今日は七夕って行事の日らしいよ
僕はあんまり興味はないんだけどね

短冊とやらに願い事を書いて
竹に紐で吊るすんだって


でもさ、願い事って神頼みするものなの??
僕なら自分で叶えようとするけど

だって神が本当に存在するかなんて
正直言って怪しいでしょ


あぁ、でも君の願い事は気になるな
ねぇ、短冊に書かないで僕にだけ教えてよ

何で??って、理由を聞くんだね
理由ね・・・・教えてあげない


ぷっ、頬膨らませて拗ねちゃったね
ごめんごめん、少し苛め過ぎちゃったかな

君があまりにも楽しそうにしてるから
つい、からかいたくなったんだ


僕はね、君が好きだよ
泣き顔も怒った顔も笑顔も拗ねた顔も全部好き

嫌じゃなければ抱きしめさせて
何故だか君を抱きしめたいんだ


どうしてだろう??
君が消えてしまうって思ったから??かな

いつもは、凄く元気なのに
時々、儚くて存在自体が消えてしまいそうって思った


もしも、君が全てを諦めてしまったら
僕が・・・・君を殺してあげるよ

生きることに疲れたっていうのなら
その時は、僕の手で君の生に終止符を打ってあげる



☆ＥＮＤ☆