恋桜
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久々のお風呂に入って、皆んなでご飯を食べてってゆっくりしてたらあっと言う間に夜になった…
部屋の灯りを消して部屋の前の外廊下に腰を下ろした
『これから、どうしようかな…』
皆んな、私が鬼だという事はあの日知ったと言ってた
それでも、ちゃんと受け入れてくれている…
でも、またああいう状況になりかねない
私は、お荷物にはなりたくない
だから、ここを出て他で暮らそう…
働き口見つけなきゃ、、、とりあえず、住み込み出来る所がいいかな
「おい!」
『わっ!!?』
いきなり、耳元で叫ばれて驚いたら、犯人は土方さんだった
「悪い…何度呼んでも返事がなかったからよ」
『すみません、考え事してて…』
「…」
無言で私の隣に腰を下ろす土方さん
『あの…』
「お前、ここを出て行く気だな」
え、、サトリ?サトリなの?!
『…いや、えっと…』
「それは、許さねぇ」
『え?』
驚いて土方さんを見ると、凛とした綺麗な横顔がそこにはあった
彼の視線の先には、満開の桜の木
私も、その桜を見つめた
綺麗だな…そういえば私がこの世界にトリップしたのってこの時期だったな…
失恋して、一人で京都に傷心旅行に来た矢先だったんだよね…
もう、恋なんてしないって決めてたのに…
また、叶わない人に恋をしてしまった…
絶対に…叶わない人に…
「みつき…お前は俺が守ってやる」
『…ありがとう、ございます。でも』
「一生だ」
『へ?』
「一回しか言わねぇからな、、、俺はお前が好きだ」
『…』
え?ど、どう言う事?私を、、、好き?
『…………………え?』
「お前…はあ、、、」
溜息をついた土方さんは、優しく私を抱きしめた
『ひ、ひじ』
「黙って聞け、俺はお前が」
ー好きだー
「全く、手のかかる二人だよね」
「総司、お前は良かったのか?」
「ま、みつきをまた泣かす様なら容赦なく奪うけどね」
「おいおい、やめろよな、あんま波風立てんじゃねーよ」
「お前ら、もう少し静かにしろ」
影に隠れて、二人のいきさつを伺っている四人に忍び寄る影
「お前ら何やってんだ?こんなとこで!」
「新八!お前声デカいんだよ」
「見つかっちまうだろ!新八っつぁん!」
慌てて、口を塞ぐ原田に藤堂
「あ」
総司の声に一同顔を向けると
そこには、鬼の副長がこちらに歩いて来ている
「やっべ!!皆んな逃げろ!!」
藤堂の声と同時に、走り出す五人
「てめぇらっ!!待ちやがれぇぇぇ!!」
土方さんの声が、屯所内に響き渡っていた
これから、どうなるかは分からないけど…
私は、どんな困難が待ち受けていようとも
深い眠りにつくその瞬間まで
彼の傍にいよう…
私は、見上げた夜空に浮かぶ星座に誓った
部屋の灯りを消して部屋の前の外廊下に腰を下ろした
『これから、どうしようかな…』
皆んな、私が鬼だという事はあの日知ったと言ってた
それでも、ちゃんと受け入れてくれている…
でも、またああいう状況になりかねない
私は、お荷物にはなりたくない
だから、ここを出て他で暮らそう…
働き口見つけなきゃ、、、とりあえず、住み込み出来る所がいいかな
「おい!」
『わっ!!?』
いきなり、耳元で叫ばれて驚いたら、犯人は土方さんだった
「悪い…何度呼んでも返事がなかったからよ」
『すみません、考え事してて…』
「…」
無言で私の隣に腰を下ろす土方さん
『あの…』
「お前、ここを出て行く気だな」
え、、サトリ?サトリなの?!
『…いや、えっと…』
「それは、許さねぇ」
『え?』
驚いて土方さんを見ると、凛とした綺麗な横顔がそこにはあった
彼の視線の先には、満開の桜の木
私も、その桜を見つめた
綺麗だな…そういえば私がこの世界にトリップしたのってこの時期だったな…
失恋して、一人で京都に傷心旅行に来た矢先だったんだよね…
もう、恋なんてしないって決めてたのに…
また、叶わない人に恋をしてしまった…
絶対に…叶わない人に…
「みつき…お前は俺が守ってやる」
『…ありがとう、ございます。でも』
「一生だ」
『へ?』
「一回しか言わねぇからな、、、俺はお前が好きだ」
『…』
え?ど、どう言う事?私を、、、好き?
『…………………え?』
「お前…はあ、、、」
溜息をついた土方さんは、優しく私を抱きしめた
『ひ、ひじ』
「黙って聞け、俺はお前が」
ー好きだー
「全く、手のかかる二人だよね」
「総司、お前は良かったのか?」
「ま、みつきをまた泣かす様なら容赦なく奪うけどね」
「おいおい、やめろよな、あんま波風立てんじゃねーよ」
「お前ら、もう少し静かにしろ」
影に隠れて、二人のいきさつを伺っている四人に忍び寄る影
「お前ら何やってんだ?こんなとこで!」
「新八!お前声デカいんだよ」
「見つかっちまうだろ!新八っつぁん!」
慌てて、口を塞ぐ原田に藤堂
「あ」
総司の声に一同顔を向けると
そこには、鬼の副長がこちらに歩いて来ている
「やっべ!!皆んな逃げろ!!」
藤堂の声と同時に、走り出す五人
「てめぇらっ!!待ちやがれぇぇぇ!!」
土方さんの声が、屯所内に響き渡っていた
これから、どうなるかは分からないけど…
私は、どんな困難が待ち受けていようとも
深い眠りにつくその瞬間まで
彼の傍にいよう…
私は、見上げた夜空に浮かぶ星座に誓った
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