万事屋に帰れば、新八くんと神楽ちゃんは泣きながら私の帰りを喜んでくれた



今日も、万事屋は困った人の為に頑張っています

『行ってらっしゃい』

「行ってくる」

ん？いつまでも玄関で私と向き合う銀ちゃん…
どしたのだろうか…

『どしたの？』

「その…」

『うん？』

なんか耳まで真っ赤にして、もじもじしてるけど…

『トイレ行きたいの？』

「馬っ鹿！！ちっげーよ！！」

『えー、じゃあどうしたの？』

あ、何か溜息ついたぞ！

？…
今…え、、、なん、か唇に…

「これで、今日の依頼頑張れそうだわ！じゃ行ってくる」

悪戯（いたずら）っこの方様な笑顔で銀ちゃんは万事屋を出て行った

不意打ち過ぎて、私はキャパオーバーでそこに座り込んでしまった

やっぱり、彼に振り回される私…






「銀さんどうしたんですか、その顔」

「顔がキモいアル」

「うるせぇ！勝手に言ってろ」

銀さんは、その日終始ご機嫌だった



ー終ー