0.序章
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ここは、冷たく、暗く、寂しい。
いますぐ、ここから出たい。
でも、今ここを出たら
あいつはまた1人になってしまう。
いいんだろうか。
大丈夫、だってこれは、夢だ。
夢から覚めればすべて忘れられる。
こんな気持ちになることもない。
でも、なんで。
足が動かない。
やっぱり、だめだ。
あいつはここから動けないのに、自分だけ逃げるなんて。
戻ろう。
夢から覚めて、ここから逃げたところで
おれは
どうせ1人なんだから