第1章 中忍初任務
名前変換
この小説の夢小説設定主人公はイタチとサスケの姉という設定。
その他、名前変換可能のオリキャラ登場します。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「天才ですか……」
「これほどの器を持った忍も、そうそうおらんよ」
「はぁ……」
薄暗い室内には、たった二人しかいなかった。
一人は、赤い笠を被っていて椅子に腰掛けている男。笠の真ん中には“火”という文字。
そう、木の葉隠れの三代目火影であった。
もう一人は、顔に無数の傷があり、木の葉のマークが入った布を頭にしている。顔はいかつく、いかにも恐そうな雰囲気を漂わせている男であった。
「彼女は、本来ならとっくに上忍になっていても可笑しくない人物じゃ。どうして、そのような忍が天才と呼ばれんのか、いや呼ばれよう」
「…………」
「あやつはアカデミーをとっくに卒業可能であった。だが、何故かあやつはそれを拒んでわざわざ、12歳までアカデミー学んだのか。弟はもう卒業して忍になっておるというのに……。お主はその理由、良く分かっておろぅ?」
「はい、まぁ……」
火影は立ち上がり、窓から見える里中の様子を見た。
「だからこそ当たり前なことに、さっさと中忍になりおったわい」
笑ったような声で言うと、次にこう発した。
「中忍になってからの初任務じゃ。班の全員を呼んでこい、イビキよ」
「はい」
すると、傷の男は消えた。