星月夜ーほしづきよー
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「また、サボってると長谷部に怒られるぞ」
縁側で堂々と茶を啜る三日月に鶴丸が声をかけた
「鶴丸もどうだ」
「ああ、頂こう」
二人は肩を並べて、庭を眺めた
「吹っ切れた様だな」
「ああ、俺の今の主は一人だけだ…」
そう言った三日月の横顔はスッキリしていた
帰り道、皆んなにお土産を買って帰ろうと店に入った
「何、買うんだ?」
『せっかく、久々に外出したから美味しい茶菓子でも買って行こうかなって…あ、でも燭台切が作ってくれる茶菓子が世界一美味しいけどね!!』
笑顔で、俺達の為に選ぶ主
俺は、新撰組鬼の副長土方歳三の愛刀だった
今の主は性別も違ければ、性格も違う…
けど、似ていると思う所がある
それは、信念の強さ、仲間を思う心、俺達をも惹きつける何かを持っている所だと思う
『迷い過ぎたら遅くなっちゃったね、ごめんね和泉守…』
「別に、構わねぇさ」
急ぎ足を止めたのは、和泉守だった
『どしたの?』
「…これ、、、お前にやるよ」
和泉守が小さな紙袋を渡して来た
袋の中から出て来たのは、私が大好きな色の髪飾り
『綺麗……でも。私、誕生日まだだけど…』
「お、お礼だよ!ほら、、いつも迷惑かけてっからなっ!国広も良くしてもらってるしよ!!」
『そんな、いいのに…でも、ありがとう。大切にするね』
「おう!」
主の笑顔につられ和泉守も笑った
本丸に転送されると、辺りは薄暗くなっていた
『うわ、暗い。和泉守大丈夫?』
「ああ、何とかな」
「主」
声の方を見ると灯りがゆらゆらと揺れている
『…三日月?』
ゆらゆら揺れていたのは三日月が持っていた提灯だった
「遅かったな、皆心配しておるぞ」
やっぱり、、、
『ご、ごめんね。え、ちょ、わ』
「さ、本丸へ急ぐぞ」
三日月は笑顔で私の肩を抱き、足早に歩き出した
「ちょ、待て!俺も夜目が効かねぇんだ!置いてくんじゃねぇぇ!!」
和泉守の叫びが山に木霊した
縁側で堂々と茶を啜る三日月に鶴丸が声をかけた
「鶴丸もどうだ」
「ああ、頂こう」
二人は肩を並べて、庭を眺めた
「吹っ切れた様だな」
「ああ、俺の今の主は一人だけだ…」
そう言った三日月の横顔はスッキリしていた
帰り道、皆んなにお土産を買って帰ろうと店に入った
「何、買うんだ?」
『せっかく、久々に外出したから美味しい茶菓子でも買って行こうかなって…あ、でも燭台切が作ってくれる茶菓子が世界一美味しいけどね!!』
笑顔で、俺達の為に選ぶ主
俺は、新撰組鬼の副長土方歳三の愛刀だった
今の主は性別も違ければ、性格も違う…
けど、似ていると思う所がある
それは、信念の強さ、仲間を思う心、俺達をも惹きつける何かを持っている所だと思う
『迷い過ぎたら遅くなっちゃったね、ごめんね和泉守…』
「別に、構わねぇさ」
急ぎ足を止めたのは、和泉守だった
『どしたの?』
「…これ、、、お前にやるよ」
和泉守が小さな紙袋を渡して来た
袋の中から出て来たのは、私が大好きな色の髪飾り
『綺麗……でも。私、誕生日まだだけど…』
「お、お礼だよ!ほら、、いつも迷惑かけてっからなっ!国広も良くしてもらってるしよ!!」
『そんな、いいのに…でも、ありがとう。大切にするね』
「おう!」
主の笑顔につられ和泉守も笑った
本丸に転送されると、辺りは薄暗くなっていた
『うわ、暗い。和泉守大丈夫?』
「ああ、何とかな」
「主」
声の方を見ると灯りがゆらゆらと揺れている
『…三日月?』
ゆらゆら揺れていたのは三日月が持っていた提灯だった
「遅かったな、皆心配しておるぞ」
やっぱり、、、
『ご、ごめんね。え、ちょ、わ』
「さ、本丸へ急ぐぞ」
三日月は笑顔で私の肩を抱き、足早に歩き出した
「ちょ、待て!俺も夜目が効かねぇんだ!置いてくんじゃねぇぇ!!」
和泉守の叫びが山に木霊した