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第1章 目指せ鬼殺隊士☆

強い……
鬼の頸を、一筋で、スラッと。
美しい剣術。
鬼がほろほろと灰のように崩れていく。

呆然と、していた。



「まだ子供、か……よく耐えたな」


「……っ!はい!助けてくれてありがとうございます!!…えーと……」

「……富岡とみおか義勇ぎゆう。お前の親は、どうした」

「鬼に、殺されました」
「………そうか……お前、名は」
「藤堂、幸弘です」

「……幸弘。
お前は、鬼を恨んでいるか?鬼を殺したいと思うか?
……そのために、強くなりたいと望むか?」

それは、鬼狩りへの“勧誘”であった。
俺は息を呑む。

「……ッ、


はい。
これ以上、鬼に人を殺させるという事をさせたくありません。」

俺の父さんと母さんは鬼に殺されてしまった。
悲しいが、その事実は変えられない。
どうあがいても、死んだ人は生き返ったりしないのだ。
でも、鬼がこれからも人を殺すかもしれないのなら、助ける余地があるのならば。

「そう、か……
お前が望むなら、育手を紹介しよう。
ここから東に進んだ先に狭霧山という山に向かえ。
鱗滝左近次うろこだきさこんじという人に会うはずだ。
お前の事を話しておく。冨岡義勇に言われて来たと伝えろ。」

「わかりました。えっと、義勇さんはもしかしてもう行くんですか…?」

「仕事は果たした。
……鬼についてだが、お前はまだ幼い。
絶対に、夜に出歩くな。
詳しい事は鱗滝さんに聞け。」

「は、はぁ……

っ、えっと!
あの、!助けてくれて、本当にありがとうございました!」

「……俺は俺の仕事を果たしたまでだ。」

そう言って、義勇さんは背を向いてスタスタと歩きだしてしまった。




僕は、へなへなと座り込んだ。



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作者メッセージ⇣
とりあえず、鬼殺隊を目指す経緯はこんな感じですね!!
幼くてどう見ても近くに身寄りのないオリ主くんに義勇さんが手を差し伸べたって形です!義勇さんヤサシー。
でもやっぱり義勇さんが鬼殺隊士に見込むくらいの実力を持っているから実は結構強い鬼と対面して時間稼ぎをしていたって設定です。
鬼は血鬼術を使わずに倒せると思っていたけど、腕を斬られて逆上してあと2秒してたらあれ血鬼術使われてましたね。
そこを見ていた義勇さんにすかさず斬られたって感じです。笑
あと、この時点ではプロゲーマー要素皆無ですねごめんなさい!!!!www
次は修行編となります!お楽しみに✨
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