拍手夢②「好きだ」と言わせてみた
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今日はチーム5D'sの皆と遊園地に遊びに来ていた。
本当は遊星とデートの予定だったんだけど、話を聞いた龍亞くんが「俺も行くー!」と騒ぎ出し、気がついたら人数が増えていた。
私も遊星も大勢の方が楽しいかとあっさり承諾し、結局皆で行く事になったのだ。
確かに皆と色んな所を回るのは楽しいけど、
元々はデートだったし遊星と二人きりになりたいな……と思っていた矢先、
珍しく遊星が「観覧車にでも乗らないか」と誘ってくれた。
もちろん私は快く頷いて、二人で観覧車に乗り込み、そして今に至る。
「遊星、見て! 綺麗な景色だよ」
「ああ、そうだな」
窓から遠くなっていく景色を指で差しながら、
遊星と観覧車で二人きりという夢にまで見ていた展開に内心ドキドキしていた。
ただいざ乗り込んだのは良いものの、この後何も会話が無くて、隣に座る遊星もずっと窓の景色を見ている。
――折角二人きりになれたのに、遊星ってば相変わらず無口なのよね。
と思いつつも、こうやって遊星と二人で過ごす静かな時間も好きだったりする。
観覧車ももうすぐ頂上を通過するのか景色も最高潮になった時、
ふいに遊星の手が、私の頬に触れた。
私は驚いて窓から遊星の方を向くと、遊星の唇が私の唇にゆっくりと重なってきた。
キスをしている時間はほんの数秒だったけど、私にとっては長い長い時間にも感じられた。
唇が離れていく瞬間、揺るぎない眼で私を見つめながら
「好きだ」
と、囁きと共に静かに抱き寄せられた。
しばらく二人で抱き合ったまま、ふと遊星の顔を見ると少し赤くなっていて、
柄にもなく遊星が照れているんだ、と分かってちょっと嬉しくなり、私は遊星の胸に顔をうずめるのだった――。
本当は遊星とデートの予定だったんだけど、話を聞いた龍亞くんが「俺も行くー!」と騒ぎ出し、気がついたら人数が増えていた。
私も遊星も大勢の方が楽しいかとあっさり承諾し、結局皆で行く事になったのだ。
確かに皆と色んな所を回るのは楽しいけど、
元々はデートだったし遊星と二人きりになりたいな……と思っていた矢先、
珍しく遊星が「観覧車にでも乗らないか」と誘ってくれた。
もちろん私は快く頷いて、二人で観覧車に乗り込み、そして今に至る。
「遊星、見て! 綺麗な景色だよ」
「ああ、そうだな」
窓から遠くなっていく景色を指で差しながら、
遊星と観覧車で二人きりという夢にまで見ていた展開に内心ドキドキしていた。
ただいざ乗り込んだのは良いものの、この後何も会話が無くて、隣に座る遊星もずっと窓の景色を見ている。
――折角二人きりになれたのに、遊星ってば相変わらず無口なのよね。
と思いつつも、こうやって遊星と二人で過ごす静かな時間も好きだったりする。
観覧車ももうすぐ頂上を通過するのか景色も最高潮になった時、
ふいに遊星の手が、私の頬に触れた。
私は驚いて窓から遊星の方を向くと、遊星の唇が私の唇にゆっくりと重なってきた。
キスをしている時間はほんの数秒だったけど、私にとっては長い長い時間にも感じられた。
唇が離れていく瞬間、揺るぎない眼で私を見つめながら
「好きだ」
と、囁きと共に静かに抱き寄せられた。
しばらく二人で抱き合ったまま、ふと遊星の顔を見ると少し赤くなっていて、
柄にもなく遊星が照れているんだ、と分かってちょっと嬉しくなり、私は遊星の胸に顔をうずめるのだった――。