感想・雑記

モブ霊の危うさ

2017/01/08 12:18
実は私は他の方が描かれたモブ霊を読んだことがありません。
なぜなら、読んでしまったら描けなくなるから。
絶対に満足してしまって、描かなくてもいいや~ってなってしまいそうだから。
だからまだ、描く喜びに浸っていたいです。

で、なんとなく、モブ霊には鬼畜ネタとか病んだ感じのが多いのかなと想像します。
まずモブ君に秘めた激情を感じる危うさと、霊幻に脆さを感じる危うさがあります。
モブ君の危うさは、バニーちゃんの病みネタより暗く危険だと思います。
霊幻も堕ちたらヤバい…。

歌手でいうと、森田童子の"二人で堕ちて駄目になってしまおうか…"とか、Coccoの監禁ネタ曲ベビーベッドの"きしむ肌を教えて壊れるくらい愛してあげる…"みたいな。

あとは切ない系、霊幻死にネタだと、幽霊が見えるモブ君の性質を生かして、映画ゴーストかシックスセンスみたいなオチとか。

そんな世界に容易に堕ちそうな危険をモブ霊に感じます。

自分で描いていても、時々、底なし沼の淵を歩いているような気持ちになります。

モブ霊にはなぜか、常に甘く優しい狂気みたいな闇がつきまとっているような感覚があります。

原作自体が光と影の強い作品だからでしょうか。


私の個人的な思いですが、だからこそ堕ちたくないと思っています。
明るく優しくしっかりした二人を描きたいです。

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