進撃の巨人 - 小さな願い -
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訓練終了後、アンは髪を結い直していた、髪留めを大切そうに膝の上に乗せ木陰でのんびりと
『……えっとミカサだっけ?貴方』
ミ「…すみません、お疲れ様です」
そういいミカサはマフラ-で口元を覆った、『気にしないで』と隣を空ければ素直に座ってきた
ミ「随分とそれを大切にしてるんですね」
『これ?これね、私達、エルヴィン、ミケ、ハンジがまだ新兵の頃にねその3人がくれたの、当時の私はそこら辺にあるゴムで適当に髪を結ぶような人間だったからそれを見兼ねてねくれたんだ』
そう言いながら髪留めを嬉しそうに見つめる、そしてミカサのマフラ-へと目線をやる
『貴方のそれも大切なものでしょう?いつも身につけてるから』
ミ「…これは、エレンが」
『やっぱり、貴方にとって彼は大切な人なのね』
髪を結び終われば立ち上がる、『それじゃあね』と歩いていく
ミ「……自由の翼をまとった女神」
とミカサはアンの背中を見ながら呟いた
ハ「それ、随分と長持ちだね」
おちあったハンジにそう髪留めを指さされる
『もう5年くらい?もっとかも、3人がくれたものだからね、大切にしたいの』
そう笑みを浮かべるアンを見ればハンジも嬉しそうに笑みを浮かべた
ハ「よし、今夜はミケもエルヴィンもリヴァイも誘って飲もうか」
『ハンジがお酒から全部用意してよね』
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