星月夜ーほしづきよー
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「ったくよぉ、三日月には参ったぜ…」
『あははは…』
そうなのだ、、、
今日は、和泉守が近侍の為、彼と転送装置がある場所に向かったら、何故か三日月がいたのだ
『どうしたの?三日月』
「俺も行く」
『…ぇ?』
「待て待て!今日の近侍は俺だ!」
「…俺も行く」
「おい!!無視すんな!!」
和泉守の言葉を無視して、私に訴える三日月
『三日月、今日は和泉守が近侍だし一緒に行ける刀剣男士は一振って決まってるのよ、、本丸で待っててくれないかな…』
三日月を見ると、仔犬の様な顔で私を見つめ訴えてくる
うっ……こんなキャラだった?!
「主はこう言ってんだ!一緒に行くのはこの俺だ!」
和泉守は、私の肩を抱き寄せた
「…その手を離せ、和泉守」
三日月は、私の手を取った
二振は、互いに視線を外さず睨み合っている
何なの?!!
もー、、、誰か助けて、、遅刻しちゃう!!
「やっ!驚いたかい?困ってるね、主」
『鶴丸!!』
いい時に来てくれた!
「安心しろ、大丈夫だ!」
「三日月!貴様、何内番をサボっているんだ!!来い!!主、お気を付けて。和泉守!主を頼んだぞ」
「おぅ!任せろ!」
「あなや」
三日月の耳を引っ張り、連れて行く長谷部
「主不在の間、本丸は俺達に任せとけ」
鶴丸はどうやら、内番をサボっていた三日月の事を長谷部に言いつけた様だった
何とか、これで間に合う!!
と言う事が、朝っぱらからあったのだ…
そんな話をしながら、会議室の前に付き和泉守と別れた
会議は一時間半程で終わり、和泉守が待つ場所へ急ごうと思ったが、呼び止められた
『?私、ですか?』
自分で自分を指差して、相手に確認をとったら〝はい〟と言われた
「昨日は、危ない所を助けて頂きありがとうございました!」
私は、彼の顔をよく見て思い出した…
『あぁ!!あの時の!そんな、全然!助けたの私の刀剣男子なので、私じゃないので、』
「い、いえ!何かお礼させて下さい!」
『え、いや、、大丈夫ですから!え…』
両手を掴まれ、懇願される…あれ、、デジャブかな…朝もこんなんあったよ…
私が困っている所に、待たせていた和泉守がしびれを切らしてやって来た
「おい!遅ぇじゃねぇか!いつまで…って、お前、俺の主に何してやがる!」
和泉守の
「大丈夫か」
『助かったよ、、、ありがとう和泉守』
「…ったく、隙があんだよ!ほら行くぞ!」
私の手首を掴んだ和泉守の耳は何故か真っ赤だった