月見草
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ーオウマガトキー
それは、闇夜に差し掛かる夕暮れ時
人ならざるモノに出逢う時…或いは、不吉な時間と云われている。
今日は休日、友人と会った帰りに少し遠回りをして河川敷を歩いていた。
空を見上げれば茜色に群青色が混ざっている。
綺麗だなぁ、なんて思ってふと視線を前方に戻すと何故か違和感を感じた。
あれ、?なんか…おかしい…
おかしいのだ、だってさっきまで私意外にも河川敷を歩いていた人がいたのに、今は人っ子一人歩いていない。
風も、鳥の声も、車の音も何も聞こえない…
それに、纏わりつく様な不気味な気配が身体を包んだ。
ギシギシと身体が恐怖に軋む
足も鉛の様に重い
誰かっ!!
その時、鞄の中の携帯が震えた
急いで取り出すと、何故か見た事もない画面になっていた。
地図みたいな背景に朱い印…これは私の現在位置…で、その朱い印に近づいてくる黒い印…
え?え??
前後を振り返っても何も見えない!
だけど確実に私に何かが近づいてくる!
恐怖でどうしようもなく携帯を見ると、今度は桜の花びらが舞っている。
桜?そう思っていると携帯画面から桜吹雪が勢いよく出て、コンクリに落とした携帯がガシャンと音を立てた。
風が止んで瞼を開けると、そこには…
それは、闇夜に差し掛かる夕暮れ時
人ならざるモノに出逢う時…或いは、不吉な時間と云われている。
今日は休日、友人と会った帰りに少し遠回りをして河川敷を歩いていた。
空を見上げれば茜色に群青色が混ざっている。
綺麗だなぁ、なんて思ってふと視線を前方に戻すと何故か違和感を感じた。
あれ、?なんか…おかしい…
おかしいのだ、だってさっきまで私意外にも河川敷を歩いていた人がいたのに、今は人っ子一人歩いていない。
風も、鳥の声も、車の音も何も聞こえない…
それに、纏わりつく様な不気味な気配が身体を包んだ。
ギシギシと身体が恐怖に軋む
足も鉛の様に重い
誰かっ!!
その時、鞄の中の携帯が震えた
急いで取り出すと、何故か見た事もない画面になっていた。
地図みたいな背景に朱い印…これは私の現在位置…で、その朱い印に近づいてくる黒い印…
え?え??
前後を振り返っても何も見えない!
だけど確実に私に何かが近づいてくる!
恐怖でどうしようもなく携帯を見ると、今度は桜の花びらが舞っている。
桜?そう思っていると携帯画面から桜吹雪が勢いよく出て、コンクリに落とした携帯がガシャンと音を立てた。
風が止んで瞼を開けると、そこには…
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