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「リヴァイ、駄目!」
「何が駄目なんだ。嫌じゃないんだろ?」
「っ!」
首筋に顔を埋めて、軽く舌を這わせればマーラの体の力はあっという間に抜ける。
そのタイミングを狙って、リヴァイはマーラをソファに沈めることに成功した。
「やめっ……」
自分の体を這う手に、これは本気でマズイと感じたマーラは奥の手を使うことを決意した。
「リヴァイ、顔見せて?」
あえて力を抜いて、ねだる様な声を出せばリヴァイはそれに応えてくれるのをマーラは確信していた。
案の定、リヴァイは顔をあげマーラと視線を合わせた。
マーラは精一杯の微笑みを見せ
「本当はこんなことしたくないんだけど」
と前置きをして、リヴァイに思いっきり頭突きをした。
ゴチンと鈍い音がし、お互い額を抑えて悶えた。
「ぃっ……たーい! リヴァイ、石頭過ぎるよ!」
「いてぇのはこっちだ! いきなりなにしやがる!」
「だって、こうでもしないと止まらないじゃない! 今何時だと思ってんの!? しかもここ執務室! 仕事部屋でしょ!?」
じんじんとする額を抑えながら、マーラはソファを立ち上がった。
しゃがみ込むリヴァイをチラッと見れば、少し不機嫌そうな顔をしていた。
「もう拗ねないで。今は仕事中ですから、兵士長様」
「……チッ」
マーラは身を屈めると、リヴァイの口に軽くキスした。
「今はこれで許してね」
その意外な行動に、リヴァイは目を丸くしてマーラを見上げた。
「それでは失礼しました」
そう言って、そのまま部屋を出て行った。
「……」
一人床に座り込んだリヴァイは、前髪を掻きあげて溜め息を吐いた。
「クソッ……」
それは誰に対しての悪態か。
言葉とは裏腹にリヴァイの口元は笑みが浮かんでいた。
END
↓あとがき
●あとがき●
バレンタインデー企画その二。
でしたが、いやなんかスランプですね。本当に。
脳と技術が追いついてないです(笑)
それにやはり難しいですね、リヴァイは。
あの男で恋愛を描くなんて難しいです。リヴァイこんなこと言わない……って思いつつ言わせた台詞ばかりでした。
R15にしようか迷ったんですが、まぁこれはセーフってことで。
ありがとうございました!
「何が駄目なんだ。嫌じゃないんだろ?」
「っ!」
首筋に顔を埋めて、軽く舌を這わせればマーラの体の力はあっという間に抜ける。
そのタイミングを狙って、リヴァイはマーラをソファに沈めることに成功した。
「やめっ……」
自分の体を這う手に、これは本気でマズイと感じたマーラは奥の手を使うことを決意した。
「リヴァイ、顔見せて?」
あえて力を抜いて、ねだる様な声を出せばリヴァイはそれに応えてくれるのをマーラは確信していた。
案の定、リヴァイは顔をあげマーラと視線を合わせた。
マーラは精一杯の微笑みを見せ
「本当はこんなことしたくないんだけど」
と前置きをして、リヴァイに思いっきり頭突きをした。
ゴチンと鈍い音がし、お互い額を抑えて悶えた。
「ぃっ……たーい! リヴァイ、石頭過ぎるよ!」
「いてぇのはこっちだ! いきなりなにしやがる!」
「だって、こうでもしないと止まらないじゃない! 今何時だと思ってんの!? しかもここ執務室! 仕事部屋でしょ!?」
じんじんとする額を抑えながら、マーラはソファを立ち上がった。
しゃがみ込むリヴァイをチラッと見れば、少し不機嫌そうな顔をしていた。
「もう拗ねないで。今は仕事中ですから、兵士長様」
「……チッ」
マーラは身を屈めると、リヴァイの口に軽くキスした。
「今はこれで許してね」
その意外な行動に、リヴァイは目を丸くしてマーラを見上げた。
「それでは失礼しました」
そう言って、そのまま部屋を出て行った。
「……」
一人床に座り込んだリヴァイは、前髪を掻きあげて溜め息を吐いた。
「クソッ……」
それは誰に対しての悪態か。
言葉とは裏腹にリヴァイの口元は笑みが浮かんでいた。
END
↓あとがき
●あとがき●
バレンタインデー企画その二。
でしたが、いやなんかスランプですね。本当に。
脳と技術が追いついてないです(笑)
それにやはり難しいですね、リヴァイは。
あの男で恋愛を描くなんて難しいです。リヴァイこんなこと言わない……って思いつつ言わせた台詞ばかりでした。
R15にしようか迷ったんですが、まぁこれはセーフってことで。
ありがとうございました!
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