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感想・雑記にモブサイコの超能力についてをup

2021/10/09 23:09
私の仕事のひとつは場末の個人経営の飲食店です。
今回は台風16号が近付いて、マスターが私に、みんなで念じて台風を逸らすんだ!!と言ったのをきっかけに念動力や超能力について考えました(結局お店は臨時休業)

みんなで念じると言えば、昔読んだBL小説『グリーンデイズ~神々のラビリンス』(著者 不破飛鳥)を思い出しました。
本屋さんで見つけて、おお!エロそうな表紙!と邪な期待でジャケ買いしたんですが内容はSFでラストはめちゃくちゃ泣ける小説でした(エッチシーンもちゃんとあった)
感動した小説だったのであらすじを書きます。

核戦争が起きて、世界中の人々が核に焼かれる瞬間、人々は死にたくない一心で、もう一度やり直せたらと念じます。その念で地球は一ヶ月だけ戻ります。
けれども、一ヶ月後にはまた核に焼かれ、一ヶ月時間が戻ります。永遠の一ヶ月を生きることになった人々。
この一ヶ月は核戦争という事実があって生まれた一ヶ月なので、核戦争を回避することもできず、繰り返される念の放出によって、少しずつ超能力に目覚める人々が現れます。
人類にできることは二つ。時間のループを壊し、自分たちが死んでも、時間を前へ進めるか、永遠の一ヶ月を生き続けるか。

超能力者集団は二つに分かれます。
時間を進めたいグループ、時間をそのままにしたいグループ。

その中で主人公の青年は、時間のループを壊す思念エネルギーを増幅させる能力を持ちます。
三角関係の中で恋愛をしながら、超能力者集団からの接触があったりして、物語は終末に向かっていきます。
最後は時間のループを壊し、世界は前に進むことになるんですが、それぞれの最期が泣けました。何より悲壮感や感傷的ではなく、力強い意志と希望さえあるラストでした。

BLなのにこのスケール…!すごいなあ…と今でも思います。

タイムトラベルと言えば、これも古い映画なのですが『タイムマシン』もあります。
目の前で恋人を亡くした数学者の主人公が、恋人を救うためにタイムマシンを作り、タイムトラベルをする内容です。
ここでも恋人を救うことはできず、タイムマシンは恋人を亡くした理由から作ったものであり、タイムマシンがある限りその理由となった事柄は変えられないという結論でした。
主人公は最後は未来で自分の居場所を見つけます。

この『タイムマシン』の、何かを失った、それを取り戻すという話は、今でもあらゆるストーリーに見受けられます。

SFモノは時代が進むにつれて科学も進み、行き詰まってしまったと言われて久しいです。

でもやっぱり、未知の世界へ思いを馳せるのはロマンがあってやめられません。

あとやっぱり少年が好きです!
今回も高校生のモブ君ばかりを描いている反動で、モブ君を描きました。

モブ霊漫画『こひしかるべき』は今年中に完成させるのを目標にしています。

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