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Age of Ultron

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「研究データが消えてる。ウルトロンも消えた、インターネットを通って逃げたんだ」


「ウルトロン……」


「ファイルや監視カメラのデータに侵入された。私たちのこと、仲間より詳しい」


「プロフィールやネットだけじゃなく、もっと刺激的なものまで見たがったらどうする?」


『……核ミサイルのコードとか?』


「それだよ。大至急報告しないと。連絡できるうちにな」


「核ミサイル?私たちを殺すために?」


「殺すとは言ってない、全滅と言ったんだ」


「誰かを殺したとも言ってた」


「でも、ここには私たちしかいない」


戦いが終わり、ラボで情報の整理に共有している中、全員ここにいるのに一体誰を殺したのか、という疑問が起こる。


どこか一点を見たまま何も言わないトニーが、ぴくりと指を動かすと、そんな彼をヘレン博士に羽を見てもらっていたハナが見逃す訳もなく、小さなため息をついた。


『殺されたのが、人間・・だとは限らない。』


「どういうこと?ハナ


『子どものことは、親から話すべきなんじゃない?』


ナターシャはなんの事だと言わんばかりの表情で、ハナの方を向いた為、彼女はトニーを見据えるとゆっくりと歩みだし、タブレットを空中でかざした。


「ジャービス……そんな馬鹿な」


「彼が最初の防衛ラインだった。ウルトロンを止めようとしたんだな」


「おかしい。ウルトロンは、ジャービスを吸収できたはず……これは計画的では無い。

あまりに────衝動的だ」


中心に現れている壊れたジャービスを、バナーは衝動的だと述べ、ハナがどういうことだと口を開いた時、戻ったソーが大股でトニーに近寄ると、そのまま首に手をやり持ち上げた。


「おいおいおい、」


「また暴力か?」


「言葉を使えよ」


「言ってやりたい言葉なら山ほどあるぞ、スターク」


「ソー、アーマーは」


「……160km追って見失った。恐らく、北へ向かっている。を持ってな。

また、取り返す羽目になったぞ」


『fuck you』


「ドーラン、言葉に気をつけろ」


かなり苦労して手に入れた杖を、再び取られたことに対しての気持ちを呟いたハナは、険しい顔で指摘したスティーブに両手を挙げ降参のポーズをとる。


「やることがハッキリしたわね。ウルトロンを追うのよ」


「……でも、どういうこと?貴方が作ったプログラムでしょ?」


ヘレン博士の言葉に、再びトニーに注目が集まった。
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