進撃の巨人 - 小さな願い -
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『…駄目だ、頭回らなくなってきた』
書類に目を通していれば夜中の11時過ぎ、眠気が来るのも当然だ
そう呟きながら部屋を出る、夜風に当たれば目も覚めるだろうと
『流石にもう冷えてきたなぁ…』
通り抜ける夜風に攫われる呟きに腕を片手で摩っていれば背後から上着をかけられた
『ミケ…こんな時間まで起きてたの?』
無言だが頷く、これだけで伝わるものだ
エ「私が書類整理を手伝いをさせてたんだ、明日から新兵が来る、その為のね」
『そこで隠れてるつもりでいるリヴァイとハンジは?』
ハ「私もエルヴィンの手伝いに駆り出されてたんだよ」
リ「…俺はただお前らがうるさくて寝れなかっただけだ」
『嘘、みんなが心配で見に来たくせに』
アンの呟きにハンジが声を出して笑い出す、ミケはまた鼻で小さく笑った
『巨人化する人間、か……ねえ、その彼が他の穴も塞いだら前みたいに「笑い会えたらいいのに」…ハンジ』
「君の言うことはお見通しだよ」とでも言うようにハンジは笑みを浮かべる
『エルヴィンの怖い顔を見るのは懲り懲り』
エ「……すまん、それは謝る」