第1章 目指せ鬼殺隊士☆
あった………!!
もう誰も使う人がいないからか、その倉庫は鍵はかかっていなかった。
その刀は1番奥に仕舞われていた。
刀掛けに掛けられ、布を被せられ……大事に大事にされてきた刀なんだろう。
「勝手に使わせていただきます……すみません。」
そんな大切な刀を勝手に使う罪悪感からその声は出た。
刀掛けからそっと刀を取り、後ろを向く。
鬼は追ってきている……もし戦闘になるとしたら、村のはずれであるここだ。
こんなところ、もちろん助けは来ないだろう。
そうなると、朝になるまでの時間を稼がなくてはならない……。
今は夜4時頃……かな、多分。朝日が出るのはこの地域だと大体5時頃だ。
あと、1時間。
できないかはやらなきゃわからない!
できる限り、やってみよう……!
****
「くっそ……なんでこんなに早いんだよ……」
覚悟はしていたが、やっぱり鬼は容赦なく攻撃してくる。
刀で防ぐのに精いっぱいで攻撃ができないし、なによりどんどん体力が削がれていく…。
このままでは、まずい。
今は何時何分だ、1時間も戦ったような気もするしまだ5分しか戦ってないような気もする。
このままでは埒が明かない。1発、1発だけ攻撃を入れてみよう!!
てか両親殺されたとかいう立派な私怨あるしな??
刀を使って防ぐんじゃない、避けるか受け流せ!
最小の動きで避けたら絶対に攻撃を返せるはず!!
刀を強く持って、力を込めて攻撃を返せ!!
「………ここ、だっっ!!」
腕がぼとん、と落ちた。
もう誰も使う人がいないからか、その倉庫は鍵はかかっていなかった。
その刀は1番奥に仕舞われていた。
刀掛けに掛けられ、布を被せられ……大事に大事にされてきた刀なんだろう。
「勝手に使わせていただきます……すみません。」
そんな大切な刀を勝手に使う罪悪感からその声は出た。
刀掛けからそっと刀を取り、後ろを向く。
鬼は追ってきている……もし戦闘になるとしたら、村のはずれであるここだ。
こんなところ、もちろん助けは来ないだろう。
そうなると、朝になるまでの時間を稼がなくてはならない……。
今は夜4時頃……かな、多分。朝日が出るのはこの地域だと大体5時頃だ。
あと、1時間。
できないかはやらなきゃわからない!
できる限り、やってみよう……!
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「くっそ……なんでこんなに早いんだよ……」
覚悟はしていたが、やっぱり鬼は容赦なく攻撃してくる。
刀で防ぐのに精いっぱいで攻撃ができないし、なによりどんどん体力が削がれていく…。
このままでは、まずい。
今は何時何分だ、1時間も戦ったような気もするしまだ5分しか戦ってないような気もする。
このままでは埒が明かない。1発、1発だけ攻撃を入れてみよう!!
てか両親殺されたとかいう立派な私怨あるしな??
刀を使って防ぐんじゃない、避けるか受け流せ!
最小の動きで避けたら絶対に攻撃を返せるはず!!
刀を強く持って、力を込めて攻撃を返せ!!
「………ここ、だっっ!!」
腕がぼとん、と落ちた。