薬にもならない
名前変更
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
鬼殺隊に入隊して、いくつかの任務をこなした頃、鎹鴉から新たな指令が言い渡された。
鬼が潜むと噂されるところへ行き、その先で別の隊士と合流せよとのことだった。
任務先にはすでに隊士が向かっているそうで、ナマエもすぐに準備をして任務へ向かった。
○
向かった先で何人かの隊士達と合流した。
鬼はこの近くの山に身を潜めており、夜になると、ふもとの町から人を拐っていくという。
日が沈んでから、2人組になり周囲の探索を行うことになった。
○
日没からそれほど時間は経っていないため、町はまだ賑わいをみせていた。
「あの、私あなたと同じ最終選別にいたんだけど…覚えてる?」
合流した隊士達の中に、なんと最終選別のときの彼女がいたのだ。さらに、彼女と組んで探索をすることになった。
これも何かの縁だと思ったナマエは、会話を試みてみたのだが、彼女は少しの間ナマエの顔を見つめると「はい」とだけ答えただけだった。
「私他の人と任務するの初めてなの、よろしく。私、#ミョウジ#ナマエです」
「…胡蝶しのぶです。」
よく見ると眉間にシワがよっている。
思っていたよりも気難しい人みたいだ。
―02.綺麗な花には―