星月夜ーほしづきよー
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刀を交える、そんな状況は審神者になる前なら絶対にない事だった
柄 を握る手が震える…
怖くない、とは嘘でも言えない…
でも、私が戦わなきゃ…私は皆んなの主なんだから…しっかりしなきゃ
そう思った一瞬…
相手の振りかざした刀で、私は吹っ飛ばされ、持っていた脇差が手から離れてしまった
『っ…っ?!』
やられる!!そう思った瞬間、私の前から時間遡行軍が消え、目の前に泣きそうな顔の三日月がいた
「っ!!主!!」
三日月…どうしてここに…
『ど、して…あなたの主は大丈夫なの?!』
そう言った私の言葉に、酷く傷ついた様な顔をした三日月
「すまぬ…本当に…すまない事をした」
どうしたの?何で謝ってるの?
『何故、謝るの?三日月は何も悪い事してないでしょ?』
そう言うと、三日月は私を強く抱きしめ泣いた
「三日月てめぇ!!急にいなくなっ」
和泉守が私を見て、言葉を飲み込んだ
「主!!大丈夫ですか!!」
『?う、うん?』
長谷部の顔が怖い…
「こりゃ、大変ぜよ!薬研、早よぅ来てくれ!」
何が大変?あの天下五剣が泣いてるから?
「大将?!…これ、何本に見える」
薬研がいきなり、私の目の前に三本の指を立たせた
『…三、だけど…何?どしたの?』
そう言うと薬研が安堵した表情になった
「頭から血が出てるんだ」
大太刀を倒してきた鶴丸が眉を寄せている
頭から血…そういやぁ、ここら辺が痛いなと思ってたんだよね…
『っ、』
触ると少し痛くて、ヌルっとしたものが指に付いた
「すまぬ、主…俺は、俺は」
こんな取り乱した三日月は初めて見た
子供の様に泣いていて…私は大丈夫だよって、だから泣き止んでって思いを込めて三日月を抱きしめ返し、背中をポンポンと叩いた
『三日月、大丈夫だから!こんなん擦り傷だよ!すぐに治るから!それより、助けてくれてありがと』
「っ、、ある、じ」
双方の三日月は、水面に浮かんでいるかの様にゆらゆらと揺れていた
怖くない、とは嘘でも言えない…
でも、私が戦わなきゃ…私は皆んなの主なんだから…しっかりしなきゃ
そう思った一瞬…
相手の振りかざした刀で、私は吹っ飛ばされ、持っていた脇差が手から離れてしまった
『っ…っ?!』
やられる!!そう思った瞬間、私の前から時間遡行軍が消え、目の前に泣きそうな顔の三日月がいた
「っ!!主!!」
三日月…どうしてここに…
『ど、して…あなたの主は大丈夫なの?!』
そう言った私の言葉に、酷く傷ついた様な顔をした三日月
「すまぬ…本当に…すまない事をした」
どうしたの?何で謝ってるの?
『何故、謝るの?三日月は何も悪い事してないでしょ?』
そう言うと、三日月は私を強く抱きしめ泣いた
「三日月てめぇ!!急にいなくなっ」
和泉守が私を見て、言葉を飲み込んだ
「主!!大丈夫ですか!!」
『?う、うん?』
長谷部の顔が怖い…
「こりゃ、大変ぜよ!薬研、早よぅ来てくれ!」
何が大変?あの天下五剣が泣いてるから?
「大将?!…これ、何本に見える」
薬研がいきなり、私の目の前に三本の指を立たせた
『…三、だけど…何?どしたの?』
そう言うと薬研が安堵した表情になった
「頭から血が出てるんだ」
大太刀を倒してきた鶴丸が眉を寄せている
頭から血…そういやぁ、ここら辺が痛いなと思ってたんだよね…
『っ、』
触ると少し痛くて、ヌルっとしたものが指に付いた
「すまぬ、主…俺は、俺は」
こんな取り乱した三日月は初めて見た
子供の様に泣いていて…私は大丈夫だよって、だから泣き止んでって思いを込めて三日月を抱きしめ返し、背中をポンポンと叩いた
『三日月、大丈夫だから!こんなん擦り傷だよ!すぐに治るから!それより、助けてくれてありがと』
「っ、、ある、じ」
双方の三日月は、水面に浮かんでいるかの様にゆらゆらと揺れていた