今日でスカリー君のこと全部わかる、嬉しい、と思っていたけれど、
知れば知るほど分からないことだらけだと思い知った。

流れ星みたいな人だった。

流れ星を美しいと思うとき、
その星の長い長い一生のうちの一瞬しか、
我々は見ることができなくて。

それでも、その一瞬の輝きを愛し、
その他の部分がどんな形であったとしても、

「どんなことがあっても受け入れるという覚悟」

を、我々は愛と呼ぶ。

今夜もこの空のどこかに、
誰にも知られず流れる星があって、
そのひとりぼっちの流れ星のこと、

忘れたくないですね。