星月夜ーほしづきよー
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本丸に戻った私は、薬研に処置を施してもらい傷を負った刀剣男士達の手入れするべく、手入れ部屋に篭 った
終わった、、、、
手入れを終え、部屋の外に出ると小夜がいた
外はすっかり暗くなっている
『小夜…どしたの?』
目線を合わせる様に、屈 むと小さな掌 で優しく怪我した所を撫でてくれた
『心配してくれたんだね、ありがとう小夜』
そう言うと、頬を染めて喜んでくれた
しかし、広間の方が騒がしいな…
小夜の手を引き、騒音源へと向かった
襖からは、刀剣男士達の声がだだ漏れだった
「やめとけぇ!和泉守!!」
「そうだよ!長谷部君も落ち着いて!」
「主を危険に晒 したのだぞ!!落ち着いていられるものか!!」
「一発殴らせろ三日月!!っ、放しやがれ!!陸奥守!!」
短刀達の泣き声も聞こえる
はあ…何、喧嘩してんのよ…
『一体、今何時だと思ってんの!!!』
バンッと襖を両手で開け放ち大声で叫んだ
その一瞬、広間が静まり返り、私の姿を見た短刀達は泣きながら私の所に走って来た
『皆んな、泣かないで、、大丈夫だから』
あやす様に言えば、短刀達は涙を拭 い、鼻を啜 った
『せっかく、手入れが終わったのに、また傷を付けるつもり?』
手を腰に当て、彼等を見渡した
陸奥守と燭台切に抑えられてる、和泉守と長谷部
言われっぱなしで、下を向く三日月
我関せずと言った様な鶴丸は遠くを見ていた…
全く…
『和泉守!長谷部!鶴丸!三日月!そこに座りなさい!』
畳を指差せば、四振りはピシリと横一列に正座した
『で?何でこんな夜中に言い合いしてるの!』
「「「「……」」」」
皆んな、私と目を合わせようとせずバラバラな方向を見ている
もおー、、、高校生か!!
「…そいつらを怒らんでくれんかのう、、そいつら主を思っての事は変わらんじゃき」
陸奥守は困った様に笑った
『うん…皆んなの思いは、伝わってるよ』
私は、思いが伝わる様に、彼等の手を束ね自分の両手で挟んだ
『和泉守、長谷部、最後には仲間を助ける為に動いてくれてありがとう』
「しゅ、主命とあらば!!!」
「んなの、あ、当たり前だ!!」
『鶴丸、この傷は貴方のせいじゃない。寧ろ皆んなと戦った勲章みたいなもんよ!』
「主…すまなかった、、、ありがとう…」
『三日月、確かに貴方は何も言わず陣を抜けてしまった。それは言わなくても分かっているよね。でもね、助けたいって言う思い…優しさは忘れないでほしい』
「!!…ある、じ」
『私、皆んなが大好きだから、誰も欠けてほしくない。問題が起きた時は話し合おう!貴方達は心がある、考えがある、それを伝える術 がある…だから、この手で仲間を傷付けないでほしい』
「「「「主」」」」
「…三日月さんが、主って呼んでる!!」
「さ、さっきも一回言ってました!」
「昨日の、任務の時にも言ってたぜ」
短刀達は鶴丸の言葉に喜んだのか、私に抱き付いてきた
その為体制を崩し、長谷部の懐に倒れてしまった
「主様、ごめんなさい!」
短刀達が慌てて、謝り出す
『だ、大丈夫だよ、長谷部ごめんね』
「…」
「ぶっはっ!!!お前、茹で蛸かよ!!!」
真っ赤になって固まっている顔の長谷部に和泉守が大爆笑する、そんな和泉守につられて燭台切が吹き出した口を手で覆った
「そういう兼さんだって、主に手を握られた時、凄い変態な顔してましたね」
「なっ!!国広てめぇ!誰が変態だ?!」
「兼さんです」
にっこり笑いながら逃げる国広を、必死に追いかける和泉守
そんな姿を、見て皆んなは笑い出した
気になって、三日月を見たら袖で口元を覆って笑っている
よかった…
終わった、、、、
手入れを終え、部屋の外に出ると小夜がいた
外はすっかり暗くなっている
『小夜…どしたの?』
目線を合わせる様に、
『心配してくれたんだね、ありがとう小夜』
そう言うと、頬を染めて喜んでくれた
しかし、広間の方が騒がしいな…
小夜の手を引き、騒音源へと向かった
襖からは、刀剣男士達の声がだだ漏れだった
「やめとけぇ!和泉守!!」
「そうだよ!長谷部君も落ち着いて!」
「主を危険に
「一発殴らせろ三日月!!っ、放しやがれ!!陸奥守!!」
短刀達の泣き声も聞こえる
はあ…何、喧嘩してんのよ…
『一体、今何時だと思ってんの!!!』
バンッと襖を両手で開け放ち大声で叫んだ
その一瞬、広間が静まり返り、私の姿を見た短刀達は泣きながら私の所に走って来た
『皆んな、泣かないで、、大丈夫だから』
あやす様に言えば、短刀達は涙を
『せっかく、手入れが終わったのに、また傷を付けるつもり?』
手を腰に当て、彼等を見渡した
陸奥守と燭台切に抑えられてる、和泉守と長谷部
言われっぱなしで、下を向く三日月
我関せずと言った様な鶴丸は遠くを見ていた…
全く…
『和泉守!長谷部!鶴丸!三日月!そこに座りなさい!』
畳を指差せば、四振りはピシリと横一列に正座した
『で?何でこんな夜中に言い合いしてるの!』
「「「「……」」」」
皆んな、私と目を合わせようとせずバラバラな方向を見ている
もおー、、、高校生か!!
「…そいつらを怒らんでくれんかのう、、そいつら主を思っての事は変わらんじゃき」
陸奥守は困った様に笑った
『うん…皆んなの思いは、伝わってるよ』
私は、思いが伝わる様に、彼等の手を束ね自分の両手で挟んだ
『和泉守、長谷部、最後には仲間を助ける為に動いてくれてありがとう』
「しゅ、主命とあらば!!!」
「んなの、あ、当たり前だ!!」
『鶴丸、この傷は貴方のせいじゃない。寧ろ皆んなと戦った勲章みたいなもんよ!』
「主…すまなかった、、、ありがとう…」
『三日月、確かに貴方は何も言わず陣を抜けてしまった。それは言わなくても分かっているよね。でもね、助けたいって言う思い…優しさは忘れないでほしい』
「!!…ある、じ」
『私、皆んなが大好きだから、誰も欠けてほしくない。問題が起きた時は話し合おう!貴方達は心がある、考えがある、それを伝える
「「「「主」」」」
「…三日月さんが、主って呼んでる!!」
「さ、さっきも一回言ってました!」
「昨日の、任務の時にも言ってたぜ」
短刀達は鶴丸の言葉に喜んだのか、私に抱き付いてきた
その為体制を崩し、長谷部の懐に倒れてしまった
「主様、ごめんなさい!」
短刀達が慌てて、謝り出す
『だ、大丈夫だよ、長谷部ごめんね』
「…」
「ぶっはっ!!!お前、茹で蛸かよ!!!」
真っ赤になって固まっている顔の長谷部に和泉守が大爆笑する、そんな和泉守につられて燭台切が吹き出した口を手で覆った
「そういう兼さんだって、主に手を握られた時、凄い変態な顔してましたね」
「なっ!!国広てめぇ!誰が変態だ?!」
「兼さんです」
にっこり笑いながら逃げる国広を、必死に追いかける和泉守
そんな姿を、見て皆んなは笑い出した
気になって、三日月を見たら袖で口元を覆って笑っている
よかった…