星月夜ーほしづきよー
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「三日月」
「鶴丸か、どうしたこんな夜更けに」
一人、月見酒をしている三日月のもとへ鶴丸がやってきた
そっと、腰を下ろし月を見上げた鶴丸に三日月は頭を傾 げ、盃 に酒をそそいだ
「忘れられないのか」
その問いかけに、三日月の手が止まる
「今の俺たちの〝主〟は、あの人間だ」
「……分かっている」
「なら、何故呼んでやらない!お前は、今の主を〝主〟と呼ぶ事が前の主の存在を否定する事になるのが嫌で呼ばないんだろ?…主が変わろうとも、過ごした日々は変わらないだろ」
鶴丸の言葉に三日月は、盃 に映る歪 な月を見つめた
「…そう、かもしれんな…決して今の主を認めていない訳じゃない。ただ、俺が意固地 になっていだけなのだ…」
三日月の横顔に鶴丸は深い息を吐いた
「俺達は刀剣だ。気持ちが乱れたままだと、判断が鈍る。守れるものも守れなくなるぞ」
そう言い残し鶴丸は腰を上げ、三日月を見下ろした
「…ああ、そうだな…」
三日月はそんな鶴丸を視線から外し、月を見上げ酒を飲み干した
「鶴丸か、どうしたこんな夜更けに」
一人、月見酒をしている三日月のもとへ鶴丸がやってきた
そっと、腰を下ろし月を見上げた鶴丸に三日月は頭を
「忘れられないのか」
その問いかけに、三日月の手が止まる
「今の俺たちの〝主〟は、あの人間だ」
「……分かっている」
「なら、何故呼んでやらない!お前は、今の主を〝主〟と呼ぶ事が前の主の存在を否定する事になるのが嫌で呼ばないんだろ?…主が変わろうとも、過ごした日々は変わらないだろ」
鶴丸の言葉に三日月は、
「…そう、かもしれんな…決して今の主を認めていない訳じゃない。ただ、俺が
三日月の横顔に鶴丸は深い息を吐いた
「俺達は刀剣だ。気持ちが乱れたままだと、判断が鈍る。守れるものも守れなくなるぞ」
そう言い残し鶴丸は腰を上げ、三日月を見下ろした
「…ああ、そうだな…」
三日月はそんな鶴丸を視線から外し、月を見上げ酒を飲み干した