江戸女の一目惚れ
名前変換とあらすじ
この章の夢小説設定【概要】
永倉新八の姉である貴女
は、旅行に来た京で脱藩
した弟と再会する。
江戸女の気質からか行動
が早い貴女は、屯所に向
かうが途中で原田とぶつ
かり――。
【ページ数】
全9ページ
【備考】
・苗字は永倉で固定。
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おまけ
(※会話文形式です)
絹枝
「よ、宜しくお願いします……」
沖田
(あぁ、そういうこと。わかりやすいお姉さんだ)
斎藤
「……俺は斎藤一だ」
絹枝
「宜しくお願いします」
斎藤
「……?」
新八
「よし、そんじゃ姉ちゃんのために屯所を俺が案内してやるぜ!」
絹枝
「え、別に良いよ。自分で」
新八
「はぁ!? 駄目だって、土方さんに怒られるぜ」
絹枝
「あの副長さんが怖いの?」
新八
「あ、いや」
原田
「俺も行くぜ。暇だしな。土方さんに知られると面倒なんだよ。だから、案内させてくれ。な」
絹枝
「……は、はい」
斎藤
(……左之に惚れてるのか?)
藤堂
(あれ、さっきと雰囲気違うくね?)
新八
「よっしゃ、じゃ行くか」
絹枝
「新八来なくて良いのに(ボソッ」
新八
「!?(え、俺なんかしたか!?)」
原田
「ん? 新八どうした?」
新八
「いや、何でも……」
原田
「そうか、じゃあまずは道場が近いから道場からだな」
絹枝
「あ、はいっ」
原田
(可愛いな……)
斎藤
「……行ってしまったが」
沖田
「分かりやすいよね、平助だって分かったでしょ」
藤堂
「え、や、やっぱり左之さんのこと好きなのか?」
山南
「多分そうでしょうね。気付いていないのは永倉君だけですかね。あ、原田君も自分のこととなると鈍いですからねぇ」
――……‥‥
近藤「いやぁ、それにしても永倉君のお姉さんは江戸を思い出させるなぁ」
土方「あぁ……厄介だな(ミツさんを思い出したぜ)」
近藤「しかしまぁ良い子そうじゃないか」
土方「……」
近藤「トシ?」
土方(あれは原田と新八に絹枝か)
近藤「ぉお、噂をすれば。屯所を案内してるのか。……随分馴染んでるなぁ」
土方(俺のときと態度が違う。ありゃ、原田に惚れてんのか? そういやぁ、さっきもチラチラと原田を見てたな)
近藤「うんうん、仲が良くなることは良いことだ」
土方(全く、近藤さんは……)
一瞬困った顔をしたが、土方は微笑んでいた。
~END~