原作の絵がたまらなく好きです！
でも真似できない！
アニメの絵も好きです！
でも描けません！

今、公式ガイドブックを眺めながら、自分の絵柄を考え直したりしています。

できれば原作やアニメの絵が描きたいです。時々、描いていてちょっと似てたりするとすごく嬉しくなったりします。
なのに上手く描けない！
絵柄が定まらない…！
完コピができないんです。
かといってアニメの完コピをしたいのかと言えば、ちょっとためらいます。
できたら原作の完コピがしたいです…。

私はずっと前にコナンで同人活動をしていました。
コナンが国民的アニメになるずっと前です。初めて劇場版になった時は、嬉しくて唯一のグッズだったテレホンカードを買いました。
その時はギャグ漫画とキャラクター分析をした内容の同人誌を、栄光や大陽などでオフセット印刷(当時はそれしかない)してイベントに行っていました。

青山剛昌先生は私の漫画の先生です。
あの見事な線を研究して、コマ割り、見せ方、枠線の太さ、枠線の間隔、ページ配分、ベタの使い方、話の進め方など、とにかく観察して同じように描けるまで練習していました。

それからだいぶ年月が経って、モブサイコにハマり、再び二次創作漫画を描き始めましたが、初めてのデジタルで悪戦苦闘…、絵は今だかつてないレベルの下手さになり、初めてのR18でも上手く描けず今にいたります…。

Gペンを握りたい…。

でも、ONE先生がエンタメウィーク(2016.1.10)のインタビューの中で「誰もが自分の漫画しか描けない」と言った言葉が凄く印象的で、今までの二次創作漫画の概念が180度変わりました。

自分の漫画でいいんだと。

きっと私も自分の漫画で描くモブサイコになっていると感じて、やっとそれを受け入れることができました。

それを忘れず、公式ガイドブックを開きながら、少しでも吸収できたらなあ…と思いつつ、やっぱりスーツの描き方はコナン原作の方が綺麗で好みだったりしますし、スーツのノウハウは王様の仕立て屋を見本にしたいですし、まだまだ勉強していきたいと思っています。


そういえば、ガイドブックに霊とか相談所の間取りがあって、やっぱり不思議な部分が気になって仕方がありませんでした。
水回りの位置とか、階段の場所、外観と間取りが合わないところなど…。

アニメはアニメで、原作は原作。ONE先生が言う“誰もが自分の漫画しか描けない”ということを大事に、私は私の間取りで描いてみようかなと思ったりしました。

公式ガイドブックを見たり、原作と比べたりして考察するのはとても楽しいです。

できたら調味市の地図とか欲しいなあ…と思いました。