エド受け



「お前ら、元気にしてたかよ」
 画面の向こうで彼が語りかけてくる。薄い金髪に、見惚れるくらいの筋肉、更には黒マスクで顔を隠した彼は、定期的にLIVE配信をしてくれる俺のお気に入りの配信者だ。
「コメントすげぇな、元気そうじゃん」
 コメントに適当な返事をしながら、彼はがさがさと紙袋を漁る。中から出てきたのはローションに、カラフルなバイブやらディルド。そう、彼はえっちな配信者なのだ。
「今日はこれ、なんか吸うやつと、エグい凸凹付いたディルド。足りなかったらいつも通り適当に使っていくから、よろしく」
 やや気だるげで特徴的な声に、この見た目だからか、彼は人気者で、今日も結構な人数が見ているのがわかる。
「え?吸うやつの使い方?乳首に使うと良いらしいから試してみたくてよ、気になるだろ?」
 そう言って、彼はタンクトップを脱ぎ捨てる。良く鍛えられた、男から見てもカッコいいと言える筋肉に、不釣り合いなほど鮮やかな胸の突起は期待からか既に甘く勃ち上がっており、しゃぶりついてしまいたい気持ちに駆られる。その果実のような突起を、彼はローション塗れの手でころころと刺激する。興奮しているのかはぁはぁと肩で息をしながら、眉間に皺を寄せるのがとってもエロい。
「んんっ、……ふっ、あっ、……勃たせてから吸わせたほうが気持ち良い、んんっ……らしいぜ?」
 すっかり勃ち上がったそこを摘み上げ刺激する度、艶めかしい声を上げる彼の色気に、自然と目が釘付けになる。最初の頃は乳首なんて平気だぜ?とか言ってたのに今じゃそこだけでイケるくらいに開発が進んでいた。
「はぁ、っ、んあ……、こんなもんだろ。で、ローション多めに付けて、はぁ、ヤバそうだな」
 そう言いながらピンク色のそれを、見ている俺達を焦らすようにゆっくり突起に当てていく。ぶぶっと機械音がして、凹みに突起が飲み込まれた。
「っ!あっ、わかんねぇけど、んんっ……、何か吸われてる感じ、んあっ!舐められたらこんな感じなのかなっ、っあ……一緒に乳首弄んの気持ち良いっ、はぁ、……」
 ぢゅるぢゅると吸われているのか、当てた瞬間彼はびくっと身体を大きく跳ねさせた。レビューをしながら、彼は機械を当てていない方の突起をぐりぐりと力強く押し潰す。気持ちよさそうに目を閉じて、感じ入っている姿に自分も興奮してきた。
「んあぁっ、うっ、ヤバ……イキそっ、はぁっ……んん〜〜〜っ!」
 イったのか、彼は背中を丸めて身体をびくんびくんと震わせる。耳まで赤く染めながら、ぜぇぜぇと肩で息をしているのがいやらしくてしょうがない。
 赤く充血した2つの突起が、白い肌に良く映える。それはもう、一種の芸術のようだった。
「はぁ、はぁ……これ、気持ち良いわ。実際に吸われたこと無いからわかんねぇけど。……嫌いじゃねぇ」
 落ち着いたのか、ちゃんとレビューをしてくれる辺り彼の根の真面目さが良く出ているんじゃないだろうか。そのままいつものスキニーを脱ぐと、グレーの下着に染みができていた。
「ははっ、汁ヤバ……んんっ、今日は慣らしてねぇから、拡げるところから見せてやるよ」
 下着越しににゅくにゅくと陰茎を扱くと、カメラに見せつけるように指を開いた。先走りやら精液やらでぬらぬらとねとつくそれを見せ付けられ、酷く興奮する。
「え?サービスしろって?いつも十分してんだろ。しょうがねぇな。これで見えるか?」
 そう言うと、彼は四つん這いになって尻をカメラに近付けた。期待にひくつく、使い込んで縦に割れた後孔が画面に映し出される。
 この縦割れアナル、おもちゃだけでこうなったんだよな、とまだ不慣れな頃の彼を思い出し、微笑ましくなる。今でこそファンサービスをしてくれる彼だが、配信を始めた当初は慣れていないのもあって大変初々しかった。おもちゃを挿入するのが怖かったのか、挿入前に配信が終わったことさえあったくらいなのにな、と懐かしく思う。
「良く見とけよ、んんっ……うっ、はあ♡もう2本挿入った♡ナカ、見えるか?ほら、ひくついてんだろ。んあっ、あ゛っ、こうやって指開いたら見えるか?」
 指と指で開かれた、蠢く肉壁の赤から目が離せない。いつの間にか勃ち上がっていた自身の陰茎を取り出し、ゆるゆると扱く。
「生ちんぽ挿入れてぇだろ、っ、ん゛、あっ♡きっと気持ちいいぜ?♡ふふっ、はぁ♡あ゛ぁっ、前立腺きもちぃ♡」
 彼の口から媚びきった嬌声が漏れていく。ローションをぐちゅぐちゅ掻き回す様に、後孔からはしたない音が流れる。自分で前立腺を苛めて、甘イキを繰り返しているのか絶えず身体を跳ねさせていた。
「あ゛、ぁっ♡きもちぃ、う゛ん゛♡はぁ♡奥ほしいっ、あ゛ん♡♡もっといじめられたい♡♡んあっイキそっ、ん〜〜〜〜っ♡♡」
 絶頂したのか、陰茎からびゅくびゅくと精を吐き出す。あまり勢いはなく、押し出されているような出方をしていた。
 ローションが泡立って、白くなっている。それが指に絡みついて、まるで中出しでもされたかのようだ。
「はぁ、はぁっ♡♡そろそろ挿入りそうか、んんっ♡♡っ、これ挿入したら飛びそうだな、♡♡はぁ、んん♡♡」
 陰茎でも舐めるような動作に、思わず出かけた。だって、蕩けた表情といい、身体に伝う汗といい、エロすぎる。
 ディルドを床に固定すると、その上にM字開脚で跨り、挿入していく。
「吸盤付いてるからずれる心配なくて良いな。んんっ、挿入ってきたぁ♡♡おっきぃ♡♡」
 先端部を解れきった後孔が、ゆっくりゆっくり、自分を焦らすように飲み込まれていく。エグい凹凸が刻まれた竿部分を飲み込む度、身体を大きく跳ねさせていた。
「お゛っ♡♡これヤベェっ♡♡、あ゛あ゛っ♡♡ぜんりつせ、いじめられるっ♡♡♡ごりごりってえぐられてっ♡♡♡ん゛お゛っ♡♡」
 まだ半分残っているのに既に出来上がっている彼は、肩も赤く染めながらがくがくと身体を揺らしてる。
 ふと、腰が抜けたのか、バランスを崩しそのまま尻もちをつく。一気に奥まで押し込まれ、衝撃でびゅくびゅくと射精しながら悲鳴に近い声を上げ、白目を剥いてイキ散らした。
「っ!!ん゛お゛お゛ぉぉお!♡♡♡」
 脚をぴんと伸ばし、絶頂の余韻を味わう。気持ちよさそうな彼に、皆コメントやら投げ銭やら大忙しだ。
 白目を剥いていたので、そのまま意識を飛ばしてしまったかと心配したが、なんとか持ち直したようで、ゆっくり出し入れを始めた。
「お゛ほ、♡♡あ゛ん゛♡♡みて、おれのえっちなとこ♡♡♡あ゛っ♡♡♡けずれるっ、♡♡♡これおっきいっ♡♡結腸とどいてりゅ♡♡ん゛お゛お゛っ♡♡♡」
 涙目になりながら、がくがく震える脚でなんとか踏ん張って出し入れする姿は健気で、なんとも気持ちよさそうだ。
 根本まで飲み込む度、陰茎からは壊れたように透明な潮が吹き出す。無意識なのか、指で胸の突起をこりこりと苛めていて、可愛さに耐えられず精を吐き出した。ティッシュで精を受け止めると、丸めてゴミ箱に捨てる。
「ああっ!♡♡いってゆ、ずっと、♡♡♡お゛っ♡♡あ゛っ♡♡♡おっきいのきちゃうっ♡♡♡いく、いくっ!♡♡♡ん゛〜〜〜〜〜っ!!♡♡♡」
 へっへっと短く息を吐きながら、強い快楽を貪る。陰茎からは、色のついた液体がじょぼじょぼと垂れ流されており、それが尿だとすぐわかった。
「〜〜〜〜っ♡♡♡はへっ、♡♡はへ♡♡♡これ、すごい♡♡♡ふくらんだとこでなかえぐれる♡♡けつ、こわれちゃう♡♡♡」
 息も絶え絶えにレビューをする彼のエロさに、コメント欄は大盛況だ。
 膝立ちになった彼は、そのまま再び出し入れを始める。黒いマスクが、唾液をすって色が濃くなっていて、とてもエッチだ。
「ふ〜〜〜〜っ、♡♡♡だめなとこぐぽぐぽしてる♡♡きこえる?♡♡♡お゛〜〜〜〜っ!♡♡♡」
 結腸をいじめているのだろう、画面からエグい水音が響き何度もイキ散らす。仕上げと言わんばかりに、力なくぶら下がった陰茎を扱き、びゅくびゅくと精液を吐き出した。


 しばらくの間、びくんびくんと跳ねる身体を堪能する。息が落ち着いたのか、ナカからディルドをずろろっと引き出し、その場に倒れ込む。
「っは、♡はっ♡んお゛っ♡♡やばかった……っ、これお気に入りに入れるわ……」
 ようやく喋れるくらい回復したのか、のそのそと起き上がった彼は、じゃ、またなとだけ挨拶をして、LIVE配信切った。
 今日もまた、エッチな配信だったな。またなってことはそのうちまた配信をしてくれるんだろう。次回が楽しみだ。そう思いながら、PCの電源を切った。
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