月見草
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隣を歩く三日月さんが歩みを止めた
その瞬間、前にも感じた事がある感覚が身体を支配した
「主、心配するな、そなたはここにいてくれ」
そう言うと、手の温もりが消え三人は抜刀し戦闘態勢に入った
突如、私達の上空の雲が黒くなり渦を巻き出し、紅い稲光が地上に向けて落ちた
そこに居たのは、あの日見たモノだった
時間遡行軍との戦いが始まった
刀と刀が打 つかる金属音
肉を断つ音、がリアルに耳に入ってくる
彼らは、刀であるが今は人の形を得ていて…怪我をすれば血がでるのだ
それは、当たり前…でも…私にとっては当たり前ではない…命の危険なんて、生きてきた中で感じた事なんてない、目の前で起こってるのは時代劇ではない、ゲームじゃない!…リアルなんだ…
斬られて…血が…出て…
『あ…やま、山姥切!!』
腕を斬られた山姥切を見てしまい、足が勝手に動いてしまった私は、自分の置かれている状況を把握しきれていなかった
「?!逃げろ!!」
「大将!!」
二人の視線は私じゃなくて…私の真上にある
え?、、、
視線を辿った先は、私に刀を振りかざそうとしていた時間遡行軍が眼前に迫っていた
頭が真っ白になった私は、足が恐怖で動かなくた…ダメだ、このままじゃ!!
その刹那、藍色の衣が立ち塞がり、空には大きな三日月が現れ時間遡行軍は黒灰 となって散った
「主、心配いらない。もう終わったぞ」
三日月さんは、優しく笑った
張り詰めていた身体から力が一気に抜けでて、その場に腰を落とした…
『あり、がとう…三日月さん』
「大将に、怪我がなくて良かった」
「良くない!あんた、何で飛び出したりなんかした!」
『だ、だ、だって、あ!山姥切!腕は!』
「擦 り傷だ」
『本当に?!見せて!!』
「な!近い!平気だと言っている!布を引っ張るな!」
私から、自分を護ろうが如く布を体に纏い応戦する山姥切
この、頑固者!
〝主〟そう呼ばれて、振り返ると苦笑いの薬研と笑顔が何か怖い三日月さん…
「主、本丸へ帰るぞ」
『は、はい…』
え…何か怒ってます?!
その瞬間、前にも感じた事がある感覚が身体を支配した
「主、心配するな、そなたはここにいてくれ」
そう言うと、手の温もりが消え三人は抜刀し戦闘態勢に入った
突如、私達の上空の雲が黒くなり渦を巻き出し、紅い稲光が地上に向けて落ちた
そこに居たのは、あの日見たモノだった
時間遡行軍との戦いが始まった
刀と刀が
肉を断つ音、がリアルに耳に入ってくる
彼らは、刀であるが今は人の形を得ていて…怪我をすれば血がでるのだ
それは、当たり前…でも…私にとっては当たり前ではない…命の危険なんて、生きてきた中で感じた事なんてない、目の前で起こってるのは時代劇ではない、ゲームじゃない!…リアルなんだ…
斬られて…血が…出て…
『あ…やま、山姥切!!』
腕を斬られた山姥切を見てしまい、足が勝手に動いてしまった私は、自分の置かれている状況を把握しきれていなかった
「?!逃げろ!!」
「大将!!」
二人の視線は私じゃなくて…私の真上にある
え?、、、
視線を辿った先は、私に刀を振りかざそうとしていた時間遡行軍が眼前に迫っていた
頭が真っ白になった私は、足が恐怖で動かなくた…ダメだ、このままじゃ!!
その刹那、藍色の衣が立ち塞がり、空には大きな三日月が現れ時間遡行軍は
「主、心配いらない。もう終わったぞ」
三日月さんは、優しく笑った
張り詰めていた身体から力が一気に抜けでて、その場に腰を落とした…
『あり、がとう…三日月さん』
「大将に、怪我がなくて良かった」
「良くない!あんた、何で飛び出したりなんかした!」
『だ、だ、だって、あ!山姥切!腕は!』
「
『本当に?!見せて!!』
「な!近い!平気だと言っている!布を引っ張るな!」
私から、自分を護ろうが如く布を体に纏い応戦する山姥切
この、頑固者!
〝主〟そう呼ばれて、振り返ると苦笑いの薬研と笑顔が何か怖い三日月さん…
「主、本丸へ帰るぞ」
『は、はい…』
え…何か怒ってます?!