やっぱり貴方が一番
名前変換とあらすじ
この章の夢小説設定【概要】
現パロ。
原田左之助と夫婦の貴女
。
しかし、親友から合コン
に無理矢理連れていかれ
――。
【ページ数】
全8ページ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お兄さん、カッコいいね。じゃあ、一緒にどう?」
「あ、それ良い!」
「ん、それも良いけどなもう夜中だろ?」
人生経験か。優しく返す左之さんは、慣れているようだった。
「ちょっとくらい良いじゃん!」
「ごめんな。あんまり遅いと、こいつらに襲われちまうぞ」
もう、メロメロの夢美の友達。ちょっと、嫉妬する。
「それは、聞き捨てならないな!」
「そうだ、そうだ!」
「そういうあんたもその女の子をさ、連れ帰ろうとしてんじゃねぇか!」
「……それは危険だ。ほら、可奈子ちゃん、行こう!」
男四人は、左之さんに絡んでいく。
「え、えーと……」
私は、どうして良いか分からず夢美にチラリと視線を向けると、目が合った。夢美は、そして「ごめん」という表情をすると慌てて
「いえ、結構です! どうぞ、可奈子をお持ち帰りください!」
と左之さんに、私を差し出した。
それに驚いたのは、何も知らない一同で「ぇぇええええー!?」と声をハモらせた。
それから一斉に、夢美に文句を言い出す。
しかし、左之さんは冷静で――。
「そうか。ありがとな。んじゃ、こいつは連れて帰るぜ」
「どうぞどうぞ! じゃ、可奈子、また遊ぼうね!」
「え、うん。またね!」
左之さんが、私の腕を掴み引っ張る。私は、唖然とする皆に別れを告げた。
ちょっと、腕が痛い。