更新履歴

アニメの感想を更新しました。

2022/11/30 10:44
今回は今日になってようやくアニメを観ることができました。

で、ずいぶん今回は雰囲気が変わったなあと驚いています。
私はTwitterはONE先生のおまけ漫画やモブサイコの公式しか見ていないので、ファンの皆様がどんな感想を持っているのか知りません。
なので、サイトに書く感想は本音です。
もしかしたら言っちゃいけない感想かも…と時々ハラハラしますが、モブサイコが好きなのは変わりないので書こうと思っています。


感想で、現代アートみたいだと言ったので、ちょっとそれについて思い出を話したいと思います。

現代アートってよくわからないと言われます。
私もよくわかりません。
現代アート作家たちが模索するのは、見たことがないもの。いかに新しい手法を用いるかです。
しかもそこに各自の思想が反映されます。
自分はこういう思想を持っている。だからこのように描く。そういった理論を雄弁に語り、聞いてもらい、それに心を動かされた聴衆が作品を買う。だから、その思想、理論を聞かなかった人がその作品を見ても何がなんだかわからない。
そういった現象をひたすら起こしてきたのが現代アートです。
その業界では有名だったり、評価されていたりする。でも、その外にいる人が見ても理解できない。
そうなると、作品は誰のものなのかと思ってしまいます。
あくまで私の考えに過ぎませんが、本当は、作り手が伝えたいことが、見る人に伝わらなければ作品としては失敗だと思っています。
悲しい気持ちを表現した作品が、見る人にも悲しい気持ちが伝播するかどうか。
それが表現力であって、見る人の素直な感性、感想、それこそが本当の評価だと思っています。


ある時、私は画廊のオーナーと二人で外国のアートフェアを歩いて回りました。オーナーは業界では日本を牽引するトップギャラリーと言われるほどのオーナーでした。

その時、オーナーが「僕はね、本当は現代アートなんてわからないんだ。ただ、僕の画廊のお客様は僕を信じていて、僕が勧めた作品を買う、僕は作家を信じている」と言いました。
私はじゃあ作家は何を信じればいいんだろう…と思ったことを覚えています。
今なら作家は自分をのみ信じればよいと答えることができます。
残念ながらオーナーは、激務が祟り、心臓発作で亡くなってしまいましたが、現代アートの裏側を見ることができたのは貴重な経験だったなあと思っています。

モブサイコもまた、現代アート的な斬新さで、アニメ界を牽引すると思いました。

次回はといっても、もう今日の放送になりますが、楽しみです!

コメント

コメントを受け付けていません。