月見草
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「主、皆も聞いてもらいたい」
三日月さんの一声で騒がしさが消えた
「今回の件についてだが、敵の狙いは〝主〟だった」
え…私、、
「上川もあの時、改変出来なかった主を狙ったものだと推測している」
上川さんに会ったんだ…三日月さん…私の、私なんかの為に、、
「だが、結果的に奴らの狙いは阻止できたと言う事になる」
山姥切の言葉に、三日月さんが頷いた
「主の命が助かった事は変わりない。だから主、そたなの大事なものは取り返す事が出来たぞ」
『っ‼︎…皆んな、ありがとう…』
良かった、、、本当に良かった…
「だが、奴らはまた主を狙ってくるやもしれぬ。 その事を皆肝に命じてほしいのだ」
三日月の言葉に皆、真剣な眼で頷いた
「よし!今日は主の目覚め祝いに腕によりをかけてご馳走作っちゃうよ!」
「なら、俺も手伝おう」
「俺も」
燭台切の言葉に長谷部、薬研も部屋を出て行く
『三日月さん、あそこにいた女の子は大丈夫だったんですか?!』
「ああ、大丈夫だ。多分あれも奴らの仕業だろう」
『良かった…でも怖い思いは残ったままですよね、かわいそうに…』
「…それについては、上川達が上手くやったようだ。主の心配はいらぬ」
うまくやった?どういう事…
聞こうと三日月さんを見たら、何やら怖い笑顔…え、聞くなって事?
日付が変わっていたが、宴はまだ続いている
私は、まだ病上がりなので先に寝室へ向かった
障子から月の明かりが漏れていたので開けると
今夜は満月。どうりで暗い部屋が明るい訳だと納得した。
布団に入り、開けたままの障子の先の月を眺めた
『二週間か…』
私は、あの日から二週間も眠っていたらしい
聞いた時は驚いたけど、その間に傷は殆 ど治っていた
家族も、友達も皆んな取り戻す事が出来た。
本当に良かった…
………でも、何でこんなにも哀しい気持ちになるんだろう…
涙が溢れて止まらない…
もうあの家族には、私の存在は
ないんだ…
三日月さんの一声で騒がしさが消えた
「今回の件についてだが、敵の狙いは〝主〟だった」
え…私、、
「上川もあの時、改変出来なかった主を狙ったものだと推測している」
上川さんに会ったんだ…三日月さん…私の、私なんかの為に、、
「だが、結果的に奴らの狙いは阻止できたと言う事になる」
山姥切の言葉に、三日月さんが頷いた
「主の命が助かった事は変わりない。だから主、そたなの大事なものは取り返す事が出来たぞ」
『っ‼︎…皆んな、ありがとう…』
良かった、、、本当に良かった…
「だが、奴らはまた主を狙ってくるやもしれぬ。 その事を皆肝に命じてほしいのだ」
三日月の言葉に皆、真剣な眼で頷いた
「よし!今日は主の目覚め祝いに腕によりをかけてご馳走作っちゃうよ!」
「なら、俺も手伝おう」
「俺も」
燭台切の言葉に長谷部、薬研も部屋を出て行く
『三日月さん、あそこにいた女の子は大丈夫だったんですか?!』
「ああ、大丈夫だ。多分あれも奴らの仕業だろう」
『良かった…でも怖い思いは残ったままですよね、かわいそうに…』
「…それについては、上川達が上手くやったようだ。主の心配はいらぬ」
うまくやった?どういう事…
聞こうと三日月さんを見たら、何やら怖い笑顔…え、聞くなって事?
日付が変わっていたが、宴はまだ続いている
私は、まだ病上がりなので先に寝室へ向かった
障子から月の明かりが漏れていたので開けると
今夜は満月。どうりで暗い部屋が明るい訳だと納得した。
布団に入り、開けたままの障子の先の月を眺めた
『二週間か…』
私は、あの日から二週間も眠っていたらしい
聞いた時は驚いたけど、その間に傷は
家族も、友達も皆んな取り戻す事が出来た。
本当に良かった…
………でも、何でこんなにも哀しい気持ちになるんだろう…
涙が溢れて止まらない…
もうあの家族には、私の存在は
ないんだ…