芹霊を考えるとき、どうしてもプラトニックな純愛になります。
芹沢さんはすごく純粋で、世間知らずとか幼いという意味ではなく、心から清らかな人なんだと思います。
なので、霊幻とは関係を持たずに、でも一生そばにいる二人かなあ…と想像しています。
霊幻を好きだけど、恋愛を超えた純愛、みたいな。

モブ君と霊幻が関係を持っていることを知りつつも、霊幻が独りにならないよういつも傍にいてくれる人。

そんな芹沢さんを考えます。
モブ君はおそらく、受験シーズンになったら、霊幻の事務所を辞めると思います。
そして、そのまま卒業して、高校生になっていくのではないかと…。

実は霊幻の方がモブ君に想いを寄せている気がしてなりません。
なので、モブ君と付き合う霊幻は、もう他の人では駄目なんだと思います。きっとモブ君しか愛せなくなっているのではないかと。
たまに峰不二子みたいなお姉さんに誘われて一夜をすごしても(そこは霊幻も男ですから)それでもモブ君への想いは別。みたいな。

ただモブ君はどうなんだろう？
けっこうあっさり事務所を辞めそう。霊幻を置いて。
でも、たくさんの経験を積みつつ、節目節目には必ず帰って来るような。
なんとなくスナフキンみたいな感じでしょうか？顔も心なしか似てるし。
モブ君は強い部分があって、頑固と言っても過言ではない意志を感じます。
霊幻が自分を想っていることをいつでも受け止めて、自分はそれ以上に霊幻を想っていることを霊幻は知っているはずだ。みたいな。
そんな自信を持っているんじゃないかと。

互いに離れていても、心だけは離れない二人だと思います。

芹沢さんはまた質が違います。
どんな時でも側で霊幻を支え続ける愛。
側にいられるだけで幸せな純愛。
霊幻もそれに甘えることなく、自立した人間関係を築きつつ、でも、たまに無言で理由を言わず、少しだけ肩にもたれるくらいの甘えをみせるような…。

モブサイコを読んで、最初に思いついたお話が芹霊でした。
気がつくとモブ霊になっていましたが…。
モブ霊をみっちり描いたあと、モブ君が事務所を去ったあとの、モブ霊前提の芹霊を描いてみたいです。