妊娠疑惑
名前変換とあらすじ
この章の夢小説設定【概要】
飛段と付き合ってい
る貴女。ある日、月
の物がこないとなり
サソリとデイダラに
言うはめになった。
しかしその話をゼツ
が聞いていたらしく
――。
【ページ数】
全5ページ
【備考】
三人称。
おまけだけ一人称。
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おまけ
(※一人称です)
「葵、あまり無理するな」
「ん? ありがとう?」
「葵、これからしばらく休むと良いわ」
「……何で?」
今日は暁の会議に出ていた。といっても、実態ではないが。
漸く終わると思ったときに、リーダーに言われた一言。そして小南さんに言われた言葉に首を傾げた。
「この術は身体に負担がかかる。俺と小南で話し合った結果、ここらが丁度いいという判断だ」
「丁度いい?……暁にいると困るってこと?」
「? むしろ俺としてはお前がいなくなるのは困る。だがしょうがないことだろう」
リーダーの話がいまいち分からない。それは、干柿鬼鮫も同じだったようで彼が言葉を使って紡いだ。
「何かあったんですか?」
「?……お前にも知らせたはずだが」
「何のことです?」
すると次にリーダーから衝撃的な言葉が発せられた。
「葵が子を身籠った話だ」
はぁあああ!?
「あぁその話ですか。でもあれは……」
「飛段とそういう仲だということは皆も知っていただろう。葵が抜けることは大きいが、葵の身体と生まれてくる新しい命のためにここらで休んでもらう」
え?
何で皆、頷いてるの?
え、でも待って!
そうだとしたら、飛段の最近の謎の言動に辻褄が合う。
パニックになっていると、デイダラが不思議そうに私の名を呼んだ。
「お前、妊娠してんのか。うん?」
「え……いや……私は――」
「デイダラ、何を言っている。お前とサソリは直接報告受けたと聞いているが?」
「は?」
「オイラ知らねぇぞ? うん」
そこで、今度は皆が謎を感じ始めていた。
沈黙が訪れる中、イタチがふっと消えた。すると鬼鮫も
「イタチさんは見抜いていましたけどね。葵さん、頑張って下さい」
と言い残し去っていった。
残された皆は不思議がっていたが、ここで私がため息を吐いて切り出す。
「皆、どこでそんな話になったか知らないけど私……妊娠なんてしてないからね?」
…………え?
まさにそういう空気だった。
デイダラとサソリ以外。
「どういうこと?」
小南さんの問い。
「こっちが聞きたいよ。逆にどういうこと?」
「貴女、月のものが来ないって話をしていたらしいじゃない。サソリとデイダラに」
「……あー……うん。一ヶ月くらい前に言ったけど、そのあと普通に来た」
――こうして誤解が解けた。
しかし、皆の何だよーって反応の中に飛段の「オレの恥を捨てた告白はなんだったんだァ」という声に殺意がわきました。
おまけ終わり
あとがき
短編お久しぶりです!
実に約四年ぶり?ヤバイですね。
ふと今日思い付いたんですよね。なぜか。
しかし、ほんま忘れてます(笑)
キャラの口調……。完全に忘れてるわけじゃないけど、細かいところが。
だからちょっと書きにくかったです。
おまけが思った以上に長くなり、久しぶりだから上手く書けず、です。
ごめんなさいね。
ゆっくりすぎる更新ですが、ここまで読んでくださった皆様にありがとうございます!
2017年9月6日
管理人:龍厦