲った。でも、すぐに体勢を立て直すと、今度は奥まで挿入ったディルドを手を使わずにひり出そうと力を入れたようだった。
「はぁっ♡♡あ゛っ、う……、まず一個目っ♡ん゛っ♡♡」
一番太い所がゆっくり押し出されていく。流石にすんなりとは行かず、途中まで産むもその度に中に戻ってしまっていた。
「でないっ♡♡はぁっ、硬いからきばるたび中で前立腺ごりごりされる♡♡これやばい♡♡♡」
ようやっと1つ目が出る頃、彼は脚をがくがく震わせながら潮で床をびしょびしょにしていた。振り返る度、眉間に皺を寄せながらぜぇぜぇと息を吐く。
「あ゛、っ♡♡しゃせーしたいっ♡♡ちんこ触りたい♡♡」
それでも陰茎には触れず、玉をひり出していく。いつもより激しい配信内容に、コメント欄は大盛況だ。
「きもちいっ♡♡♡頭おかしくなる、♡♡♡またイッちゃ、あ゛あ゛っ♡♡」
陰茎から壊れたように潮を吹き出しながら、彼はまた果てた。ディルドを産みにくいのか体勢を変え、またM字開脚になると、腹に力を入れて最後まで吐き出す。
からん、と床にディルドが転がる。流石に疲れたのか、彼はその場に崩れ落ちた。
「はぁっ、♡♡もいっかい♡♡みて♡♡」
それでもやめる気はないみたいで、勢い任せにディルドを後孔に突き入れる。ぐちゅぐちゅと音を立てながら、何度も何度も出し入れをすると、その度に彼は壊れたように喘いだ。
「お゛〜〜〜っ!♡♡へぇっ♡♡へえっ♡♡ん゛〜〜〜っ!♡♡」
そしてふと陰茎に手を伸ばすと、ディルドを出し入れをしながら強く扱きはじめた。
「んあ゛っ!♡♡ん〜〜〜っ!♡♡でっかいのっ、♡♡あ゛っ、くるっ♡♡お゛〜〜〜〜っ♡♡♡」
びゅくびゅくと精を吐き出すと、彼は白目を剥いてその場に倒れ込んだ。気を失ってしまったようだ。過去の配信では、そこまでしたことはなかったのに。そう思いながら、通報しようかどうしようかと思っていると、画角に全く知らない男が映り込む。
「俺のだから」
それだけ言うと、そのまま配信はぶちっと切られてしまった。
「…………え?」