月見草
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彼の後をついて行く途中で誰かに会ったらどうしよう。不審者で捕まらないかな、、なんて考えてたが誰にも会わず彼の言う目的地に着いた。
『…え』
いや、待って…さっきの場所から差ほど歩いてないのに何故この場所にいる?
ー防衛省ー
と立派に書かれた表札が、視界に飛び込んできたのだ
『やま…』
山姥切にどういう事か尋ねようと思った時、彼を呼ぶ声が聞こえた
「山姥切様っ!!!」
敷地内から黒スーツに身を包んだいかにもな人が走ってこちらにやってくる
「勝手にいなくなっては困ります!」
「すまない、だが主の命を守る事も俺たちの使命だ」
「それは、存じております。」
そう言うと私の方に身体を向けた黒スーツの人
「ご無事でなによりです。大変困惑しているかと思いますが、外では話せない内容なのでこちらへ」
有無も言わせない雰囲気に、促されるまま
〝防衛省〟の中へ足を踏み入れた
敷地内は、都内なのに緑も多く視界がひらけていた。街灯がポツンポツンと灯りをともし、夜の帳が下りる敷地内を照らしている。
入り口から暫く歩くと見えてきたいくつかの建物の更に奥にその建物はあった
「こちらへ」
そう扉を開けてくれた黒スーツの人
建物の中は暗くて見えない
怖い…その感情だけが私を支配した
ふと、無意識にショルダーバックの紐を強く握っていた手に温もりを感じた
『山姥切…』
「大丈夫だ」
彼の澄んだ瞳に、手の温もりに恐怖は薄れた
刀剣男士は刀の付喪神とどこかで読んだ、神様ってやっぱり凄いな…
『失礼、します』
ひと呼吸して、私はまた知らない世界に足を踏み出した
薄暗く長い廊下を歩いていくと、突き当たりに頑丈そうな扉が見えてきた
IDカードだろうか、ピッという音がして扉が開く、中は外と違って明るい。
入ると応接室の様で高級そうな重厚なソファがあり、床は大理石だろうか…置いてある物も高価なものだろうが嫌味のない感じだ。
「こちらへお掛け下さい」
私は山姥切も座るかと思って彼のスペースを空けたが座ってくる気配がない
『座らないんですか?』
「俺はいい」
そう言って、入り口の壁に寄りかかる彼に疑問符を浮かべていると、黒スーツの人が目の前のソファにかけた為、山姥切から視線をそちらに向けた
「名乗るのが遅くなり申し訳ありません」
彼はそう言い丁寧に名刺を渡してくれた
『…え』
いや、待って…さっきの場所から差ほど歩いてないのに何故この場所にいる?
ー防衛省ー
と立派に書かれた表札が、視界に飛び込んできたのだ
『やま…』
山姥切にどういう事か尋ねようと思った時、彼を呼ぶ声が聞こえた
「山姥切様っ!!!」
敷地内から黒スーツに身を包んだいかにもな人が走ってこちらにやってくる
「勝手にいなくなっては困ります!」
「すまない、だが主の命を守る事も俺たちの使命だ」
「それは、存じております。」
そう言うと私の方に身体を向けた黒スーツの人
「ご無事でなによりです。大変困惑しているかと思いますが、外では話せない内容なのでこちらへ」
有無も言わせない雰囲気に、促されるまま
〝防衛省〟の中へ足を踏み入れた
敷地内は、都内なのに緑も多く視界がひらけていた。街灯がポツンポツンと灯りをともし、夜の帳が下りる敷地内を照らしている。
入り口から暫く歩くと見えてきたいくつかの建物の更に奥にその建物はあった
「こちらへ」
そう扉を開けてくれた黒スーツの人
建物の中は暗くて見えない
怖い…その感情だけが私を支配した
ふと、無意識にショルダーバックの紐を強く握っていた手に温もりを感じた
『山姥切…』
「大丈夫だ」
彼の澄んだ瞳に、手の温もりに恐怖は薄れた
刀剣男士は刀の付喪神とどこかで読んだ、神様ってやっぱり凄いな…
『失礼、します』
ひと呼吸して、私はまた知らない世界に足を踏み出した
薄暗く長い廊下を歩いていくと、突き当たりに頑丈そうな扉が見えてきた
IDカードだろうか、ピッという音がして扉が開く、中は外と違って明るい。
入ると応接室の様で高級そうな重厚なソファがあり、床は大理石だろうか…置いてある物も高価なものだろうが嫌味のない感じだ。
「こちらへお掛け下さい」
私は山姥切も座るかと思って彼のスペースを空けたが座ってくる気配がない
『座らないんですか?』
「俺はいい」
そう言って、入り口の壁に寄りかかる彼に疑問符を浮かべていると、黒スーツの人が目の前のソファにかけた為、山姥切から視線をそちらに向けた
「名乗るのが遅くなり申し訳ありません」
彼はそう言い丁寧に名刺を渡してくれた