思想と仲間
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「近藤さんが許可するわけねぇだろ。すっかり伊東に心酔してるみてえだしな。伊東と一緒に加入した連中も、そんな扱いされちゃ黙ってねえだろう」
「役に立たない人だな! 無茶を通すのが鬼副長の仕事でしょうに」
「だったら総司、てめえが副長やれ。んで伊東派の連中を屯所から追い出せ」
いやいや、それはどうなのか。伊東さんを連れて来た平助のことを考えると、ちょっとなとなる。
もっとも平助は今、江戸にいるけど。
もし、あの人を追い出すと、平助は落ち込むだろうな。
「あはは。嫌ですよ、そんな面倒臭いの。……はぁ」
すると千鶴ちゃんが斎藤君に、伊東さんのことを聞いた。斎藤君も伊東さんのことが苦手なのか、と。
彼の返答は
「様々な考えを持つ者が所属してこそ、組織は広がりを見せるものだ。しかし無理な多様化を進めれば、内部から瓦解を始める可能性もある」
あくまで可能性だ。やっぱり、皆苦手なのだろうな。
その日は、それで解散になった。
2.評価 END
次の話へ(P7~)→
「役に立たない人だな! 無茶を通すのが鬼副長の仕事でしょうに」
「だったら総司、てめえが副長やれ。んで伊東派の連中を屯所から追い出せ」
いやいや、それはどうなのか。伊東さんを連れて来た平助のことを考えると、ちょっとなとなる。
もっとも平助は今、江戸にいるけど。
もし、あの人を追い出すと、平助は落ち込むだろうな。
「あはは。嫌ですよ、そんな面倒臭いの。……はぁ」
すると千鶴ちゃんが斎藤君に、伊東さんのことを聞いた。斎藤君も伊東さんのことが苦手なのか、と。
彼の返答は
「様々な考えを持つ者が所属してこそ、組織は広がりを見せるものだ。しかし無理な多様化を進めれば、内部から瓦解を始める可能性もある」
あくまで可能性だ。やっぱり、皆苦手なのだろうな。
その日は、それで解散になった。
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