告白週間
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金曜日
もはやこれ以上、延ばせない。こんなんでは、いつまで経っても進まない。それが嫌で、ついに言ってやろうと決めた。
何とかなるさ、という軽い気持ちに切り替え私は総司とみっこに宣言した。
「私、今日告白する」と。宣言することによって、けじめをつけられると思ったからである。
しかし、みっこは「どうせ無理って帰ってくるに違いない」と言い、総司も「出来るの?」と小馬鹿にした。私は、それにカチンときて「出来るの!!」と叫んでしまった。
それから、はっと気付く。二人が、ニヤニヤしているではないか。
それから、「絶対だね。約束破ったら……お仕置きだよ」と目を細める総司に、激しく頷くしかなかった。
――放課後。私は、心臓が破裂しそうな勢いだった。
総司とみっこに「待ってるから行っておいで」と追い出され、校内を探しているわけだが。
正直、見つからない方が良いのではと思ったりする。自分で言っといてなんだが、もう混乱と動悸とでおかしくなりそうだった。
が、幸か不幸か。原田先生は見つかった。
6時間目に授業があったのだろう。まだジャージを着ていて、体育準備室に道具を運んでいた。
私は深呼吸を数回繰り返す。それから、先生が準備室に入る直前に慌てて駆け寄った。
そして、意を決す。
もはやこれ以上、延ばせない。こんなんでは、いつまで経っても進まない。それが嫌で、ついに言ってやろうと決めた。
何とかなるさ、という軽い気持ちに切り替え私は総司とみっこに宣言した。
「私、今日告白する」と。宣言することによって、けじめをつけられると思ったからである。
しかし、みっこは「どうせ無理って帰ってくるに違いない」と言い、総司も「出来るの?」と小馬鹿にした。私は、それにカチンときて「出来るの!!」と叫んでしまった。
それから、はっと気付く。二人が、ニヤニヤしているではないか。
それから、「絶対だね。約束破ったら……お仕置きだよ」と目を細める総司に、激しく頷くしかなかった。
――放課後。私は、心臓が破裂しそうな勢いだった。
総司とみっこに「待ってるから行っておいで」と追い出され、校内を探しているわけだが。
正直、見つからない方が良いのではと思ったりする。自分で言っといてなんだが、もう混乱と動悸とでおかしくなりそうだった。
が、幸か不幸か。原田先生は見つかった。
6時間目に授業があったのだろう。まだジャージを着ていて、体育準備室に道具を運んでいた。
私は深呼吸を数回繰り返す。それから、先生が準備室に入る直前に慌てて駆け寄った。
そして、意を決す。