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「……屁理屈には屁理屈で返すか」
「え?」
「俺のために命をかける時はどんな時だ」
「どんな時って」
そんなのは決まっている。
リヴァイを守る時だ。生かすために。
それは兵士である以上、戦いの最中に起こりうる可能性がとても高い。
「俺がただのリヴァイでいられるのは、お前とこうして乳繰り合ってる時だけだ」
「乳繰り合ってる時って、言い方……」
思わず顔を逸らした。恥ずかしさからだった。
そんなマーラの顔を、リヴァイは無理矢理自分の方へと向ける。
「それ以外の俺は“兵長”だ。あとはわかるだろ」
「……つまり私がリヴァイの為に命をかける時がもし来ても、その時のリヴァイはただのリヴァイじゃなくて兵長だってこと?」
「そういうことだ。だから俺の為に死ぬなよ」
リヴァイは兵長で同じなのになぁ、とマーラは思った。しかし反論するとまた長引きそうで、面倒なことになる。
「分かった。私の負け」
マーラはもうこの話はお終いにしようと降参をした。
「なら良い。もう変な事言うんじゃねぇ」
「変な事って……」
そもそも死ぬつもりはない。リヴァイの為なら死ねるって言うくらい愛してるという意味だった。
それを口にする気分にはなれなかった。
「まぁ、お前に愛されてるのは分かった」
「え? んっ――」
下から噛みつくようなキスが襲い掛かって来た。
「ん、ふっ……」
突然の事だったために上手く息を吸えず、苦しさを覚えたマーラはリヴァイの胸を叩いた。
すると少し唇が離れる。すかさず息を吸って文句を言おうとすると、再び塞がれることとなった。
頭を抑えられ、逃げることも出来ずただキスされるがまま。
こうなったらリヴァイの気が済むまで大人しくしていようと、力を抜いた時だ。
リヴァイが椅子から立ち上がろうとし、自然とマーラは膝の上から滑るように降りるはめになった。
薄っすら目を開けると、リヴァイの睫毛が目に入った。瞑った目も綺麗だなと感じていると、急に体がぐっと動かされた。
キスしたまま、ぐいぐいと体を押され気付けば部屋の中央にあるソファのところまで来ていた。
経験上、これはヤバいと感じたマーラ。
力一杯、リヴァイを押し返し何とか唇を離すことに成功した。
「え?」
「俺のために命をかける時はどんな時だ」
「どんな時って」
そんなのは決まっている。
リヴァイを守る時だ。生かすために。
それは兵士である以上、戦いの最中に起こりうる可能性がとても高い。
「俺がただのリヴァイでいられるのは、お前とこうして乳繰り合ってる時だけだ」
「乳繰り合ってる時って、言い方……」
思わず顔を逸らした。恥ずかしさからだった。
そんなマーラの顔を、リヴァイは無理矢理自分の方へと向ける。
「それ以外の俺は“兵長”だ。あとはわかるだろ」
「……つまり私がリヴァイの為に命をかける時がもし来ても、その時のリヴァイはただのリヴァイじゃなくて兵長だってこと?」
「そういうことだ。だから俺の為に死ぬなよ」
リヴァイは兵長で同じなのになぁ、とマーラは思った。しかし反論するとまた長引きそうで、面倒なことになる。
「分かった。私の負け」
マーラはもうこの話はお終いにしようと降参をした。
「なら良い。もう変な事言うんじゃねぇ」
「変な事って……」
そもそも死ぬつもりはない。リヴァイの為なら死ねるって言うくらい愛してるという意味だった。
それを口にする気分にはなれなかった。
「まぁ、お前に愛されてるのは分かった」
「え? んっ――」
下から噛みつくようなキスが襲い掛かって来た。
「ん、ふっ……」
突然の事だったために上手く息を吸えず、苦しさを覚えたマーラはリヴァイの胸を叩いた。
すると少し唇が離れる。すかさず息を吸って文句を言おうとすると、再び塞がれることとなった。
頭を抑えられ、逃げることも出来ずただキスされるがまま。
こうなったらリヴァイの気が済むまで大人しくしていようと、力を抜いた時だ。
リヴァイが椅子から立ち上がろうとし、自然とマーラは膝の上から滑るように降りるはめになった。
薄っすら目を開けると、リヴァイの睫毛が目に入った。瞑った目も綺麗だなと感じていると、急に体がぐっと動かされた。
キスしたまま、ぐいぐいと体を押され気付けば部屋の中央にあるソファのところまで来ていた。
経験上、これはヤバいと感じたマーラ。
力一杯、リヴァイを押し返し何とか唇を離すことに成功した。