やっぱり貴方が一番
名前変換とあらすじ
この章の夢小説設定【概要】
現パロ。
原田左之助と夫婦の貴女
。
しかし、親友から合コン
に無理矢理連れていかれ
――。
【ページ数】
全8ページ
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「折角だしさ、可奈子ちゃんまだ居なよ! ほら、雄也も気に入ってるし?」
冷やかしに近い歓声があがる。雄也とは、松本さんのことだ。
「可奈子、まだいなよ。大丈夫だって!」
「いや、でも……」
夢美の言葉に、ますます困った。
チラッと左之さんを見れば、まだこっちを睨んでいる。新八さんなんか、酔いつぶれてるし。
「良いじゃん、さ。座って座って!」
「はぁ……」
結局、流されて私は耐えるしかなかった。
――……‥‥
左之さんの視線をヒシヒシと感じながらも、何とか帰りまで持たせた。
しかしこれで帰れる、と思った矢先に夢美が二次会なんて提案した。次の日は、皆仕事が休みだと判明したからだった。
流石に、十二時過ぎているしこれ以上はヤバい。そう思って言ったのだが、さっきのようなノリがまた来て流されそうになっている自分がいる。
よほど、おろおろしていたのが松本さんに突っ込みを入れられたが、苦笑いしか出来ない。断れない自分が、惨めだ。
やはり、諦めるしかないのか。そう思って、覚悟をしたとき救世主が現れた。
「なぁ、ちょっと良いか?」
「!」
聞き間違うはずがない。私の大好きな声だ。
皆が一斉に振り返る。そこに立っていた人物は、他でもない。左之さんだった。
夢美が、少し気まずそうな顔をしたのを見た。
「何ですか?」
何も知らない松本さんが、左之さんに答える。
「いや、この子を連れ帰ろうかと思って」
「堂々と誘拐発言!?」
「犯罪者!?」
酔った男たちが、ニヤニヤしながら発言する。すると、そこは左之さん。容姿端麗、いわばイケメンで昔からモテるモテる。
これまた何も知らない女の子たちが、声を弾ませた。