感想・雑記
モブ霊で心中ネタ
2017/01/22 12:26モブ霊で心中ネタを描きたい…。
もうあるのかな?ありそうですね。
森田童子を聴いていると、ドラマ高校教師のラストシーンがモブ霊になっていました…。
高校教師は最後の部分しか見ていませんが、元ネタにして、モブ霊心中ネタが浮かびました。
漫画で描きたいですが、描きません。なので、ネタを語るだけ語って消化したいと思います。
以下はモブ霊で心中話です。
文章はWikipedia風で…。
陽も暮れかけた冬の午後、所用を終えた霊幻は事務所から不審な物音を耳にする。
ドアを開けると、男にのしかかられ暴れるモブを目にする。
霊幻は咄嗟に男を殴るが抵抗され、掴み合いになる。男を押さえようとしつつ、モブに逃げるよう怒鳴り、モブはその場から走り去る。
数時間後、自宅にいるモブに霊幻から電話がかかってくる。
モブは霊幻に男に何かされなかったかと聞かれ、何もされていないことを伝える。
携帯を握りしめ安堵の笑みを浮かべる霊幻。その顔には返り血が飛び、足下には撲殺された男の死体が転がっていた。
霊幻はモブに、徐霊のアルバイトを解雇すること、霊幻名義で持たせた携帯を回収しに行くことを告げる。
死体はそのままに、事務所を出ようとした時、霊幻のつま先に千切られたと思われるモブの制服のボタンが当たった。霊幻はボタンをポケットに入れると、事務所をあとにした。
霊幻から電話を受けたモブの元に霊幻が現れる。
アルバイトを解雇されたことや、携帯を回収することに抵抗するが、霊幻の見たこともない表情に怯み、携帯を返す。
霊幻はモブに今回のことを詫び、受験勉強をしっかりやること、自分のことは忘れること、二度と事務所を訪れないことを約束させる。そしてそばにいた律にモブを守ってやってほしいと願い出る。
勘のいい律は頷きつつも、霊幻の身に大変なことが起きていることを悟る。
モブに気づかれないよう、霊幻を問いただすが、霊幻は答えず二人のもとを去る。
死体はすぐに発見された。姿を消した霊幻は重要参考人として、警察に追われることになった。
金銭トラブルでの殺人というニュースに、モブは事の真相を警察に訴えるため家を飛び出そうとするが、律に抑えられる。
律は、真実を言うことによって、モブが男に襲われそうになったことが世間に出る、それを隠すために霊幻は金銭トラブルをでっちあげた。霊幻の思いを無駄にしてはいけないとモブを諭す。
モブはこの時初めて霊幻を好きだったことに気付く。
律の制止を振り切り、霊幻を探すモブ。
片っ端から聞き回る中、物を自由に錬成する能力を持つ東尾から、ニュースになる前に霊幻が自分のもとを訪れたことを聞かされる。
霊幻は東尾に即死レベルの毒薬を頼んでいた。
訝む東尾に、霊幻は仕事で熊を退治することになったといい、それを信じた東尾は霊幻に毒薬を錬成して渡した。
モブはすべてを承知した。霊幻は死ぬつもりだと。真実と共に消えるつもりだと。
モブは東尾に同じ毒薬を作らせ、それを手にすると霊幻を追った。
霊幻の行き先は警察に忍び込むことによって知ることができた。
北へ向かう古びた列車に霊幻が乗り込む。
張り込んでいた警察や一般客が列車に乗り込もうとするが、皆なぜか足が動かない。
たった一人、学ラン姿の少年が列車に乗ったところで列車は北へ向けて走り出した。
霊幻はひとり、ボックス席に座り、窓の外を眺めている。
握りしめた手を広げると、モブの学ランのボタンがあった。
それを慈しむように見つめる霊幻。モブの身が汚されなかったことだけが霊幻の救いだった。
ふいに足音が近付く。
その気配に顔を上げると、霊幻の前にモブが立っていた。
驚き、諌めようとする霊幻をモブは抑え、隣に座る。
自分のボタンを乗せた霊幻の手のひらに自分の手を重ねる。
霊幻は絡められた指を見つめ、強く握り返した。
終着駅。
車掌は列車に残った乗客を調べて回る。
ボックス席に第二ボタンのない少年とスーツ姿の男がもたれあって眠っていた。
車掌は肩を叩いて車両をあとにしたが、二人の目が覚めることはなかった。
終。
以上、モブ霊で心中話でした。
読んでいただきありがとうございました。
今日…気がつくとこのネタを考えて一日が終わっていました…。
もうあるのかな?ありそうですね。
森田童子を聴いていると、ドラマ高校教師のラストシーンがモブ霊になっていました…。
高校教師は最後の部分しか見ていませんが、元ネタにして、モブ霊心中ネタが浮かびました。
漫画で描きたいですが、描きません。なので、ネタを語るだけ語って消化したいと思います。
以下はモブ霊で心中話です。
文章はWikipedia風で…。
陽も暮れかけた冬の午後、所用を終えた霊幻は事務所から不審な物音を耳にする。
ドアを開けると、男にのしかかられ暴れるモブを目にする。
霊幻は咄嗟に男を殴るが抵抗され、掴み合いになる。男を押さえようとしつつ、モブに逃げるよう怒鳴り、モブはその場から走り去る。
数時間後、自宅にいるモブに霊幻から電話がかかってくる。
モブは霊幻に男に何かされなかったかと聞かれ、何もされていないことを伝える。
携帯を握りしめ安堵の笑みを浮かべる霊幻。その顔には返り血が飛び、足下には撲殺された男の死体が転がっていた。
霊幻はモブに、徐霊のアルバイトを解雇すること、霊幻名義で持たせた携帯を回収しに行くことを告げる。
死体はそのままに、事務所を出ようとした時、霊幻のつま先に千切られたと思われるモブの制服のボタンが当たった。霊幻はボタンをポケットに入れると、事務所をあとにした。
霊幻から電話を受けたモブの元に霊幻が現れる。
アルバイトを解雇されたことや、携帯を回収することに抵抗するが、霊幻の見たこともない表情に怯み、携帯を返す。
霊幻はモブに今回のことを詫び、受験勉強をしっかりやること、自分のことは忘れること、二度と事務所を訪れないことを約束させる。そしてそばにいた律にモブを守ってやってほしいと願い出る。
勘のいい律は頷きつつも、霊幻の身に大変なことが起きていることを悟る。
モブに気づかれないよう、霊幻を問いただすが、霊幻は答えず二人のもとを去る。
死体はすぐに発見された。姿を消した霊幻は重要参考人として、警察に追われることになった。
金銭トラブルでの殺人というニュースに、モブは事の真相を警察に訴えるため家を飛び出そうとするが、律に抑えられる。
律は、真実を言うことによって、モブが男に襲われそうになったことが世間に出る、それを隠すために霊幻は金銭トラブルをでっちあげた。霊幻の思いを無駄にしてはいけないとモブを諭す。
モブはこの時初めて霊幻を好きだったことに気付く。
律の制止を振り切り、霊幻を探すモブ。
片っ端から聞き回る中、物を自由に錬成する能力を持つ東尾から、ニュースになる前に霊幻が自分のもとを訪れたことを聞かされる。
霊幻は東尾に即死レベルの毒薬を頼んでいた。
訝む東尾に、霊幻は仕事で熊を退治することになったといい、それを信じた東尾は霊幻に毒薬を錬成して渡した。
モブはすべてを承知した。霊幻は死ぬつもりだと。真実と共に消えるつもりだと。
モブは東尾に同じ毒薬を作らせ、それを手にすると霊幻を追った。
霊幻の行き先は警察に忍び込むことによって知ることができた。
北へ向かう古びた列車に霊幻が乗り込む。
張り込んでいた警察や一般客が列車に乗り込もうとするが、皆なぜか足が動かない。
たった一人、学ラン姿の少年が列車に乗ったところで列車は北へ向けて走り出した。
霊幻はひとり、ボックス席に座り、窓の外を眺めている。
握りしめた手を広げると、モブの学ランのボタンがあった。
それを慈しむように見つめる霊幻。モブの身が汚されなかったことだけが霊幻の救いだった。
ふいに足音が近付く。
その気配に顔を上げると、霊幻の前にモブが立っていた。
驚き、諌めようとする霊幻をモブは抑え、隣に座る。
自分のボタンを乗せた霊幻の手のひらに自分の手を重ねる。
霊幻は絡められた指を見つめ、強く握り返した。
終着駅。
車掌は列車に残った乗客を調べて回る。
ボックス席に第二ボタンのない少年とスーツ姿の男がもたれあって眠っていた。
車掌は肩を叩いて車両をあとにしたが、二人の目が覚めることはなかった。
終。
以上、モブ霊で心中話でした。
読んでいただきありがとうございました。
今日…気がつくとこのネタを考えて一日が終わっていました…。