やっぱり貴方が一番
名前変換とあらすじ
この章の夢小説設定【概要】
現パロ。
原田左之助と夫婦の貴女
。
しかし、親友から合コン
に無理矢理連れていかれ
――。
【ページ数】
全8ページ
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「合コン行こう」
友人の夢美から電話が来たと思えば、開口一番がこれだった。
確かに、二年くらい前までは誘われて行ってた。
だけど、今は事情が違う。私は、いわば既婚者なのだ。夢美もそれを知っているはずなのに、誘ってくるなんて――。
昔から、強引なところがあった。それでも、良い子で私としては付き合いやすい。
でも、今回のはちょっとね。そう思って、もちろん断りを入れたのだが夢美は人数が一人足りないからお願い、と引き下がらなかった。
仕方なしに、私は旦那様である左之さんに相談した。一瞬、嫌な顔をされたが「付き合いならしょうがねぇな」と許してくれた。
かくして、私は合コンに参加した。
――……‥‥
合コンは、居酒屋で行われた。
4対4で、まずは男と女で対面座り。
夢美以外の女の子は、初対面の子ばかりでギャルっぽかった。夢美の交友関係は幅広い。だから、何の不思議もなかった。
一通り自己紹介を終えた後、頼んだ料理をつつきながら人の話を聞く。聞くだけで、答えはしないんだけど。
そしたら、目の前に座る男性から声をかけられたのだ。
「可奈子ちゃんは、彼氏いるの?」
「え、あ、いや彼氏っていうか、だn」
旦那がいると素直に答えようと思った。めんどくさいし、私は左之さん以外興味ないから。
しかし、言いかけた時に夢美が大声で遮った。
「この子フリーだから! ものすっごいフリーだから」
「え?」
何を言ってくれちゃってんの?
場の空気と言うかノリでそう言ったんだろうけど、私にとっては問題だ。